かとう裕太の一般質問全文 令和3年6月香取市議会定例会−ワクチン接種・選挙制度・情報の公開

香取市役所一般質問

みなさんこんばんは。香取市議会議員の加藤裕太です。

 

2021年6月9日、令和3年6月香取市議会定例会において、かとう裕太は全体の4番目で登壇して一般質問を行いました。

 

今回はワクチンの接種、よりアクセスしやすい投票制度・選挙制度、情報の公開について伺いました。

 

いつものように、かとう裕太の一般質問の全文を掲載いたします。

 

今回も文量がかなり多く、数えてみると、かとう裕太の発言だけで11,000字を超えていますので、お読みになる際はご注意ください。

 

目次

かとう裕太の一般質問 令和3年6月香取市議会定例会

かとう裕太

こんにちは。1番議員是々非々の加藤裕太です。香取市議会会議規則第62条1項、2項にもとづき、通告に従って一般質問をいたします。今回は大きく分けて3つの項目について伺います。

 

1点目は、ワクチンの接種について、2点目は、よりアクセスしやすい投票制度・選挙制度の確立について、3点目は、市民のみなさんへの情報の公開・情報提供・広報について、です。

 

まず、1点目のワクチンの接種について、ですが、新型コロナワクチンの接種も、65歳以上の高齢者の方々への優先接種のフェーズに入ってきており、徐々に接種回数も増えてきています。

 

すでに始まっている自衛隊大規模接種センターでの接種や、これから開始される千葉県高齢者ワクチン接種センターや、企業・大学での職域接種などの取り組みもあり、日本全体で見たワクチン接種のスピードは加速し始めています。

 

香取市においても、5月10日の週から高齢者施設の入所者の方々や施設の従事者の方々等へのワクチン接種が始まっており、その他の65歳以上の高齢者の方々についても、6月1日から各医療機関等で個別でのワクチン接種が始まった、というところだと思います。

 

和歌山の個別接種をメインとした事例が現在のところうまくいっていると報道され、同じような接種体制をとる香取市にも期待が集まるところだと思います。

 

接種が軌道に乗るまでは、いろいろな混乱などもあるとは思いますが、今後市民のみなさんの大多数にワクチン接種が完了するまでには、まだ先は長いと思いますので、接種を進めながら早めに体制や運用を確りと固めていっていただきたいと思います。

 

ワクチン接種に関しては、市民のみなさんの関心も高いところだと思いますので、香取市として、これまでワクチン接種をどのように進めてきたのか、確認したいと思います。

 

そこで、伺います。香取市のワクチン接種体制について、最終的にどのようなかたちをもって6月1日からの接種に臨んだのでしょうか。また、そのような体制をとった理由や経緯などにはどういったものがあるのでしょうか。

 

次に、2点目の、よりアクセスしやすい投票制度・選挙制度の確立について、ですが、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大するにつれて、行政や政治への関心も高まってきているように感じます。

 

国の施策はもちろんですが、地方自治体の施策についても連日報道されるようになり、新型コロナ対策やワクチン接種など、各自治体での取り組みについても注目されるようになってきていると思います。

 

多くの方々が国や自治体の施策に関心や、いろいろなご意見を持つようになってくると、その声を反映させるための選挙というものも重要性を増してくると考えます。

 

現在の日本では、選挙によって選んだ代表を通じて、市民のみなさんの多様な意見を行政や議会に反映させていくという、間接民主制が取られていますが、市民のみなさんの多様な意見を確りと反映するためには、選挙での投票の機会の確保、そして、選挙への立候補の機会の確保が重要になってくると考えます。

 

投票制度について、よりアクセスしやすい投票制度を確立するために、いろいろなことに取り組んできている自治体もあります。

 

2021年3月21日に執行された千葉県知事選挙について見てみても、自治体によっては期日前投票を住民の方々が行きやすい施設の中に設置して、買い物等のついでに投票をできるようにしたり、投票所まで遠い地域の方々で交通手段を持たない方々が投票できる機会を確保するために、車に投票箱等を積んだ移動投票所を設置したりしたところもありました。

 

選挙の投票率というものはいろいろな状況によって変化するものだとは思いますが、各自治体がそれぞれの地域に合わせて工夫をしていって、投票の機会を確保していくということが重要だと考えます。

 

そこで、伺います。香取市での選挙において、これまで投票の機会の確保や立候補の機会の確保のために行ってきた取り組みにはどういったものがあるでしょうか。

 

次に、3点目の市民のみなさんへの情報の公開・情報提供・広報について、ですが、最近では、新型コロナウイルス感染症関連の情報や、災害時の情報等、短い時間でたくさんの方々に情報をお届けする必要がある場面が増えてきており、そういった場面でSNS等を活用して、行政から情報を能動的に市民のみなさんに届ける、プッシュ型の通知や情報配信の有用性が注目されてきました。

 

プッシュ型の情報配信の便利なところは、市民のみなさんが情報を調べたり、問い合わせをしたりする負担を軽減することができることや、行政の側から多くの方に一斉に情報をお届けできることなどだと考えます。

 

千葉市は、2021年から、こういったメリットを災害等以外の制度のお知らせに活用する、「あなたが使える制度お知らせサービス(略称:ForYou)」というものを始め、健康診査や子育て支援関連手続きを中心に23の制度のお知らせを、千葉市公式LINEアカウントを通じて市民のみなさんに通知しています。

 

このサービスは、千葉市が保有する住民情報を活用し、通知を希望した各制度の受給対象者となる可能性のある方に対して、LINEのメッセージで個別にお知らせを送るもので、福祉を必要とする人ほど時間に余裕がないことが多く、制度にたどり着けない、という問題を改善し、受給漏れの防止等につなげることを目指しているようです。

 

