みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。
2024年12月6日、令和6年12月香取市議会定例会において、かとう裕太は全体の10番目で登壇して一般質問を行いました。
今回は、子育て支援・ふるさと納税・香取市のPR・伊藤友則市長の公職選挙法違反疑惑について伺いました。
いつものように、かとう裕太の一般質問の全文を掲載いたします。
- 令和6年12月香取市議会定例会一般質問
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- 絵鳩万里福祉健康部長
- 松田博明総合政策部長
- 渡邉勝選挙管理委員会書記長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 絵鳩万里福祉健康部長
- かとう裕太
- 高岡洋一建設水道部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 松田博明総合政策部長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
- 伊藤友則市長
- かとう裕太
令和6年12月香取市議会定例会一般質問
かとう裕太
こんにちは。香取の未来の加藤裕太です。香取市議会会議規則第62条1項、2項にもとづき、通告に従って一般質問をいたします。
今回は大きく分けて4つの項目について伺います。
1点目は、多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、2点目は、ふるさと納税について、3点目は、香取市のPRについて、4点目は、政治活動と選挙運動について、です。
まず、1点目の多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、伺います。
子育て世代に選んでいただけるまちづくりについて、ですが、令和4年度の第2次香取市総合計画後期基本計画の市民意識調査実施報告書をみると、香取市が住みにくいと感じる理由として、子育て支援が不十分だから、というものが14.8%となっています。年代別に見ると、20代の35.3%、30代37.5%が子育て支援が不十分だから住みにくい、と回答しており、特に30代では選択肢の中で最多の回答となっています。
また、各施策の満足度をみると、子育て支援の充実については、満足率14.0%、不満率24.5%で、満足度が-10.5%となっています。施策の重要度としては26.6%で、全体の4番目に重要な施策と考えられていますが、満足度がマイナスとなっています。
第2期香取市子ども・子育て支援事業計画の中でのニーズ調査でも、子育て支援全般について、香取市が子育てしやすいまちだと思うかについては、就学前児童保護者調査では「そう思う」(6.3%)と「どちらかというとそう思う」(28.6%)を合わせると34.9%となっており、「どちらかというとそうは思わない」(27.8%)、「そうは思わない」(23.4%)を合わせた51.2%を下回っています。これは小学生児童保護者調査でも同様となっています。
そこで、伺います。調査結果はこのようになっていますが、香取市としては子育て世代に選んでいただけるまちというものはどういったものだと考えているのでしょうか。また、これまでそういったまちの実現に向けてどういったことをやってきたのでしょうか。さらに、今後どういったことに取り組んでいく予定でしょうか。
次に、2点目の、ふるさと納税について伺います。
これまでの取り組みについて、ですが、総務省によると、昨年度のふるさと納税の寄付総額は1兆1,175億円となり、初めて1兆円を超えました。過去1年間に利用した人も1,000万人となり、過去最多となったようです。全国的な傾向として伸びてきていますが、香取市でも寄付受け入れは伸びてきていると思います。
そこで、伺います。直近のふるさと納税の寄付受け入れ額はどのようになっているのでしょうか。
次に、3点目の、香取市のPRについて、伺います。
シティプロモーションの現状と今後について、ですが、シティプロモーション推進室が設置されてから、これまで色々な取り組みがなされてきたと思います。
そこで、伺います。これまでのシティプロモーションに関してどういった取り組みをされてきたのでしょうか。
次に、4点目の政治活動と選挙運動について、伺います。
最近政治団体の届け出をせずに政治活動をしたというケースについて報道がされていました。政治団体としての政治活動というものもあると思いますが、その一方で、個人でも政治活動ができる部分があると思います。
そこで、伺います。政治団体の設立の届け出をせずに政治活動をすることにはどういった制限があるのか、個人の政治活動との関係も含めながら伺います。
以上で壇上での質問を終わります。よろしくお願いいたします。
伊藤友則市長
シティプロモーション推進室を設置した令和5年度は、各課等の取り組みを横断的に結び付けた総合的かつ効果的なプロモーションを推進するための体制づくりに向け、職員対象のワークショップなどの研修を専門家の支援を受け実施した他、ホームページと広報紙のリニューアルやSNSを活用した動画配信など情報発信力の強化に取り組みました。
そして、地域の持続的な発展を目指した地域力の再発見や地域への愛着と誇りを持つシビックプライド醸成に係る施策を進めており、具体的な取り組みについては、大きく4つに大別されます。
