香取市議会議員選挙の供託金の返還手続きをしてきました

2019年1月8日供託金返還手続 政治

2019年1月8日供託金返還手続

こんばんは。香取市議会議員のかとう裕太です。

 

今日は空いた時間に2018年12月に行われた香取市議会議員選挙に立候補するために預けた供託金の返還手続きをしてきました。

31年の人生で初の供託をしてきました!
31年生きてきて初めての供託をしてきました。供託については民法の勉強をしていると学ぶのですが、実際に自分で供託するとなるとなかなか感慨深いものがあります。ちゃんと供託金を返してもらえるように頑張ります!

 

供託したのは現金30万円。

31歳にとっては大きな金額です。

供託物没収点を超えましたので、無事に返還されることになりました。

 

ちなみに、市議会議員選挙の供託物没収点(この票数に満たないと供託金が没収される、という票数)は、「当該選挙区内の議員の定数(選挙区がないときは、議員の定数)をもつて有効投票の総数を除して得た数の十分の一」(公選法93条1項3号)つまり、

有効投票総数÷議員定数÷10

の計算式で計算した票数ということになります。

 

2018年12月の香取市議会議員選挙での開票結果を当てはめてみると、

34545(有効投票総数)÷22(議員定数)÷10=157.022727272…票

ということになりそうです。

 

選挙の供託金の制度は候補者の乱立を防ぐための制度だといわれていますが、選挙にはお金がかかる、というイメージを持たせてしまう側面もあるかと思います。

ちなみに、市議は30万円、県議は60万円、市長は100万円、知事・国会議員は300万円、比例も出ると600万円(公選法92条)などの供託金が必要となります。

若い世代が政治の世界に挑戦する際の高いハードルにならなければいいのですが。

 

選挙の供託金の返還手続きについては、ざっくり流れをご紹介すると

  1. 印鑑を持って選挙管理委員会へ行く
  2. 選挙管理委員会から供託書正本と供託原因消滅証明書を受け取る
  3. 法務局へ行く
  4. 供託物払渡請求書と2で受け取った書類を提出

ということになると思います。

返還の方法についてはいくつか選べますが、口座振込が便利なのかなと思います。

 

今日返還の手続きを終えて、返還は後日されるそうです。

法律を学んでいると必ず供託について勉強をすることにはなるのですが、実際に供託をして、返還を受ける、というのはなかなか体験できないことだと思いますので、いい経験になりました。

2019年もいろいろなことを経験して、吸収して、充実した1年にして参りたいと思います。

香取市議会議員 かとう裕太

1987年香取市佐原生まれ。

水郷保育所、佐原小、佐原中、八千代松陰高校(野球部)、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、石油元売会社入社。
退社後、佐原駅前の加藤瓦店。

京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。
加藤裕太行政書士事務所代表。
宅地建物取引士・基本情報技術者・国内旅行業務取扱管理者。

2012年、香取市総合計画(後期基本計画)審議会委員として香取市のグランドデザインづくりにかかわる。

佐原青年会議所での活動や行政書士の仕事を通じて、行政に若い世代の声を届ける必要性を痛感。

2018年12月の香取市議会議員選挙に立候補。
1930票をいただき、初当選。
2022年12月の香取市議会議員選挙では歴代最多の2411票で当選。
香取市議会議員(2期)。

若い世代の意見を反映できるまちづくりを目指し活動中。

成田国際空港対策特別委員会委員長・総務政策常任委員会副委員長。

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