どこの自治体でも発生しうることだとは思いますが、実施している事業が、あまり知られていないため利用されておらず、支援が必要な人に届いていない、といったことは、なるべく少なくできた方がいいと考えます。

 

そこで、伺います。香取市では市民のみなさんの行政の手続き漏れを防止するために、どういった方法で周知を行っているでしょうか。

 

以上で壇上での質問を終わります。よろしくお願いいたします。

 

畔蒜孝福祉健康部長

香取市でのワクチン接種は、できるだけ近くで、できるだけ安心・安全に、できるだけ多くの方に、をコンセプトに実施計画を定めました。

 

これは、近くの病院、診療所で、接種会場への移動や疾患の有無等、様々な面を考慮し、普段から通いなれた病院・診療所での接種を基本とした個別接種方式をメインとし、併せて集団による接種方式を採用して、個別接種をカバーするといったものです。

 

ワクチンの接種体制につきましては、当初から、香取郡市医師会等に相談の上、検討を重ねてきたところであり、今後も、実際に接種を行っている現場の医師会の意見を参考に、よりよい方法を検討し、適宜、最適化を図ってまいります。

 

 

嶋﨑真徳選挙管理委員会書記長

これまでに行ってきた投票の機会の確保の取り組みについてお答えします。

 

香取市では、当初から期日前(ぜん)投票所を市役所、各支所・市民センターの4箇所に設置し、住所地に関わらずどの期日前投票所でも投票できる体制としています。

 

また、当日の投票所については、原則として、歩いて投票に行くことが可能な旧小学校区に投票区を配置し、投票所の選定にあたり、駐車場があり、バリアフリーで、土足での立ち入りが可能な公共施設を使用することとし、投票環境の向上を図って参りました。

 

また、令和3年3月21日執行の千葉県知事選挙では、市役所と小見川市民センターの2箇所の当日投票所で、電子選挙人名簿による受付、名簿対照を行う「当日投票システム」を新規に導入し、選挙人の受付け時の待ち時間短縮にも取り組んだところでございます。

 

宮﨑秀行経営企画部長

私からは、市民への情報提供に係るご質問に、お答えします。

 

香取市では、まず、行政手続きに係る情報提供について、各課等からの個別通知に加え、広報紙やホームページにより、随時、必要な情報を発信しております。

また、健康づくり、生涯学習や防災の分野において、ツイッターを活用し、必要な情報の周知に努めております。

 

なお、議員お話のプッシュ型の情報配信につきましては、現在、総合的な観点による考え方等のとりまとめや、仕組みの導入に着手しておりませんが、引き続き、幅広い年齢層に対応したツールを用い、必要な情報が確実に届く体制の強化に努めてまいりたいと考えております。

 

かとう裕太

ありがとうございます。

 

引き続き、一問一答にて質問をいたします。

 

まず、新型コロナワクチン接種についてですが、これまでの準備と対応、接種状況について、伺います。

 

これまでの接種や予約の状況について、医療従事者の方々や高齢者の方々への接種回数、1回目・2回目の接種が完了した数、現在1日あたりどれくらいの接種回数か、また、直近までの接種予約の総数と65歳以上の高齢者の方々の予約率などのデータがあれば伺います。

 

畔蒜孝福祉健康部長

これまでの香取市民の接種状況につきまして、高齢者への接種については、6月6日現在で、1回目が3,055件、2回目が160件、実施済みの報告がされている状況です。

 

接種券未送付の香取市民である医療従事者と高齢者施設等の従業員については、現在、把握できるのは3月接種分となりますが、香取市内勤務者で、1回目が235件、2回目が19件となっており、市外勤務者の1回目が115件、2回目が5件、実施済みの報告がされています。

 

また、各医療機関では診療曜日が異なっておりますので、医療機関から報告された接種可能回数、集団接種での接種回数を週単位で集計しますと、1週あたりの接種可能回数は、5,242回となる見込みです。

 

ワクチン接種の予約については、これまで、各個別接種医療機関において受付しており、医療機関からは、予約可能、不可能、若干空きあり等の予約状況を市に報告いただいております。

 

現在、接種予約数のとりまとめを進めているところですが、各医療機関は、通常の診療業務に加え、ワクチン接種業務等も始まり、大変、多忙な時期でもあります。

香取市としましても可能な限り、正確な情報の把握に努めてまいりたいと思います。

 

 

かとう裕太

データを確りと取るということは、今後の施策を考える際に重要だと考えますので、データを取りやすい仕組みづくりも含めて進めていっていただきたいと思います。

 

ワクチン接種については、各自治体で接種体制を整えて、日々接種を進めているところだと思いますが、残念ながら連日報道されているように住民のみなさんに不公平感や焦燥感を感じさせてしまった自治体もあったようです。

 

例えば、予約に関して、予約が殺到して電話が繋がらなかったり、予約ページから予約ができなかったり、予約システムの不具合があったり、予約が重複してしまったり、といったトラブルがあったようです。

 

他にも、ワクチンの保管がうまくできなかったり、キャンセル分を廃棄しなければならず無駄になるワクチンが出てきてしまったり、誤ってワクチンではなく生理食塩水を接種してしまったり、といった例もあったようです。

 

そこで、伺います。

 

香取市においては、現在のところそういったトラブルは発生していないのでしょうか。

 

特に、接種の予約について、集団接種ではコールセンターのキャパシティを増強しているのだと思いますが、個別接種では病院や診療所へ直接電話をして予約をするかたちになっていると思います。

 

病院や診療所に予約の電話が殺到して、業務を圧迫するようなケースは発生していないでしょうか。

 

それを見越して事前に打った対策などがあれば併せて伺います。

 

 