1点目は、無作為抽出を含む市民や市内高校生を中心に26名の市民の方々にお集まりいただき、全5回にわたる市民ワークショップを開催しました。市の強みと弱みを分析し、市内での生活でいかに自己実現を果たすかを議論しました。この議論の過程で、市の魅力を自身の人生と結びつける自分ごと化がなされ、シビックプライドと定住意向の上昇に結び付くと考えます。
2点目は、地元企業よる体験型の職業紹介イベント「カイシャの文化祭」など、市内高等学校との様々な連携事業を実施しています。地元企業から高校生へ市内での仕事や地域の魅力を知ってもらい、高校生の職業的知見を深めるとともに、地域への愛着と誇りを育み、香取市人口ビジョンによる10代後半から20代の転出超過をふまえた定住施策を推進しています。
3点目は、香取市として撮影候補地のPRをするなどのフィルムコミッション事業について、政策アドバイザーや地域おこし協力隊とともに事業の強化に取り組んでいます。様々な地域資源を活かし、市外へのPRを推進するとともに、市民の皆様にとって身近な場所の魅力を再発見することに繋がり、移住・定住の両面及び制作会社の市内における経済効果が期待できます。
4点目は、イタリア発祥のまちづくりの理念であるスローシティについて、慶應義塾大学と連携し香取市の地域運営の大きな特徴である「まちづくり協議会」の協力の下、体験や交流を踏まえ、香取市独自の食や農、歴史文化、自然環境、香取らしい生活について研究します。地域の個性を尊重したまちづくりを目指し、移住・定住施策を推進することで、郷土愛の醸成を図ります。
絵鳩万里福祉健康部長
私からは、子育て世代に選んでいただけるまちづくりについてお答えいたします。
まず、議員ご指摘のとおり総合計画や子ども・子育て支援事業計画における市民アンケート調査の結果において、市の子育て支援や子育てのしやすさといった点に対し、肯定的な意見を否定的な意見が上回っていることは認識しております。それらのご意見・ご要望を真摯に受け止め、更なる子育て支援の充実を図り、市民の満足を得られるよう努めてまいりたいと考えます。
そのために香取市では、子育てを地域で見守り、支えることを基本理念として、お互いの成長を喜び合いながら、子どもたちが次代の親となることを見守っていける温かいまちづくりを目指します。その実現のため、子ども医療費や不妊治療費等の助成などの経済的なサポートや、早期にこども家庭センターを立ち上げ、養育に関する相談や指導、助言を行ってきたほか、放課後児童クラブの拡充や保育所の受け入れ環境の整備とサービス向上を図り、子育て世帯の精神的なサポートについても切れ目のない支援に取り組んでまいりました。
今後は、多様化する子育てのあり方について目を向け、各機関と連携を密にし、親子の心身の状況と家庭環境についてよりきめ細かに対応し、全ての子どもが誰一人取り残されることなく、未来に希望をもって健やかに育つことができる香取市を目指してまいりたいと考えております。
松田博明総合政策部長
私からは、ふるさと納税の寄附受入れ額についてお答えいたします。
直近で把握できる令和6年10月末現在の寄附受入れ額は、4億4,112万2,900円であり、前年度の同時期と比較すると18.6%の増となっています。
渡邉勝選挙管理委員会書記長
私からは、設立のない政治団体の政治活動と、個人の政治活動についてお答えします。
政治団体は、特定の政治目的や政策の推進を目指して組織された団体で、選挙運動や政策の提言、政治家や政党の支援、又は反対活動などを通じて自らの政治的目標を実現するために活動している団体です。政治団体として活動するためには、その設立の日から7日以内に設立の届出をしなければならず、設立の届出をする前に寄附を受けることや支出をすることは禁止されています。これに違反した場合は、禁固または罰金に処されることがあります。
一方、個人が行う政治活動に関しては、氏名等が記載された「たすき」を選挙期間を除き、使用できない点や、政治活動用ポスターを任期満了の日の6月前から選挙の期日までは掲示できない点などを除き、原則として制限はありませんが、寄附については、選挙期間を除き、現金等で受けることは禁止されています。
かとう裕太
ありがとうございます。
引き続き、一問一答にて質問をいたします。
1点目の、多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、伺います。
香取市の出生数・合計特殊出生率の推移について、ですが、直近5年間の推移はどのようになっているのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
千葉県衛生統計年報によりますと、香取市の出生数は、全体的な減少傾向の中で令和元年及び2年までは300人以上を保ってきましたが、令和3年が261人となり300人を割り込み、令和4年が264人、令和5年は224人となっています。
また、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計した合計特殊出生率については、令和元年が1.05、令和2年が1.27ですが、令和3年が0.97、令和4年が1.04、令和5年が0.93となっております。
かとう裕太
国や県と比較すると、どういった傾向があるのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
