みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。
2022年4月17日に告示された香取市長選挙の選挙戦も、残すところあとわずかとなりました。
香取市長選挙2022の投票日が4月24日ですので、選挙運動ができるのは、本日4月23日土曜日までとなります。
選挙運動を24日日曜日の投票日当日にやってしまうと、公職選挙法に違反してしまい、罪に問われてしまう可能性もありますので、十分にご注意ください。
選挙運動とは?何をするのが選挙運動になるの?
では、選挙運動とはどういった行為のことなのでしょうか。
判例等によると、選挙運動とは、「特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために直接又は間接に必要かつ有利な行為」とされています。
と、言われても何のことだかわかりませんね。
香取市長選挙にあわせて簡単に言ってしまうと、「香取市長選挙で、〇〇候補に一票をお願いします!」とか、「香取市長選挙で、××候補の応援をしています!ご支援お願いします!」といったような感じで、特定の候補者への投票を依頼したり、支援を呼びかけたりすることが選挙運動に該当します。
選挙運動ができる期間は?いつからいつまで選挙運動できる?
この選挙運動は、告示日から投票日前日まで行うことができます(公職選挙法第129条)。
香取市長選挙で言えば、4月17日から23日までになりますね。
投票日当日は選挙運動できないの?
投票日当日、2022年の香取市長選挙で言えば、4月24日は、選挙運動ができません(公職選挙法第129条)。
インターネット上でも、電話等でも、それ以外の場面でも、媒体等にも関係なく、選挙運動ができないことになっています。
これは、候補者や陣営の方々が選挙運動をできないだけでなく、候補者を支援されている方々も選挙運動ができないこととなります。
違反した場合は、1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処され、(公職選挙法第239条第1項第1号)、選挙権及び被選挙権が停止される可能性があります(公職選挙法第252条第1項・第2項)。
投票日当日の選挙運動になってしまうのは、どういったケース?
例えば、投票日当日に、電話で友人に「香取市長選挙で〇〇さんに投票してね。」と言ったり、知り合いの家に行って、「香取市長選挙で××さんに投票してね。」と言ったりすることは投票日当日の選挙運動にあたる可能性が高いと思われます。
また、インターネット上でも、投票日当日になってから、ホームページやブログ、SNSや動画サイトを更新して「香取市長選挙で〇〇さんを応援しています。」といった投稿をすることや、誰かが選挙期間中に投稿した「香取市長選挙で××さんに投票してください。」といった内容の投稿をシェアしたりリツイートなどをしたりしてしまうこと、その他にもLINE等で「香取市長選挙で××さんに1票を。」といった連絡をすることなども投票日当日の選挙運動にあたる可能性が高いと思われます。
「選挙の投票に行こう」や、「投票に行ってきました」という投稿は?
「選挙の投票に行こう」や、「投票に行ってきました」といった呼びかけや報告などは、特定の候補者の応援になっていなければ違反になる可能性は低そうですが、内容にもよると思われます。
特定の候補者を思わせるような文章や写真などの投稿はどのように判断されるかわかりませんので、十分ご注意ください。
また、投票してきたことを報告する投稿でも、「〇〇候補に投票してきました。」といったものや、「〇〇候補を応援するために投票してきました。」といったものは、特定の候補者の応援と取られる可能性が高いのではないかと思われます。
香取市長選挙2022の選挙運動ができるのは23日までです
色々と書いてきましたが、違反しているかどうか、具体的な判断をするのは警察になると思いますので、ここに書いてあった・なかったから大丈夫、ということはないことには十分ご留意ください。
もう少し詳しく知りたい方は、選挙ドットコムのページをご覧ください。
今回のテーマ以外でも、選挙や政治家に関するルールなどがわかりやすく紹介されています。
香取市長選挙投票日の24日は選挙運動ができませんのでご注意ください
2022年の香取市長選挙の選挙運動ができるのも残すところあとわずかとなりました。
香取市長選挙の選挙運動ができるのは、本日4月23日までとなります。
明日4月24日は香取市長選挙の投票日ですので、選挙運動はできません。
投票日当日の選挙運動ととらえられかねない行為には、十分にご注意ください。
最後まで公平・公正な選挙が執行されることを願っています。