畔蒜孝福祉健康部長

ワクチン接種の予約開始時には、全国各地で混乱が生じていたため、香取市では、事前に、広報、防災無線、ホームページ、自治会による各戸配付、新聞折り込み等で、広く周知を行い、ワクチンは確保されているため、慌てずに冷静な行動をされるようお願いしました。

 

また、ワクチン接種に関する相談の増加が予想されたため、市のワクチンコールセンターの回線を増やし、対応を行ったところですが、医療機関によっては、予約開始当初は、終日、電話対応に追われ、また、朝早くから予約希望者の列ができる等の混乱も生じた、とも伺っております。

 

現在、ワクチン接種予約等の環境整備のため、各医療機関に対する「新型コロナウイルスワクチン接種円滑実施支援金」を6月補正予算案に計上するとともに、課題の解消を図り、円滑な接種に向けた香取郡市医師会との協議を進めているところです。

 

この他の案件としまして、先日、公表させていただきましたが、医療機関での医療用冷凍庫の不具合により、ワクチン保管温度に逸脱があり、ワクチンを廃棄せざるを得なくなったという事例がありました。

 

なお、この案件につきましては、各医療機関にも情報共有し、再発防止を図っております。

 

かとう裕太

ワクチンの保管温度逸脱事案については、先日プレスリリースもありましたが、再発防止のためもそうですし、他の自治体でのような事例も発生させないようにするためにも、情報共有の強化をお願いいたします。

 

次に、余剰ワクチンへの対応ですが、予約のキャンセル等が発生した場合に、余ったワクチンを廃棄しないようにするための対応というのも重要になってくると考えます。

 

対応のひとつとして、余ったワクチンの接種についての基準等を決めておいて、それに沿って余ったワクチンを他の方に接種していくということを進めていくのがスムーズなのではないかと考えます。

 

例えば、キャンセル待ちのリスト等を作成して、順に接種していくとか、人が集まる学校や幼稚園、保育所などの方々に接種していくとか、その他にもいろいろなやり方ができると思いますので、ワクチンの廃棄をできるだけ少なくするようにしていただければと思います。

 

厚生労働省は5月25日に自治体に向けてワクチンの余剰が発生した場合は廃棄せずに接種券を持っていない方への接種も検討すること、という事務連絡を送付しています。

 

いろいろなご意見はあると思いますが、できる限りワクチンを無駄にしないように、柔軟に対応していく必要があると考えます。

 

そこで、伺います。

 

香取市ではそういった余剰ワクチンの接種の基準等を定めて公表し、実際に基準に沿って接種をしているのでしょうか。

 

また、その他にも廃棄するワクチンが出ないようにするための方策等を検討されているようでしたら伺います。

 

畔蒜孝福祉健康部長

香取市では、個別接種が主体の接種体制のため、各医療機関において、キャンセル対応要員を確保していただくよう要請してきました。

 

接種開始当初は、国の通知等に則った接種券を有する方のみが、接種できるものとされていましたが、各市町村の裁量による実施が可能とされたため、現在、医療従事者、接種券を有する方、まだ接種券が配付されていない市内対象者、の順に国の優先順位に沿った接種基準を具体的に定めているところです。

 

また、これから開始する集団接種におきましては、集団感染のリスクを伴う、市内の保育所職員、幼稚園・小中学校の教職員、地域包括支援センター職員や介護認定調査員など、香取市実施の福祉事業関係の職員等を優先接種順位者と位置づけ、接種待機者として登録を行う予定です。

 

あらかじめ名簿に登録しておくことにより、すぐに接種を受けることができるよう、体制を準備しているところです。

 

かとう裕太

こういったものは事前に決めて公表しておくことで防げるトラブルもあると思いますので、今後も確りと対応をお願いいたします。

 

また、お子さん方や高齢者の方々と接する機会のある方々への接種の体制も準備されているということで、確りと体制を整備していただくようお願いいたします。

 

今後ワクチンの接種を軌道に乗せていくためには、ワクチンの接種によって得られる利益と、副反応等のリスクの両方の正確な情報を確りとお知らせしていくことが肝要だと考えます。

 

利益については、イスラエルやイギリスなどの諸外国の事例が報道等でも取り扱われ、治験や研究などの結果も紹介されるなど、みなさんにわかりやすく伝わっているのかなと思います。

 

その一方で、リスクの面については、科学的根拠に基づかない情報などが拡散されてしまって、みなさんが冷静に判断できない状況に陥ってしまう可能性があると考えます。

 

そうならないためにも、正確な情報を公開、発信していく必要があると思います。

 

そこで、伺います。

 

現時点までの市内でのワクチン接種で、ワクチン接種後の副反応疑いの報告は何件あるでしょうか。

 

それは全体の接種数の何%になるでしょうか。

 

また、あるとすれば副反応疑いへの対応はどのように行われたでしょうか。

 

その後の経過などもわかれば伺える範囲で伺います。

 

畔蒜孝福祉健康部長

令和3年6月4日時点で、香取市内の医療機関から国への報告例はありません。

 

これは、副反応がないということではなくて、副反応があっても医師が、国への報告が必要な程度と判断したものがなかったということです。

 

したがって、副反応疑いへの対応についても、特に報告するような重い副反応についてはなかったということで、特に対応したものもないということです。

 

かとう裕太

今のところ報告事例はないとのことですが、これから接種数が増えてくると、統計的には副反応疑いの報告も出てくるかとは思いますので、確りと対応できる体制を整備していただきたいと思います。

 

今回の香取市でのワクチン接種については、香取郡市医師会のみなさんをはじめ、各病院や診療所の医療従事者のみなさん、接種体制を整備して運用していく職員のみなさんや、スタッフのみなさんなど多くの方々のご協力があって可能になっているものだと思います。

 