直近5年間の合計特殊出生率については、令和2年のみ1.27であり千葉県と同じ数値でありましたが、そのほかの年は全国及び千葉県の数値を下回っております。
かとう裕太
合計特殊出生率の増減には、未婚率も影響していると思います。未婚率の推移を伺います。
絵鳩万里福祉健康部長
国勢調査によりますと香取市の未婚率については、男女の比較では男性のほうが全体的に未婚率が高く、各年代で40%を超えている状況です。男女ともに年代が低いほど未婚率は高くなりますが、30歳代の未婚率の上昇が大きく、男性は10年間で9.3%、女性は8.8%上昇しております。
かとう裕太
それでは、一般的に、出生数や出生率の向上のために効果がある施策としては、どういったものが考えられているのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
出生数・出生率向上のための施策は、一朝一夕に成果が出るものではありませんが、ワーク・ライフ・バランスの推進や経済的な支援、子育てしやすい環境づくりなど、多角的なアプローチで取り組むことが重要と考えます。
具体的な施策としては、女性が結婚・出産後も働き続けることができる働きやすい環境の整備や男性の育児参加促進、不妊治療の支援、多様なニーズに対応した保育サービスの拡充、子育てに関する相談や子育て中の親同士の交流の場の提供、公園や児童館など、子どもたちが安全に遊べる場所の整備等が考えられます。
かとう裕太
香取市としては、出生数や出生率向上のためにどういった施策を行っているのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
香取市が行っている出生数・出生率向上のための施策としましては、「不育症や不妊治療費等の助成」、「出産・子育て応援給付金」のほか、「産後ケア事業」を実施しております。
また、妊娠期から子育て期にわたり各種相談に応じ、必要な情報提供や助言、保健指導等を行う「こども家庭センター」をいち早く設置したほか、市内各所に公立・私立の「地域子育て支援センター」を開設し、乳幼児や就業前の子どもと保護者が交流する場を提供するなど、育児相談や子育ての不安を緩和できる環境を整えております。
かとう裕太
今後は出生数や出生率向上のためにどういった施策を行っていこうとお考えでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
少子化の問題は長期的かつ複雑な課題であります。最初に議員が引用された第2期香取市子ども・子育て支援事業計画のニーズ調査を見ましても、就学前児童保護者と小学生児童保護者を合わせますと、子育てしやすいまちだと思う理由の上位が「自然環境がよい」「地域の人や知人が何かと助けてくれる」「家から近いところで働けるので仕事と子育てが両立しやすい」という回答だったのに対し、子育てしやすいまちだと思わない理由の上位は「子どものあそび場が少ない」「近くに仕事が少なく仕事と子育ての両立がむずかしい」「保育サービスが不足している」という回答でした。
保育サービスや子どもの居場所づくり、子育てに関する情報の発信など、課題に対しては年々、事業の拡充を図ってまいりました。今後も、子育て世代に選んでいただけるまちづくりを進めるため、地域の良さを存分に活かしつつ、子育て世代のニーズに応える事業に取り組んでいきたいと考えております。
かとう裕太
子育て世代のみなさんも、自治体の施策についてはよく調べていらっしゃいます。子育てにかかる負担がさらに軽減される自治体があれば、そちらに住んで子どもを産み、育てたいと思うでしょうし、質の高い保育や教育などのサービスを提供している自治体があれば、そういったものをお子さんに受けさせたいと考えると思います。
香取市もトータルで子ども支援・子育て支援や教育に力を入れていっていただいて、香取市は子育てに力を入れている、香取市は子どもを産んで子育てしやすいまちだ、と思っていただき、香取市を選んでいただけるようにしていっていただきたいと思います。
次に、産後ケアについて伺います。
香取市でも産後ケアに関する事業を行っていますが、その事業内容はどのようなっているのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
出産後、子育てに不安がある方や育児疲れから体調が良くない方など、心身のケアや育児のサポートが必要な方に対して、市が委託した医療機関への宿泊や通所によりサービスの提供を受けることができる事業です。
出産後1年以内の母子が対象で、事業を利用することができる期間は、原則として1回の出産につき宿泊型と通所型でそれぞれ7日以内となっています。事業の内容としましては、お母さんに対する乳房ケアや心身のケア、赤ちゃんの沐浴や体重等発育の確認のほか、育児相談や授乳相談などになります。
かとう裕太
利用するための利用料はどのようになっているのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
利用料につきましては、医療機関が定める金額に、市民税課税世帯の場合には10%を乗じた金額、市民税非課税世帯の場合には5%を乗じた金額となります。そのため、現在契約している二つの医療機関で利用料は異なります。
なお、本事業については、利用しやすい環境を整える観点から、利用者負担の軽減措置を導入しており、市民税非課税世帯は負担が発生しません。他方、市民税課税世帯は、医療機関で負担が異なります。現在契約している医療機関の場合、通所については両医療機関とも6回までは無料ですが、7回目は800円又は1,500円の利用料がかかります。宿泊については、1泊2日の利用で3,500円又は3,900円の利用料がかかります。
