かとう裕太の一般質問全文 令和4年12月香取市議会定例会−KOMPAS・橘ふれあい公園・新型コロナウイルス感染症・HPVワクチン・子育て支援・教育

みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。

 

2022年11月4日、令和4年12月香取市議会定例会において、かとう裕太は全体の9番目で登壇して一般質問を行いました。

 

今回は、みんなの賑わい交流拠点コンパスと現在の施設の今後について、橘ふれあい公園について、新型コロナウイルス感染症対策について、HPVワクチンの接種について、子育て支援と教育の充実について伺いました。

 

いつものように、かとう裕太の一般質問の全文を掲載いたします。

 

一般質問の録画はインターネットからも視聴可能です。

発言内容
  1. 令和4年12月香取市議会定例会一般質問
    1. かとう裕太
    2. 伊藤友則市長
    3. 宮﨑秀行経営企画部長
    4. 吉田博之建設水道部長
    5. 増田正記福祉健康部長
    6. かとう裕太
    7. 宮﨑秀行経営企画部長
    8. かとう裕太
    9. 宮﨑秀行経営企画部長
    10. かとう裕太
    11. 宮﨑秀行経営企画部長
    12. かとう裕太
    13. 宮﨑秀行経営企画部長
    14. かとう裕太
    15. 宮﨑秀行経営企画部長
    16. かとう裕太
    17. 宮﨑秀行経営企画部長
    18. かとう裕太
    19. 宮﨑秀行経営企画部長
    20. かとう裕太
    21. 宮﨑秀行経営企画部長
    22. かとう裕太
    23. 宮﨑秀行経営企画部長
    24. かとう裕太
    25. 宮﨑秀行経営企画部長
    26. かとう裕太
    27. 宮﨑秀行経営企画部長
    28. かとう裕太
    29. 宮﨑秀行経営企画部長
    30. かとう裕太
    31. 宇井正志教育次長
    32. かとう裕太
    33. 宮﨑秀行経営企画部長
    34. かとう裕太
    35. 宮﨑秀行経営企画部長
    36. かとう裕太
    37. 宇井正志教育次長
    38. かとう裕太
    39. 宇井正志教育次長
    40. かとう裕太
    41. 宇井正志教育次長
    42. かとう裕太
    43. 浅野仙一総務部長
    44. かとう裕太
    45. 吉田博之建設水道部長
    46. かとう裕太
    47. 吉田博之建設水道部長
    48. かとう裕太
    49. 吉田博之建設水道部長
    50. かとう裕太
    51. 吉田博之建設水道部長
    52. かとう裕太
    53. 吉田博之建設水道部長
    54. かとう裕太
    55. 吉田博之建設水道部長
    56. かとう裕太
    57. 吉田博之建設水道部長
    58. かとう裕太
    59. 吉田博之建設水道部長
    60. かとう裕太
    61. 吉田博之建設水道部長
    62. かとう裕太
    63. 吉田博之建設水道部長
    64. かとう裕太
    65. 吉田博之建設水道部長
    66. かとう裕太
    67. 吉田博之建設水道部長
    68. かとう裕太
    69. 増田正記福祉健康部長
    70. かとう裕太
    71. 増田正記福祉健康部長
    72. かとう裕太
    73. 増田正記福祉健康部長
    74. かとう裕太
    75. 増田正記福祉健康部長
    76. かとう裕太
    77. 増田正記福祉健康部長
    78. かとう裕太
    79. 増田正記福祉健康部長
    80. かとう裕太
    81. 増田正記福祉健康部長
    82. かとう裕太
    83. 増田正記福祉健康部長
    84. かとう裕太
    85. 伊藤友則市長
    86. かとう裕太
    87. 宇井正志教育次長
    88. かとう裕太
    89. 宇井正志教育次長
    90. かとう裕太
    91. 宇井正志教育次長
    92. かとう裕太
    93. 宇井正志教育次長
    94. かとう裕太
    95. 宇井正志教育次長
    96. かとう裕太
    97. 増田正記福祉健康部長
    98. かとう裕太

令和4年12月香取市議会定例会一般質問

かとう裕太

こんにちは。

 

1番議員是々非々の加藤裕太です。

 

香取市議会会議規則第62条1項、2項にもとづき、通告に従って一般質問をいたします。

 

今回は大きく分けて5つの項目について伺います。

 

1点目は、みんなの賑わい交流拠点コンパスと現在の施設の今後について、2点目は、橘ふれあい公園について、3点目は、新型コロナウイルス感染症対策について、4点目は、HPVワクチンの接種について、5点目は、多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、です。

 

まず、1点目の、みんなの賑わい交流拠点コンパスと現在の施設の今後について伺います。

 

佐原駅周辺地区複合公共施設として整備が進められてきた、みんなの賑わい交流拠点コンパスが、2022年12月25日にオープンすることが決定し、現在準備が進められているところだと思います。

 

これからオープンするみんなの賑わい交流拠点コンパスについて、基本的な事項を確認しておこうと思います。

 

そこで、伺います。

 

みんなの賑わい交流拠点コンパスの施設の目的や施設の整備を通じて目指すものはどういったものでしょうか。

 

次に、2点目の、橘ふれあい公園について、伺います。

 

橘ふれあい公園については、10月1日からパークゴルフ場がオープンし、10日には市民大会が開催されました。

 

そして、2023年の春には、キャンプ場とバーベキュー広場もオープンし、今後さらにいろいろな方々に利用される施設になっていくと思います。

 

そこで、伺います。

 

橘ふれあい公園全体としては、年間にどれくらいの方々が利用されることを目標としているのでしょうか。

 

次に、3点目の、新型コロナウイルス感染症対策について、伺います。

 