実際に接種を行っていく中で、改善点の提案やいろいろなご要望などがあると思いますが、それらを吸い上げる仕組みなどはあるのでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

包括的な業務支援を委託している事業者が、医療機関向け事務局「香取市コロナワクチン支援センター」を設置し、医療機関専用の電話番号により各種相談、意見等を受付しております。

 

提案や要望については、内部にて協議を行った上、香取郡市医師会と相談を行い、改善方法の検討を図っております。

 

かとう裕太

これまでにどんなご提案やご要望などがあったでしょうか。

 

また、それらは具体的に反映されたでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

これまで、ワクチン接種予約方法についてや、かかりつけ医のない方への対応について、副反応リスクの高い方の対応について等の要望、提案がありました。

 

これらは、香取郡市医師会と協議を行い、希望により香取市の予約システムを使用してもらうことや、集団接種回数の増加に向けた検討、また、2次医療機関である県立佐原病院へ協力要請する等の対応を図っているところです。

 

 

かとう裕太

今後もスムーズな接種のために、ご要望やご提案を確りと反映できるようにしていっていただきたいと思います。

 

次に、接種のスケジュールについてですが、政府はワクチン接種について、7月末までに高齢者の方々への2回の接種を完了させることを目標に掲げて、接種のスピードアップを図っているようです。

 

そこで、伺います。

 

現時点で香取市では高齢者の方々への2回の接種はいつ頃完了する見込みでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

高齢者の接種につきましては、国から希望する方の接種を7月末までに完了するよう要請があったことから、当初は、8月中旬頃完了見込みであったスケジュールを、各個別医療機関に協力を依頼し、7月末までには目標接種率である80%の高齢者が接種できるだけの体制確保ができたところです。

これを目途に取り組んでいるところでありますが、より早期の接種が可能となるよう集団接種回数の拡大等の検討を進めております。

 

また、すぐに接種を希望している方ばかりではないので、その方々につきましては、8月以降も引き続き接種を実施してまいります。

 

かとう裕太

今後も接種回数の拡大等を含め、早期の接種ができるように、引き続き確りと進めていただければと思います。

 

次に、今後に向けた取り組みについてですが、今後、高齢者の方々への接種が完了すると、対象を広げて接種が進んでいくと思います。

 

現在のところ、高齢者以外の方々への接種はいつ頃開始され、全体的に2回目の接種が完了するのはいつ頃になる見込みでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

高齢者以外の方の接種につきましては、8月上旬から基礎疾患を有する方等の接種を開始し、8月中旬からそれ以外の方の接種も並行して行い、11月には、全体の接種が完了する見込みであり、それだけの接種体制を確保しております。

 

なお、高齢者以外の方の接種開始時期については、概ね高齢者の接種が終了した医療機関から、随時、対象者を移行していく予定です。

 

かとう裕太

11月には全体の接種が完了見込みで、接種体制も確保されているということですので、あとはどれだけ接種を広げることができるか、ということになってくると考えます。

 

今後ワクチン接種の対象が広がってくると、現在のように平日の昼間に病院や診療所、集団接種会場が開いていたとしても、人によってはなかなか足を運べず、接種がなかなか進まなくなる可能性もあると考えます。

 

そういった方々に合わせて、接種の対応時間の拡大や、土日の接種なども検討する必要があると考えますが、現在どのように検討されているでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

これから実施予定の集団接種においては、毎週ではありませんが、日曜日の実施を設定しております。

 

また、個別医療機関によっては、土日に接種を実施しているところもあります。

 

ですが、市民が希望する日程での接種機会の拡充に向け、更なる香取郡市医師会との意見交換の中で、可能であれば、接種時間や土日実施の拡大を図ってまいります。

 

 

かとう裕太

可能であれば拡大できるようにしていただければと思います。

 

次に、接種後の対応についてですが、接種後には接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの症状が出る可能性があり、特に2回目の接種後には比較的頻度が高くなるということです。

 

そういったことから、接種後には仕事などを休めるような体制を整えていくことが重要だと考えます。

 

そこで、伺います。

 

今後香取市の職員のみなさんが接種をすることになった際に、休暇を取りやすい体制などは整備されているでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

医療従事者等を除く市の職員については、人事院より令和3年5月27日付で「新型コロナウイルス感染症にかかる予防接種を受ける場合等における職員の職務に専念する義務の免除に関する臨時措置」が示されましたことを踏まえ、接種しやすい環境の整備を図る観点から、ワクチンを接種する際は、常勤職員・非常勤職員を問わず、職務専念義務を免除することとしております。

また、ワクチン接種に伴う副反応が発生した場合については、風邪症状等がみられる場合で「勤務しないことがやむを得ない」と認められる場合には、一般職の国家公務員の取扱いを踏まえて、特別休暇が取得できることといたしました。

 

 

かとう裕太

香取市としては確りと体制を整えられているということですので、今後は民間企業などへの啓発も含めて、ワクチン接種後への対応を進めていっていただきたいと思います。

 

次に、ワクチンを接種したことを証明する書類についてですが、ワクチンの接種が世界的に広がってくると、海外渡航の際にワクチンを接種したことを証明するワクチンパスポートのようなものが普及することも考えられます。

 

EUで導入が検討されている他、イスラエルでは国内で利用されていましたが、ワクチン接種が広がり、感染者数が大幅に減って国内の行動制限が解除されたことに伴い、廃止されたようです。

 

日本でも現在検討されており、この夏に発行するよう調整が進められているとの報道もあります。

 

こういったものは、接種をしない選択をされた方に対して差別的な扱いにならないようにすることを前提として、確りとした議論が必要だと考えますが、導入された場合は、市区町村が証明書の発行業務を行うようになることも考えられますので、動向を注視していただき、素早く動けるようにしていただければと思います。