かとう裕太
利用料の軽減措置があるのはありがたいと思いますが、栃木県下野市のように、市が独自に助成を行って、利用料を無料としている自治体もあります。今後の利用状況等も見ながら、さらなる助成というのも検討していただければと思います。
次に、実施医療機関について、香取市産後ケア事業では実施医療機関が匝瑳市の1件と成田市の1件の合計2件となっています。その他の医療機関で産後ケアを受けることはできるのでしょうか。また、受けた場合、利用料等はどのようになるのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
産後ケア事業は、香取市で委託契約を締結している実施医療機関以外は利用することができません。委託契約を締結している実施医療機関以外を利用した場合、全額自己負担となります。
かとう裕太
他の自治体を見ると、利用できる医療機関をいくつか設定しているところがほとんどだと思いますが、香取市では2件のみとなっているのはなぜなのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
香取市の産後ケア事業は今年度からの新規事業となります。事業の実施にあたり、実施要綱の作成や医療機関の選定、契約に向けての調整に時間を要したため、現時点での契約医療機関は2施設となっています。
かとう裕太
そういう理由で現在2件だということですが、今後利用できる医療機関を増やしていく考えはあるでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
今後は、地理的な要件や分娩数等を考慮しながら実施医療機関を選定し、調整が整い次第、順次、増やしていきたいと考えております。
かとう裕太
是非増やしていっていただきたいと思います。
それでは、香取市産後ケア事業の周知はどのように行っているのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
香取市産後ケア事業の周知につきましては、広報かとりや香取市ホームページに掲載するほか、出産・子育て応援事業丸わかりハンドブックを作成して、妊娠届出時や出産後の面談時に配付し、説明を行っています。
かとう裕太
それでは、香取市に誘致が決まっている産科クリニックでは産後ケアは実施される予定なのでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
開設する予定の産科クリニックでは、産後ケアを実施すると伺っております。
かとう裕太
産後のお母さんは心身ともに非常に大変な状況にあると思います。是非、今後も産後ケアを利用しやすい環境を整えていっていただきたいと思います。
次に、子どもの遊ぶ場所の充実について伺います。
第2期香取市子ども・子育て支援事業計画の中でのニーズ調査をみると、子育てしやすいまちだとは思わない理由としては、子どもの遊び場が少ないというものが70%を超えて最多となっており、2番目の保育サービスが不足しているという選択肢よりも約35ポイント程度多くなっています。
そこで、伺います。これまで子どもの遊ぶ場所の充実について、どのように考え、どのように取り組んできているでしょうか。
絵鳩万里福祉健康部長
子どもの遊ぶ場所として、公園などでの外遊びは健康を増進させ、情操を豊かにし、児童の健全な育成にとても重要であると考えております。また、近年は安全などに配慮し、室内で遊ぶことも増えており、保護者との触れ合いが重視されてきている傾向があるとも認識しております。
そのようなことからも、地域子育て支援センターや放課後児童クラブの拡充、児童館でのイベントにも力を入れ、保育所や学校以外の子どもの居場所を提供し、お子さんの遊びの場を充実させてまいりました。
また、橘ふれあい公園のリニューアルを図り、多機能公園として整備したほか、みんなの賑わい交流拠点コンパスに、全天候型遊戯施設「いきいき広場」を設置し、雨天でも安心して遊べるスペースとして多くの方に利用していだたいております。
今後もお子さんの遊びの傾向などをとらえ、既存施設の有効活用も含め、公園の管理を行う都市整備課などの関係部署と連携し、子どもの遊び場や保護者を含めたみんなの居場所の確保に努めてまいります。
かとう裕太
橘ふれあい公園については、私も子どもたちとよく遊びに行くのですが、自然の中で楽しそうに遊んでいます。子どもがまだ小さいので利用できないところも多いのですが、小さい子にとっては芝生が広がっていて起伏がある冒険遊び場はまさに冒険の場。はしゃぎながら走り回って楽しんでいます。
また、コンパスのいきいきひろばについては、令和6年3月定例会の一般質問で、0歳から2歳までのお子さんも利用できるようにしてほしいという市民のみなさんのご要望を取り上げさせていただきました。その後、9月3日に、ちびっこコーナーを開設し、0歳から2歳のお子さんも同じ空間で利用できるようにご対応いただき、ありがとうございました。今後も市民のみなさんの声を受け止めていただき、現在ある施設の改善を進めていっていただきたいと思います。
答弁の中で、公園についても触れられていました。子どもの遊ぶ場所のひとつでもある公園の整備について、今後どのように考えているのでしょうか。
