千葉県は、香取市の農場で飼養されている採卵鶏について、本日8時に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認したということです。
高病原性鳥インフルエンザ「疑似患畜」の発生について(第2報)(令和6年10月23日)
疑似患畜とは、家畜伝染病予防法において患畜となるおそれがある家畜のことをいいます。
確定した場合、殺処分などの防疫措置が講じられることとなります。
千葉県の対応としては、
(1)県内の全養鶏場等に対する注意喚起
(2)当該農場で鶏の殺処分等、防疫措置を実施
(3)発生農場の半径3km区域内の鶏等の移動を禁止し、3~10km区域内の鶏等の区域外への搬出を禁止する旨の公示
(4)発生農場の周辺地域で、畜産関係車両を消毒するために、消毒ポイント4か所を設置
といったことを行うとのことです。
日本では、これまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていないということです。
風評被害や根拠のない噂にはご注意ください。