 

また、ワクチンパスポートまではいかなくとも、接種をしたことを証明する書類があれば、接種された方が他の方に接種を促すツールのようなものとして活用できる他、接種のミスなどを減らすことができるのではないかと考えます。

 

そこで、伺います。

 

現在のところ、香取市では接種を証明する書類などは発行できるのでしょうか。

 

 

畔蒜孝福祉健康部長

ワクチン接種を受けた方の証明となるものは、予防接種済証があります。

 

クーポン券の一部として、接種券と一緒に印刷されており、ワクチンを接種した際に、1回目、2回目と接種したワクチンのシールが貼られ、最終的に接種を受けた方に渡されるものです。

 

これは、全国共通のものであり、香取市として独自の証明を発行する予定は、現在のところ考えておりません。

 

かとう裕太

そう遠くない時期に政府の方でも動きがあると思いますので、チェックをしていただきたいと思います。

 

新型コロナワクチンの接種事業の課題については、当初はワクチンの確保が大きな課題で、その後、ロジスティクスや打ち手の確保、接種の予約、実際の接種の運用などの課題に焦点が当てられてきました。

 

現在は多くの方々が打つ順番を待っているフェーズだと思いますが、しばらくすると多くの方々の接種が完了し、ワクチンの接種率が伸び悩むフェーズが来ると考えられます。

 

そのような局面になってくると、海外の事例のように、何かインセンティブを用意して、接種を受けてもらうといった取り組みも必要になってくるのではないかと考えます。

 

もちろん、ワクチンを接種しない方への差別につながらないようにするのは前提ですが、例えば、市内のお店の割引や市の施設の利用料の割引など、今から検討しておいてもいいのではないかと考えます。

 

そういったことは検討されているでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

ワクチンを接種する方に、何らかの特典を付与することは接種率の向上につながり集団免疫などの効果も得やすくなるものと考えられますが、ワクチン接種は自己負担が無料で実施されるものであり、副反応の発生等も理解した上で、本人の希望により接種を受けるものです。

 

今後の国・県の動向を注視しながら、必要に応じて検討してまいります。

 

かとう裕太

今後接種が進めば状況も変わってくる可能性があると考えますので、検討していただければと思います。

 

次に、接種後の感染対策の呼びかけについてですが、新型コロナワクチンを接種したとしても、感染リスクが100%なくなるわけではありませんし、厚労省によると十分な免疫ができるのは2回目の接種後7日程度経って以降とされているということですので、接種が広がってきた後も、一定期間は継続的な感染症対策を呼びかけていくことが重要になってくるのではないかと考えます。

 

そこで、伺います。

 

今後どういったかたち、内容での呼びかけや情報発信をしていく予定でしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

ワクチンを接種することは、発症、重症化を防ぐものです。

また、他者への感染もさせにくいとの報告例もありますが、感染しないという訳ではありません。

 

接種後の生活様式につきましては、基本的な感染対策が引き続き必要です。

 

香取市としましても、今後も国の正確な情報を基に、先行する海外での治験などの情報も注視しながら、広報、回覧、ホームページ、ツィッター等により、有効な感染対策の周知を広く図ってまいる予定です。

 

かとう裕太

しばらくは引き続き感染症対策とその周知が必要になってくると思いますので、継続して情報の発信をお願いいたします。

 

次に、新型コロナワクチン以外のワクチンの接種について、現在新型コロナワクチンが注目されていますが、自治体ではその他のワクチンの接種も行っていると思います。

 

ワクチン接種の中でも、HPVワクチンの接種について、これまで接種率が低迷していましたが、厚労省の集計では、昨年の10月から12月の接種率が20%近くにまで増加してきたという報道もありました。

 

増加の理由は定かではないということですが、専門家や自治体の情報発信や、厚労省のワクチン情報冊子の配布が影響した可能性があるということです。

 

そこで、伺います。

 

香取市ではHPVワクチンの接種率はどうなっているでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

香取市のヒトパピローマウイルスワクチンの接種率は、令和元年度3.9%、令和2年度22.5%と大きく増加しております。

 

これは、個別通知の対象を拡大したことが要因の一つであると考えております。

 

かとう裕太

やはり香取市でも大きく増加している、ということですね。

 

これまでHPVワクチンの接種については、いろいろな報道もあり、2013年に厚労省が、自治体に向けて、定期接種の勧奨をする際には、積極的な勧奨とならないよう留意すること、という通知を出したため、自治体としてもなかなかHPVワクチンの接種の勧奨をするのが難しかったのかなと思います。

 

現在も積極的勧奨を差し控えているのは変わりがないようですが、2020年10月に、厚労省から自治体に対して、公費で接種できるワクチンの中にHPVワクチンがあることを知ってもらい、接種を検討・判断するためのワクチンの有効性・安全性に関する情報や、接種を希望した場合の円滑な接種のために必要な情報等を対象者等に届けるため、やむを得ない事情がある場合を除いて個別で通知をすることなどを盛り込んだ通知が出されました。

 

その後、今年の1月にも個別通知による情報提供を実施するよう再依頼し、今後実施状況について調査を実施予定だということです。

 

そこで、伺います。

 

香取市では個別通知、個別送付の実施状況はどのようになっているでしょうか

 

 

畔蒜孝福祉健康部長

ワクチンの接種対象が、小学校6年生から高校1年生までであることから、令和元年度までは、接種機会が最後となる中学3年生の一学年に個別通知を送付していました。

 

令和2年度は、年齢によって定期接種の機会を逸することがないように、中学1年生から中学3年生までの3学年に個別通知を拡大しました。

 

また、令和3年度からは、中学1年生の一学年に個別通知を行う予定です。

 

かとう裕太

対象となる方々に接種の機会が確保されるよう、継続して個別通知をしていっていただきたいと思います。

 