高岡洋一建設水道部長
公園は、子どもからお年寄りまで、全ての市民の皆様の憩いの場として、広く親しまれており、子育てをする上でも、子どもの遊び場として重要な役割を担うものと認識しております。
香取市の公園施設については、老朽化している公園も多いため、施設の更新や再整備等を検討し、順次実施しております。
現在取り組んでいる主な事業としては、佐原地区の2公園(わんぱく公園・粉名口児童公園)の再整備に向けた設計を行っており、その他の公園についても、遊具等の更新など計画的に実施していきます。
今後も、利用状況や利用される子どもの年齢層等を考慮し、かつ、公園施設の長寿命化に対応しながら、子どもたちが伸び伸びと遊ぶことができる公園整備を進めてまいります。
かとう裕太
現在佐原地区の2つの公園が再整備に向けて動いているということですが、確かに老朽化が進んでいる公園も多いと感じますので、リニューアル等を進めていただければと思います。今回は触れられませんでしたが、小見川の城山公園や栗源の栗山川ふれあいの里公園などもゆったりと遊べていい公園だと思います。近くにいい遊び場、公園があるんだよ、ということを市民のみなさんにもっと知っていただくためにも、公園のPRをもっと積極的に行っていってもいいのではないかと思います。Youtubeにもいくつか公園の動画があがっていましたが、SNS等も活用して、さらに公園のPRをしていっていただきたいと思います。
お子さん方の遊ぶ場所の整備については、これまで何度も要望してきたところですので、公園等の整備も含めて、確りと進めていっていただきたいと思います。
次に、2点目のふるさと納税について伺います。
これまでの取り組みについて、ですが、体験型の返礼品について以前伺ったところ、市内登録事業者で利用できるPayPay商品券があり、飲食店等6事業者、ゴルフ場6事業者の12事業者に登録をいただいている、ということでした。
現在登録事業者数はどのようになっているのでしょうか。
松田博明総合政策部長
ご紹介いただいたPayPay商品券の登録事業者数は、前年度と変更がありません。
かとう裕太
この他の体験型の返礼品のラインナップについてはどのようになっているのでしょうか。
松田博明総合政策部長
新たな返礼品として、令和6年6月から「現地決済型ふるさと納税」の運用を開始いたしました。
これは、店舗の受付などに配置した二次元コードを読み込むことで寄附が行え、その場で寄附額の3割の電子クーポンが使えるものとなっています。
現在利用可能な事業者はゴルフ場、宿泊施設など5事業者となっており、開始5か月での寄附額は約600万円と好調なことから、今後、対象店舗の拡大を図っていきたいと考えています。
また、香取市のイベントを体験していただく返礼品として、「水郷おみがわ花火大会ペア観覧席」及び「香取小江戸マラソン出走権」を新たな返礼品として登録し、花火大会4件、マラソン大会19件の申込みがございました。
かとう裕太
今後も体験型の返礼品のラインナップの充実を進めていただきたいと思います。
次に、これからの取り組みについて、伺います。
ふるさと納税の制度については、これまでもいろいろな制度変更が行われてきました。今後制度変更が予定されているのは、2025年10月以降、ポイント付与を行うサイトを介したふるさと納税が禁止されるというものだと思います。
そこで、伺います。ポイント付与の廃止によって、香取市のふるさと納税にはどのような影響が出てくると考えているでしょうか。
松田博明総合政策部長
ポイントの付与については、あくまでも各ポータルサイト事業者が独自に行っているものですので、影響の範囲としては、ポータルサイトを利用している自治体すべてに及ぶものと考えられます。
また、寄附受入れ額への影響についてですが、寄附者の中にはポイントを目的とする方も一定数いると想定されますが、その影響額を自治体側で推測することは困難であります。
かとう裕太
次に、ポータルサイトの利用について、今年に入ってから、ふるさと納税にAmazonが参入することがニュースになりました。香取市としてもAmazonでのふるさと納税への対応を進めているところだと思います。
Amazonふるさと納税を利用することによるメリットなどはどのように考えているのでしょうか。
松田博明総合政策部長
Amazonポータルサイトは、国内でも最大級のショッピングサイトを運営しており、知名度及び集客力が高く、また、ポータルサイトを追加することにより、受入れの間口が広がります。
このようなメリットを見込み、寄附受入れ額の増加を期待し、Amazonポータルサイトを導入することとしました。
かとう裕太
現時点で、いつから開始されるか、どういったシステムになるか、など、分かっていることがあれば伺います。
松田博明総合政策部長
Amazonポータルサイトの開始時期については、現在、事業者からの情報を待っている状況です。また、システムの概要などについては、Amazonのショッピングサイトをベースにしたものになると聞いています。
かとう裕太
ポータルサイトの増加は寄附受け入れの増につながると思いますので、有効に利用していっていただきたいと思います。
次に、3点目の香取市のPRについて伺います。
シティプロモーションの現状と今後について、ですが、令和6年9月香取市議会定例会の議案第1号の中で、香取市版スローシティ推進事業に関する補正予算があったと思います。
香取市版スローシティ推進事業というのは、どういった事業になるのでしょうか。
