茨城空港

かとう裕太

茨城空港を視察 機能強化の検討と東関東自動車道の開通の効果 ちば自民党青年局

ちば自民党青年局で茨城空港を視察いたしました。茨城空港は、2010年3月に供用開始された空港で、開港当初は年間約20万人の利用であったところ、2025年度には過去最多の利用となり、ターミナルビル供用当初に想定していた年間利用者数81万人を上回りました。実際に現地を視察して、茨城空港が当初の想定を超える利用実績をあげていること、そして今後のさらなる需要増加に対応するため、機能強化の検討が進められていることなどの説明を受けました。現在のターミナルビルは、国内線・国際線それぞれ1時間に最大1便を受け入れることを前提に整備されており、2便以上の同時対応には課題があります。そのため、茨城県ではターミナルビルの拡張や最新検査機器の導入などについて検討を進めています。色々な検討がされているようですが、2便以上が同時に円滑かつ安全に出到着できる空港機能を確保しつつ、「旅客も航空会社も使いやすいコンパクトな空港」という茨城空港のメリットを維持するという方向性は、大変重要だと感じました。茨城空港は、無料駐車場からターミナル、そして搭乗までの距離が非常に短い空港です。開業当時、国内線と国際線を備えた空港としては日本で最もコンパクトな空港であった、というお話も伺いましたが、実際に視察してみると、駐車場から飛行機に搭乗するまでの動線が非常に短く、利用者にとってわかりやすく、使いやすい空港であることを実感しました。一方で、利用者数が増えれば、保安検査、手荷物受け取り、待合スペース、飲食・物販、駐車場など、さまざまな面で新たな課題も生じます。コンパクトさという強みを維持しながら、どのように機能強化を進めていくのか、今後の検討に大変注目しています。さらに、茨城空港へのアクセスという点では、東関東自動車道の整備も大きなポイントです。現在、鉾田・潮来間31kmは工事中で、令和8年度の開通が見込まれており、行方ICから鉾田IC間については令和8年度半ばの開通を目指すとされています。この区間が開通すれば、香取地域を含めた千葉県側から茨城空港へのアクセスは大きく向上することが期待されます。成田空港や羽田空港が利用できない場合の「第3の空港」としてのリダンダンシー(冗長性)の確保などの面でも、大変重要だと考えます。今回の視察を通じて、茨城空港は、単に航空需要に対応する施設というだけでなく、地域の発展や広域交通ネットワークの中で大きな役割を担う存在であると感じました。千葉県においても、成田空港のさらなる機能強化、圏央道や東関東自動車道などの道路ネットワーク整備、そして空港周辺地域の発展を一体的に考えていくことが重要です。今後も、近隣県の取り組みからも学びながら、香取地域、そして千葉県の発展につながる交通インフラ整備、空港政策、地域振興にしっかりと取り組んでまいります。