次に、個別通知の内容についてですが、2020年10月の通知とともに、厚労省のリーフレットも改定されましたが、自治体によっては、それとは別にリーフレット等を作成して配布しているところもあるようです。

 

香取市ではどういった個別通知を行い、そこにはどういったものが同封されているでしょうか

 

 

畔蒜孝福祉健康部長

個別通知については、香取市からのワクチン接種についてのお知らせに、厚生労働省が作成したリーフレットを同封しております。

 

かとう裕太

他の自治体のように、香取市独自で、もう少し噛み砕いたリーフレット等を作成するなど、通知の仕方がいろいろと考えられると思いますが、今後どのように個別通知を行っていくのでしょうか。

 

畔蒜孝福祉健康部長

自治体によっては、独自のリーフレット等を作成しているところもありますが、大切なのは、接種の機会を知らせるということ、また、保護者や医師に相談し、有益性と副反応のリスクを納得の上で判断することです。

 

判断に必要な材料を正確に提供することは、現状では厚生労働省の作成するリーフレットを活用することが適していると考えますが、より明確にわかりやすく情報を提供できるよう研究してまいりたいと思います。

 

 

かとう裕太

すでにいろいろな自治体で取り組みが始まっていますが、今後さらに増えていくと思いますので、香取市でも検討していただきたいと思います。

 

HPVワクチンの接種については、今後も様々な動きがあると思いますので、情報を確りと追っていっていただきたいと思います。

 

次に、2点目のよりアクセスしやすい投票制度・選挙制度の確立について、ですが、最初に新型コロナウイルス感染症と選挙の投票の機会の確保について伺います。

 

投票の機会の確保について、現在問題となっているのが、新型コロナウイルス感染症に感染して自宅やホテル等の宿泊施設で療養中の方の投票の機会の確保はどうなるかということだと思います。

 

2021年3月の総務省の通知によると、病院等に入院されている方々と同じように、宿泊施設が不在者投票指定施設になっていたり、宿泊施設に期日前投票所が設置されていたりすれば投票ができる可能性があるのだと思いますが、施設側の対応などを考えると、なかなか難しいのではないかと思います。

 

現在、国会において自宅や宿泊施設で療養中の方々にも投票機会を確保できるよう、郵便投票の対象を拡大する郵便投票特例法案が提出され、法案に条文のミスがあって少し予定が変わってしまったようですが、審議されている状況だと思います。

 

法案が成立すれば状況は変わると思いますが、現時点では、自宅やホテル等の宿泊施設で療養中の方々の投票の機会については、どうなっているのでしょうか。

 

 

嶋﨑真徳選挙管理委員会書記長

新型コロナウイルス感染症に感染して自宅や宿泊施設等で療養中の方々については、現在の公職選挙法の下では、宿泊施設等が不在者投票指定施設とされていれば不在者投票が、また、当該施設に期日前投票所を設置すれば期日前投票が可能となります。

 

しかしながら、感染の状況によって刻々と宿泊施設等が変更となったり、個々の施設の環境が異なることから投票管理者や立会人等の万全な感染予防対策を講じながら公正な投票管理を行うことが極めて困難な状況となっております。

 

かとう裕太

それでは3月21日執行の千葉県知事選挙において、自宅や宿泊施設等で療養中の方々が投票できるようにした事例などはあるのでしょうか。

 

嶋﨑真徳選挙管理委員会書記長

千葉県選挙管理委員会にお聞きしたところ、千葉県知事選挙において、新型コロナウイルスに感染した自宅や宿泊施設等で療養中の方々に対して、県内では、自宅や宿泊施設等で投票を可能にした事例はございません。

 

しかし、今後の対応となりますが、議員ご指摘のとおり、現在開催されている国会におきまして、緊急対応として、自宅・宿泊療養している方々に郵便投票を認める公職選挙法に特例を設ける法案が提出され、審議中であります。

 

この法案が6月16日の今国会の会期末までに可決・成立されますと、7月4日投開票の東京都議会議員一般選挙にも適用される見込みとの報道がされているところです。

 

具体の手続き等につきましては、今後、中央選挙管理会及び千葉県選挙管理委員会から示されると思いますので、情報の入手に努め、遺漏のないよう万全を期して参ります。

 

 

かとう裕太

法案が可決・成立すれば状況が変わってくると思いますので、情報を集めて、投票の機会を確りと確保できるようにしていただければと思います。

 

次に、よりアクセスしやすいこれからの投票制度・選挙制度について、ですが、投票制度について、より投票をしやすくするために、いろいろなところに期日前投票所を設置している自治体もあります。

 

千葉県内でも複数の自治体が商業施設の中に設置していますし、富里市のように高校の中に期日前投票所を設置した例もあります。

 

いつもの買い物のついでに投票ができれば、有権者のみなさんにとっても便利ですし、商業施設の方にとっても、投票の帰りにお買い物をしていただく方が少しでも増えれば、メリットになるのではないかと考えます。

 

そこで、伺います。

 

香取市では現在設置されていませんが、これまで商業施設や学校等に期日前投票所を設置することは検討されなかったのでしょうか。

 

嶋﨑真徳選挙管理委員会書記長

これまで、県内市町村の商業施設等への期日前投票所の設置状況の情報を収集するなど検討して参りましたが、市内に核となる大型商業施設がないなど現状では、設置するに至っておりません。

 

今後も引き続き検討を行い、香取市の実情にあった、よりよい投票機会の確保に努めて参りたいと考えています。

 

かとう裕太

かなり利便性が向上し、投票の機会の確保につながると考えますので、検討をお願いいたします。

 