松田博明総合政策部長
先ほど説明した通り、慶應義塾大学と連携した2か年度の事業を想定しており、今年度は市内全域を対象に地域研究を実施します。
具体的には、大学生がまちづくり協議会で活動している地域のキーマンとなる市民の協力の下、地域の伝統行事やコミュニティのイベントに参加し、体験しながら地域住民と交流しつつ、インタビュー等を実施します。年度末には複数の地域をピックアップし、研究成果の発表を行い、当該地域の市民と共有します。
次年度は、地域研究を行った大学生と市内の高校生、当該地域の市民が、ワークショップ形式で議論を行い、地域研究を深めていく予定です。
かとう裕太
スローなまちづくり全国推進委員会というところのホームページを見ると、2024年8月、香取市が委員会の「準会員」となった、ということが書いてありました。また、準会員は、チッタスロー国際連盟への認定を希望し、申請にむけて本格的に動き出す自治体です、という説明がありました。
香取市としてはスローシティの認定を希望し、申請に向けて本格的に動いていく、ということになるのでしょうか。
松田博明総合政策部長
地域文化の顕彰活動であるスローシティ認定を受けることは、豊かな歴史文化を地域で育み継承してきた香取市の地域資源が価値あるものと認められることとなり、地域の活力を喚起し、地域の持続的発展に資するものと考え認定を希望しております。
かとう裕太
スローシティの認定を目指すことになったきっかけや経緯を伺います。
伊藤友則市長
持続可能性のある新たな地域づくりのあり方を考えている中、食や歴史文化などの地域の個性を大切にするイタリア発祥の「スローシティ」という地域づくりの理念に触れる機会がありました。
香取市は、古代からの歴史文化を地域の人々が連綿と継承し、発酵などの食文化や伝統行事、自然に根差した独自の生活様式などを大切に育んできた地域として、スローシティの理念に合致するものだと感じて着目いたしました。
地域の皆様が取り組んできたことが、スローシティの考え方により、貴重な地域資源であることを再認識し、地域への愛着と誇りを持つシビックプライドの醸成に繋がっていくことを期待して研究していくことといたしました。
かとう裕太
スローシティとして認定されると、どういったことがあるのでしょうか。
松田博明総合政策部長
スローシティとして認定されると、イタリア共和国で1999年に発足し、2024年5月10日時点で世界33か国297都市が加盟している国際的なネットワーク「スローシティ国際連盟」に加盟することになります。
また、1国で3都市が加盟した場合、当該国にスローシティ国際連盟の支部を置けることになります。日本の場合、2013年4月気仙沼市、2017年5月前橋市と2都市加盟しているので、香取市が加盟した場合、日本支部が設立されることになります。
香取市で地域の皆さんが取り組んできたことが、貴重な資源であると国際的に価値あるものと認められることになり、地域の活力を喚起し、地域の持続的発展に資すると考えています。
かとう裕太
スローシティに認定されるための要件はどうなっているでしょうか。
松田博明総合政策部長
スローシティに認定されるためには「自然」、「生活の質」、「食・農産物」、「歴史・文化・観光」、「教育」、「公民連携」、「多様性」という7つの分野からなる73項目の認証項目があります。その内容をいくつかご紹介します。
・再生可能エネルギーの発電
・気候変動などによる自然災害対応能力の向上や減災に関する計画
・まちなかの価値を高める行政の取り組み
・市民と観光客のためのICTの利活用
・テレワーク、情報通信技術を活用した在宅勤務の推進
・製品・農産物の保護
・地場農産物、有機農産物の公共的なレストランでの使用
などがございます。
かとう裕太
スローシティはイタリアから始まった取り組みで、現在もヨーロッパを中心に加盟している都市があると思いますが、そういったところに視察に行く予定などはあるのでしょうか。
松田博明総合政策部長
先進地への視察について、海外への視察は今のところ検討していません。
一方で国内については、スローシティ国際連盟加盟市である群馬県前橋市を本年7月に視察しました。
かとう裕太
スローシティの話については、9月議会の総務政策常任委員会の中での補正予算に関する質問で伺った以外では議会には特に説明もなく、突然スローシティの認定を目指す、といった話が動き出しているなという印象です。香取市はこういったまちを目指すんだよ、というような大きな方向性を決めることになる可能性もある決断だと思いますので、議会や市民のみなさんにご説明いただく機会があってもよかったのではないかと思います。
スローシティ自体に反対するものではありませんし、いい取り組みではないかな、と思う部分もあるだけに、もう少し丁寧に進めていただきたいな、と思うところです。
特に、伊藤市長は市長選挙の際に配布されたビラの文言の解釈として、市民の意見も伺えるような、そういった議論が進められるような開かれた行政運営を取り戻す、ということだ、と議会の答弁で仰っていましたので、今後は是非開かれた行政運営を行っていただきたいと思います。
次に、フィルムコミッションについて、伺います。
フィルムコミッションの取り組みについて、現在どのようになっているのでしょうか。
松田博明総合政策部長
現在実施しているフィルムコミッションの主な取り組みといたしましては、水郷佐原観光協会が窓口となり、香取市における撮影の受け入れやロケ誘致活動を実施しております。
