県立佐原病院

かとう裕太

健康福祉常任委員会と文教常任委員会が開催 傍聴後に成田土木事務所に多古町の地元要望

2025年9月25日、令和7年9月定例県議会における健康福祉常任委員会と文教常任委員会が開催されました。かとう裕太は健康福祉常任委員会を傍聴いたしました。病院局の所管する部分において、病院局長から令和6年度病院事業会計の決算見込みについてご説明があり、入院収益の増加により医業収益が増加したものの、病院事業費用は、給与改定に伴う人件費の大幅な増加や、物価の高騰に伴う委託費等の増加により、前年度より増加し、結果として当期の純損失は、57億7,750万円となり、11年連続の赤字かつ過去最大の赤字幅となったとの報告がありました。全国的にも自治体病院の決算状況を見ると、86%が経常赤字で95%が医業赤字という状況の中ですので、公立病院の経営が大変厳しい状況になっています。そういった中で、県立佐原病院の決算を見ますと、12億円の純損失となっており、依然として厳しい経営状況の中にありますが、千葉県立病院経営強化プランの中にある経営目標の数字よりは赤字幅が縮小しているということで、先輩議員の中からは経営改善に向けた県立佐原病院の院長の姿勢を評価する声もありました。県立佐原病院は、私が生まれた病院でもありますので、今後も地域の医療を支える存在としてあり続けるために、状況をしっかりとチェックして参りたいと思います。健康福祉常任委員会を傍聴した後は、成田に移動し、成田土木事務所に伺いました。多古町の道路等について地元の方々からご意見をいただきましたので、ご対応いただけるように要望いたしました。千葉県議会議員になってから、地元の香取市・神崎町・多古町以外にも伺う機会が大変多くなりました。千葉県は広いな、と思う一方で、各地域の魅力を実感したり、課題などにも直面したりすることも多くなりましたので、学んだこと、吸収したことを地元のために還元し、そしてまた千葉県を盛り上げていきたいな、と再実感している日々です。さらに頑張って参りますので、活動をチェックしていただければと思います。明日は所属する総合企画企業常任委員会が開催され、質疑をする予定です。
かとう裕太

議会運営委員会が開催 令和7年6月定例県議会に向けて

2025年5月21日、令和7年6月定例県議会に向けて議会運営委員会が開催されました。令和7年6月定例県議会の日程や会議の進め方について話し合われました。6月定例県議会では、予算案6件、条例案3件、契約締結12件、和解1件の22件の議案が提出される予定のほか、諮問1件、報告2件がある予定です。議会運営委員会の後には、議案等についての説明を受けました。予算案については、前提として、令和7年度当初予算は3月に千葉県知事選挙もあったことから、いわゆる骨格予算として、人件費や社会保障費などの義務的経費のほか、工程上年度当初から着手することが必要な事業、新規事業であっても安全・安心の確立に向けて一日も早く取り組むべき事業などについて、必要な予算を計上していました。千葉県知事選挙で熊谷知事が2期目の当選をしたことから、令和7年度6月補正予算は、政策的判断を要する経費や新規事業、投資的経費のうち新規着手分などを中心に、「肉付け予算」として編成したということです。