次に、移動期日前投票所についてですが、3月の千葉県知事選挙や、4月の銚子市長選挙・市議会議員補欠選挙では、銚子市で自動車に投票箱や機材を載せて地域を巡回する、移動期日前投票所が、千葉県内で初めて開設され、投票所が遠い地域の交通手段を持たない方々に投票の機会を確保するために活用されたということです。

 

銚子市においても、投票所を28か所から16か所に統合したことで投票所が遠くなってしまった地域があったことも背景にあったようです。

 

そこで、伺います。

 

香取市にも投票所が遠い地域があると思いますので、移動期日前投票所を活用できればそういった地域の方々の投票の機会の確保ができると考えますが、いかがでしょうか。

 

嶋﨑真徳選挙管理委員会書記長

議員ご指摘のとおり、銚子市は投票区を28箇所から16箇所に再編したことに合わせて、期日前投票所を、これまでの市役所の1箇所から、ショッピングモール1箇所及びワゴン車による移動式、6箇所を追加して設置されました。

 

香取市では、これまで、移動期日前投票所について検討を重ねて参りましたが、二重投票を防止するためのオンラインの構築や情報セキュリティの確保などの課題及びどの地域を対象にするか公平性の懸念があり、実施には至っておりません。

 

しかしながら、今後、更に進展する少子高齢化の状況を考えますと、重要な課題であると認識しており、引き続き、先進団体の実施状況を注視し、調査・研究をして参ります。

 

かとう裕太

今後課題になってくるところだと考えますので、検討をお願いいたします。

 

次に、立候補の機会の確保について、2020年7月の総務省の通知によって、選挙での立候補の際に告示される事項の中から、番地等までの詳細な住所や生年月日、性別が除かれることになりました。

 

この背景には、自宅の住所を公開することでストーカー被害やハラスメント、家族等への嫌がらせの被害等にあったり、そういった被害にあう可能性を考慮して立候補しづらくなってしまったりしている状況があります。

 

そのような現状を変えて、地方の行政や議会の多様性の確保や、なり手不足の解消といった課題を解決していくということは、今後ますます重要になってくると考えます。

 

そこで、伺います。

 

香取市で2020年7月以前に行われた選挙については、番地までの住所や生年月日、性別は立候補した際に告示されていたと思いますが、今後執行される選挙において、それらの事項の記載についてはどのようになるのでしょうか。

 

嶋﨑真徳選挙管理委員会書記長

これまでは、立候補者の住所、生年月日、性別を含めて告示しておりましたが、令和2年7月17日付けで総務省からプライバシーの観点などから立候補に支障を来すおそれがあるとの指摘を踏まえ、立候補者の告示事項を見直したとの通知がありました。

具体的には、国政選挙において、性別は削除、住所は市区町村まで、生年月日に替え年齢を表記する取扱いに変更するものです。

 

この通知を受けて、千葉県では、今回の千葉県知事選挙で同様の取り扱いとなりました。

 

香取市においても、国や県と同様の取扱いをすることを予定しており、令和4年執行予定の香取市長選挙に間に合うよう対象例規の改正手続きを進めて参りたいと考えています。

 

かとう裕太

来年執行予定の市長選挙に間に合うように改正していただけるということですので、立候補の機会の確保のためにも確実に進めていっていただければと思います。

 

次に、3点目の市民のみなさんへの情報の公開・情報提供・広報について、現在はプッシュ型の通知は行っていない、ということですが、今後、香取市でも保有する住民情報を活用してお知らせをしたり、プッシュ型の通知を送ったりすることができる仕組みを検討していく必要があると考えますが、いかがでしょうか。

 

宮﨑秀行経営企画部長

現在、香取市でプッシュ型の情報発信を活用したものは、無料アプリ「マチイロ」を利用したサービスがあります。

 

これは、アプリをダウンロードし、簡単な個人設定をするだけで広報紙発行日にお知らせが届き、アプリを開くとすぐに最新の広報紙が閲覧できます。また、興味ある分野の選択により、ホームページの新着情報を知らせるプッシュ機能がございます。

 

なお、ご質問の住民情報を活用した香取市からのお知らせや、個別の行政情報を能動的にお届けする情報発信については、行っておりません。

 

したがいまして、必要とする情報を確実に届けるとの観点から、プッシュ型の情報発信について、方針の検討や対象情報の見極め等を含め、どのように活用・導入すべきか、検討してまいりたいと存じます。

 

かとう裕太

市民のみなさんの利便性も向上しますし、職員のみなさんの負担も軽減することができると考えますので、検討していただきたいと思います。

 

次に、SNSの活用について、ですが、自治体の情報発信において、今後ますます重要性を増してくるのが、SNSの活用だと考えます。

 

従来の媒体よりも迅速に、コストを抑えて情報を発信できるメリットがありますので、市民のみなさんに必要な情報をお届けするとともに、市内外問わず香取市のことを知っていただいて、ファンになっていただくきっかけにもなると考えます。

 

そこで、伺います。

 

現在香取市が運用しているSNSにはどういったものがあるでしょうか。

 

宮﨑秀行経営企画部長

香取市では、各種SNSの運用方針に基づき、各課等が必要に応じてアカウントを取得し、投稿する課等の所属長を運用管理者とした運用体制となっております。

 

主にTwitterを運用しており、観光分野や市の広報など、PR等の情報発信を扱う部課等では、インスタグラム、Facebook、YouTubeも運用しています。

 

また、山田児童館では、LINEを活用した情報配信をおこなっています。

 

かとう裕太

私もそれぞれチェックさせていただいていますが、せっかくアカウントがいろいろありますので、重要な情報については、それぞれのアカウントが連携して、いろいろなチャネルから情報発信をしていくことで、情報が届きやすくなると考えます。

 

そこで、伺います。

 

それらのアカウントが連携して情報発信などをすることは可能なのでしょうか。

 