取組の内容といたしましては、市内での映画やテレビ番組等の撮影の受け入れの際に、映像制作会社から撮影届出書の提出を求めたうえ、必要な手続き等を説明しているほか、撮影に協力していただける市内の事業者等の紹介を実施しております。
また、市内のロケ地をまとめたパンフレットの作成やホームページを活用した撮影情報の発信のほか、千葉県フィルムコミッションと連携し、映像制作会社等とのマッチングイベントである「JFC全国ロケ地フェア」に市と水郷佐原観光協会が共同で参加するなど、ロケ誘致に向けたPR活動も実施しております。
かとう裕太
最近のロケ誘致の実績を伺います。
松田博明総合政策部長
水郷佐原観光協会に確認しましたところ、令和6年4月1日から 10月31日までの7ヵ月間にあったロケの撮影届出書の提出件数は46件で、その撮影日数は延べ64日でありました。
かとう裕太
松田博明総合政策部長
かとう裕太
それでは、今後フィルムコミッションの活動をさらに推進していくために、どういった取り組みをしていく予定でしょうか。
松田博明総合政策部長
香取市として撮影候補地のPRをするなどフィルムコミッション事業を推進していくことは、地域資源を活かしたシティプロモーションの一つとして有効なものと考えております。
そして、フィルムコミッション事業の推進に向けて、本年5月に任命した政策アドバイザーと、本年7月に任命した地域おこし協力隊とともに、制作会社が求める撮影地の選定基準や必要な情報、市内の撮影候補地の整理、更なる受け入れと撮影地を活用したロケツーリズムなどを検討していきます。
かとう裕太
最近放送されたものでは、フィルムコミッションが関わったかはわかりませんが、テレビ東京さんの孤独のグルメ特別編「それぞれの孤独のグルメ」で香取市のとあるドライブインさんが舞台となりました。ご近所だったのですが、やっぱり地元が舞台になると嬉しいですね。特に自分の好きな作品、知っている作品の舞台になるとさらに地元が好きになるような気がします。フィルムコミッションにはさらに力を入れていっていただき、ロケ地に選んでいただける体制や準備を確りと整備していただくとともに、最近は以前より聞かなくなりましたがまだまだ根強い人気がある聖地巡礼やロケツーリズムなどにつながるような施策を進めていっていただいて、市外からお越しの方にも、市民の方にも香取市をさらに好きになってもらえるようにしていただきたいと思います。
次に、ゆるキャラについて、伺います。
香取市内のイベント等でもゆるキャラが見られることがあり、千葉県マスコットキャラクターのチーバくんも度々市内を訪れてくれていますが、香取市の場合は市内にいろいろなゆるキャラがいるようにも思います。
そこで、伺います。香取市内で活動しているゆるキャラ、ご当地キャラにはどういったものがあるのでしょうか。
松田博明総合政策部長
香取市内で活動しているゆるキャラは、道の駅水の郷さわらの農産物PR「カトリーヌいもこ」「ふつぬしさま」、道の駅くりもと紅小町の郷のPR「くりちゃん」、伊能忠敬大河ドラマ化推進協議会の「ちゅうけいSUN」、香取市佐原のPR「さわらちゃん」、佐原青年会議所の「かっちゃん」、社会福祉協議会の「あや香ちゃん」、香取小江戸マラソン大会の「かとまる」と、8体が活動しています。
また、ご当地キャラに関しては、香取市のローカルヒーロー「ふるさと戦隊カトレンジャーZ」が活動しています。
かとう裕太
それでは、なかったとは思いますが、香取市公式のゆるキャラというものはあるのでしょうか。
松田博明総合政策部長
香取市では、公式のゆるキャラを設置しておりません。
かとう裕太
香取市でひとつ公式のゆるキャラを作らなかった経緯はどのようなものだったのでしょうか。
松田博明総合政策部長
既に民間などで多くのゆるキャラが考案され、認知度も高く活躍している状況を踏まえ、これまでは、あえて競合するような形で公式のゆるキャラを作る必要性を感じていませんでした。
かとう裕太
それぞれのゆるキャラがそれぞれ頑張っていらっしゃいますし、ファンもいらっしゃると思います。今後も一緒に香取市を盛り上げていっていただきたいと思います。
次に、メタバース等新しい技術の活用について、伺います。
自治体のPRにメタバースやNFT等、新しい技術を活用している事例もあります。メタバースとは、インターネット上の仮想空間のことで、そこでいろいろな体験をすることができます。ゴーグルをつけて、リアルな映像を見ている、といった場面をメディア等でご覧になった方もいるかもしれません。また、NFTというのは、Non-FungibleTokenの略で、非代替性トークン、と言われてもなんのことだかまったくわかりませんが、例えば証明書がついた偽造困難なデジタルアートなどのデジタルデータのことで、そういったNFTが高額で取引されたことがニュースになるなどしています。
自治体においても、メタバース上でイベントを開催したり、地元の観光地等のバーチャルツアーを行ったり、NFTを活用してアートを販売したり、デジタル住民票を発行して実際に自治体を訪れてくれた方に特典を提供したりなど、いろいろな活用事例が出てきています。
そこで、伺います。香取市ではメタバースやNFT等、新しい技術を活用した市のPRなどは考えているのでしょうか。
松田博明総合政策部長
インターネット上に構築された3次元の仮想空間であるメタバースやブロックチェーン技術を活用したデジタルデータであるNFTの活用については、千葉県が香取市の伊能忠敬旧宅を中心に小野川周辺のメタバース空間を構築しています。この千葉県のメタバース活用事業を参考にしてメタバースが効果的であるか考えていきます。