宮﨑秀行経営企画部長

急を要する情報発信や共通する話題などは、アカウントを連携し、情報発信することも有用と考えます。

 

関係する部課等と協議し、必要に応じ、横断的な運用を行えるよう、方針の確認・決定や体制の整備などに取り組みたいと思います。

 

かとう裕太

SNSにおいてはシェアやリツイートされることが増えてくると、加速度的に情報が広がっていく可能性が高くなってきますので、みなさんに届く機会を増やすためにも連携して情報を発信していっていただきたいと考えます。

 

SNSのアカウントについて、ここ数年で少しずつ増えてきていると思いますが、今後アカウントを増やしていく予定などはあるのでしょうか。

 

宮﨑秀行経営企画部長

市全体の情報を発信するホームページを補完する意味からも、SNSの運用は有用と考えます。

 

引き続き、アカウントを所有する担当部課等の職員により、必要時にスピード感のある緊急情報の発信や、各部課等の特徴を生かした発信方法と活用について、具体的な検討を進めてまいりたいと思います。

 

なお、アカウントの増設は、市としての総合的な取り組み方針や体制等を早急に確立し、その考え等に基づき、必要に応じ、検討してまいりたいと存じます。

 

かとう裕太

現状ではそれぞれのアカウントが個別に運用されているような状況だと思いますが、うまく情報を統合して発信できるようになると、市民のみなさんにも伝わりやすい情報発信になってくるのではないかと考えます。

 

先行して行っている自治体もありますので、香取市でも検討を進めていっていただきたいと思います。

 

次に、より利用しやすい情報の公開・情報提供について、ですが、行政が保有する情報は膨大ですので、いろいろな情報をうまくかけあわせて活用できれば、今までになかった新たな価値を生むことができるのではないかと考えます。

 

そのためには、公開が可能な情報に関して、利用しやすい形で可能な限り公開していく必要があると考えます。

 

オープンデータには各自治体も取り組んでおり、内閣官房では推奨データセットなどを公開して、利用しやすい形でデータを公開するように促しています。

 

推奨データセットの中には、公共施設や指定緊急避難場所、医療機関や観光施設の一覧等だけでなく、学校給食献立情報や食品等営業許可・届出一覧、バス情報や支援制度情報など、活用の幅が広そうなデータセットもあるようです。

 

香取市でもwebサイトでオープンデータとしてデータを公開しており、現在12のデータを利用することができると思います。

 

そこで、伺います。

 

今後公開されるオープンデータが増えてくると活用の幅も広がってくると思いますが、データを増やしていくことは検討されているのでしょうか。

 

浅野仙一総務部長

オープンデータのご質問にお答えします。

 

香取市では、先行して公開していた地理情報システムに掲載済の情報をオープンデータの形式として公開することとし、現在、AED設置公共施設や医療機関など12のデータを香取市ホームページで公開しています。

 

今後、他の自治体の状況なども参考にしながら、必要に応じて、新たなデータの公開について検討して参りたいと考えております。

 

かとう裕太

福岡県や福岡市、北九州市、粕屋町は共同でオープンデータのサイトを立ち上げ、多くのデータを公開したり、他にも福井県鯖江市は市のWebサイトでいろいろなデータを公開したりしています。

 

そういった事例も参考にして、今後もいろいろなデータを公開していっていただきたいと思います。

 

ただ、データをインターネット等で公開していたとしても、横断的に検索できて、見つけやすくなっていなければ、利用しやすい情報とは言えないと考えます。

 

香取市のwebサイトに掲載されている情報は、ほとんどがGoogle等の検索サイトから検索できると思いますが、香取市の例規集のページは、Google等から検索できないだけでなく、市のサイト内部から検索しても直接リンクを辿れないことになっています。

 

また、例規集の内容についても、語句等を横断的に検索することができず、条例や規則の検索に手間がかかってしまう状況にあると思います。

 

そこで、伺います。

 

例規集のページの他に、こういったページはあるのでしょうか。

 

浅野仙一総務部長

Google検索やホームページ内検索において検索できないのは、専用システムの構築による公開仕様としているものが考えられ、例規集のページの他にはないと思われます。

 

かとう裕太

利便性の面からも、例規集の内容について、最低限語句の検索等をできるようにし、可能であればGoogle等から横断的に検索できるようにする必要があると考えますが、いかがでしょうか。

 

浅野仙一総務部長

例規集の管理につきましては、専門性が高い例規改正事務を適切かつ効率的に行うことができるよう、専用システムを導入しており、例規集の公開用のホームページは、この専用システムの仕様により構成されております。

 

公開用の例規集のホームページでは、目次検索及び五十音検索が可能となっております。

 

語句検索機能につきましては、システム対応の可否等を含め、各市の状況を参考に、導入について研究して参りたいと考えております。

 

かとう裕太

例規集は大変重要なものだと考えますので、対応をお願いいたします。

 

今回はワクチンの接種、投票制度と選挙制度、情報の公開について伺いました。

 

全体に共通しているのは、機会の確保、だと思います。

 

新型コロナウイルス感染症によって、自治体の施策に注目が集まり、すべてのことが日本全国一律、どこでも同じ、というわけではない、ということに多くの方が気付き始めていると感じます。

 

向こうの自治体はこんなことをやっている、うちはこうだ、といったことが今までよりも多く語られるようになってきていると思います。

 

こういった中で地方自治体ができることは、どれだけ住民のみなさんに機会を確保して提供できるか、ということになってくると考えます。

 

今後も香取市の市民のみなさんに対して様々な機会を確保し、提供できるようにしていただくこととともに、迅速な新型コロナワクチン接種の実施をお願いいたしまして、一般質問を終えます。

 

ありがとうございました。

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