かとう裕太
先日開催されたふるさとフェスタさわらでも、佐原の小野川周辺の町並みをメタバースで体験できるブースなどが出展されており、体験いたしました。千葉県が制作した、小野川周辺のメタバース空間も見たことがありますが、面白い取り組みだなと感じました。これからメタバースやNFTの活用はさらに広がっていくと思いますので、活用を検討していただきたいと思います。
次に、4点目の政治活動と選挙運動について、伺います。
市長の政治活動と選挙運動について、ですが、前回の質問で、記憶があいまいですとか、精査する、と仰っていたところを伺います。
Facebookの有料広告について、香取市長選挙の頃には伊藤友則後援会でFacebookの有料広告を掲載していたと思いますが、掲載していましたか。
伊藤友則市長
私の記憶では知らないです。
かとう裕太
表示されていたんですが、全く知らないということでしょうか。
伊藤友則市長
私は知らないです。
かとう裕太
それでは、伊藤友則後援会のフェイスブックのページというのは、どなたが管理されているんでしょうか。
伊藤友則市長
当時の事務方がやっていたんではないかなと思います。
かとう裕太
事務方の方がされていたということで、選挙期間中にも有料広告が掲載されていたと思いますが、それも知らないということでしょうか。
伊藤友則市長
私は知らないです。
かとう裕太
広告は2種類あって、一つは4月10日から掲載開始、もう一つは告示日である4月17日の前日の16日から掲載開始となっており、インスタグラムにも掲載されるようになっていましたが、記憶にありませんか。
伊藤友則市長
私は知らないです。
かとう裕太
選挙運動のための有料インターネット広告を掲載することは、一部の例外を除いて罰則をもって禁止されていますが、ご存じでしょうか。
伊藤友則市長
そのあたりの知識は、あまり存じ上げておりませんでした。
かとう裕太
昨年の江東区長選挙では、当選した候補が選挙期間中に禁止されている有料広告を掲載した疑いで東京地検特捜部の捜索を受け、その後、区長を辞任し、先日有罪が確定しました。この事例はご存じですか。
伊藤友則市長
ニュースなどで聞いたことはあると思います。
かとう裕太
この場合、広告を出したのは区長本人ではなくて支援者ですとかスタッフということですが、それでもそういったことになったということです。
この事例と同じ、禁止された有料広告に、もし伊藤友則後援会で出していた場合、禁止されている有料広告に当たる可能性があるとは思いませんか。
伊藤友則市長
私はちょっと存じ上げないので分からないです。
かとう裕太
分からないということで、これ以上何も聞けないなと思うところです。
でも、今までは記憶にないとか記憶が暖昧だったというのに、これは知らないとはっきり仰るんですね、分かりました。
では、次に、選挙運動の収支報告書について、212万円の寄附の全てが寄附された方の住所や氏名、職業等の記載が必要ない1万円以下だった件について、1万1円以上寄附された方はいなかったんでしょうか。
伊藤友則市長
そうだったんではないかなと思います。
かとう裕太
精査されるということだったんですが、精査されたんでしょうか。
伊藤友則市長
ある程度事務方のほうにお聞きして、そのようにお返事をいただきました。
かとう裕太
213人の方が213件あったので、その方々が全て1万円以下の寄附をするというのはちょっと違和感がありますが、市長からは寄附は1万円以下でお願いしますといった案内はされていたんでしょうか。
伊藤友則市長
そのような依頼を特に私からした記憶は、特にございません。
かとう裕太
では、伊藤市長の収支報告書、選挙のほうです。
支出には茶菓代、弁当代、備品・消耗品費などは全く記載されていませんでした。
お茶やお菓子やお弁当、その他の備品・消耗品は全く購入されていないんでしょうか。
伊藤友則市長
主に消耗品などは既にあるものを使ったと思っています。それと事務所自体もそんなに朝から開けることもなく、午後から来る、手伝うという方が多かったと思うので、それぞれの対応であったんじやないかと思うので、消耗品等については、既にあるものを使ったのではないかなと思います。
かとう裕太
答弁にはなかったんですが、事務所には事務員さんも雇っていましたが、お茶やお菓子やお弁当は全く提供されなかったんでしょうか。
伊藤友則市長
そんなに毎日立ち寄っていたわけではないのですが、特にいろいろなものを準備せずに、既にあるものを使ったんではないかなと思います。
かとう裕太
以前買ったお弁当を提供したりということもあったんでしょうか。
伊藤友則市長
事務所のほうがそんなに朝早くから開けることもなく、午後から来る方で開けていたりもあったと思うので、特段自分としては、そのあたりは気にしない対応であったんじゃないかなと思います。
かとう裕太
ちょっとよく分からなかったんですが、もう時間もありません。
これまでいろいろと伺ってきましたが、言いたいことは、行政のトップには法令を遵守していただきたいということです。
「法律による行政の原理。」行政は法令を守って活動しなければなりません。
トップが法令を守らなければ、香取市に対する市民の皆さんの信頼が揺らいでしまいます。
法令を守って公平・公正な選挙、そして政治活動を行っていただくことをお願いいたしまして、一般質問を終えます。
ありがとうございました。