現在の感染状況の把握について、ですが、ここ数ヶ月を見ますと、全国各地でいろいろなイベント等が行われ、全国旅行支援などが始まり、水際対策も緩和されるなど、人の移動・接触の機会が一時期から比べると大幅に戻ってきました。

 

また、2022年9月26日から、千葉県でも新型コロナウイルス感染症の全数届出が見直され、感染者数の把握の仕方などが大きく変わり、市町村ごとの感染者数などが発表されなくなったことと思います。

 

そこで、伺います。

 

そういった環境の中で、香取市としては、9月定例会以降の香取市内での感染状況はどのように分析されているでしょうか。

 

次に、4点目のHPVワクチンの接種について、伺います。

 

接種状況と積極的勧奨の状況について、ですが、HPVワクチンの接種については、積極的勧奨が再開され、キャッチアップ接種も進められているところだと思います。

 

そこで、伺います。

 

HPVワクチンの現在の接種状況と、積極的勧奨の実施状況はどのようになっているのでしょうか。

 

次に、5点目の、多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、伺います。

 

学校給食費の無償化について、ですが、学校給食費無償化については、今定例会で市立学校の中学3年生、小学6年生及び第3子以降のお子さん方を対象に、学校給食費が免除されるようになる議案が提出されています。

 

これまでも一般質問等で、お子さん方や子育て世代の負担を減らすような施策の実施をお願いして参りました。

 

今回、対象が限定されているとはいえ、そういった施策の実施に動いていただき、ありがとうございます。

 

今後、まだ対象となっていない方々も多くいらっしゃいますので、早期に給食費の完全無償化を実現していただきたいと思います。

 

そこで、伺います。

 

今回の無償化の対象が中学3年生、小学6年生及び第3子以降のお子さんとなった理由を伺います。

 

また、無償化の対象を決める際に、他の意見もあったと思いますが、議論の過程がどのようになっていたのか、伺います。

 

以上で壇上での質問を終わります。

 

よろしくお願いいたします。

 

伊藤友則市長

学校給食費の免除については、全学年としたいところですが、限られた財源であることから、まずは、次年度に進学を控えるお子さんを持つ保護者の経済的負担を軽減し、進学への準備経費に備えていただくため、中学3年生、小学6年生を対象としたものです。

 

なお、第3子以降の保護者の負担軽減を目的とする千葉県補助事業も活用します。

 

また、対象範囲の拡大については、引き続き検討をして参ります。

 

宮﨑秀行経営企画部長

当施設の整備目的は、子どもからお年寄りまで、あらゆる世代の交流の場を設け、市民の交流、つながりを高めるとともに、人が集い、賑わいを創出することで、佐原駅周辺地区の活性化を図る目的を持った施設として整備したものであります。

 

また、当該施設には、図書館をはじめ、多目的ホール、研修室、音楽練習室などの貸出施設、児童書架や大型遊具を設置した子育て世代支援施設、千葉銀行などのテナント施設など、多くの機能を併せ持つ複合施設として整備したもので、市民や団体等の多種多様な活動を展開する拠点施設になるとの認識であります。

 

したがいまして、自動運転の導入に向け、まずは、他の自治体における活用例の実態把握や当該運行事業者との情報交換及び協議等を行うなど、その是非を含め、計画的な調査・研究に努めてまいりたいと考えております。

 

吉田博之建設水道部長

橘ふれあい公園全体の集客目標について、指定管理者による集客目標は、パークゴルフ場が年間約2万人、キャンプ場が年間約1万2千人とされています。

 

そのほか、広場、体験学習施設などは、いままでの実績から約4万人程度の利用があるものと想定しています。

 

現在、進めている整備工事が完了することにより、橘ふれあい公園周辺の持つ自然環境に加え、体験学習施設、パークゴルフ場、キャンプ場等の各施設を組み合わせて利用することができるようになります。

 

これにより、橘ふれあい公園の整備目的として掲げた、多世代間の交流、市民の健康増進、市外からの来訪者の誘致を果たし、より魅力的な公園となることを期待しているところです。

 

増田正記福祉健康部長

9月定例会以降の市内の感染状況につきましては、千葉県から提供される1週間ごとの情報によりますと、10月中旬頃までは、感染者の発生はほぼ横ばいで、1週間当たり150人程度の感染が確認されました。

 

その後、1週間当たり200人程度になった週がありましたが、概ね150人程度で推移し、継続して感染が発生している状況となっております。

 

これは、いわゆる第7波の減少が下げ止まり、人の移動を伴う様々な活動が再開されはじめたことが要因と考えられます。

 

HPVワクチンの接種について、HPVワクチンの定期接種対象年齢である小学校6年生から高校1年生相当の女子の人数は令和4年4月1日時点で1,297人です。

 

HPVワクチンは一人で3回接種するワクチンとなりますが、今年度4月から9月までの状況としまして、半年間合計で175回の接種が実施されております。

 

これは、前年度合計347回と比較しまして、ほぼ変わらない接種状況となっており、前年度に3回接種を完了した人の割合が約7.5%であったことから、今年度についても7~8%の方が接種を完了するものと推計されます。

 

ちなみに、令和3年度に定期接種の対象年齢を満了した平成17年度生まれの方のみの接種状況としまして、3回接種完了者の割合は、約25.2%となっております。

 

積極的勧奨としましては、前年度末から今年度4月にかけて、標準的接種年齢とされている中学生以上の年代の全対象者及び保護者に、予診票、厚生労働省作成のリーフレット及び市で作成した説明文などを同封した個別勧奨通知を送付しました。

 

また、市の広報誌やホームページ、SNS等で広く接種機会の周知を図ったところです。

 

 

かとう裕太

ありがとうございます。

 

引き続き、一問一答にて質問をいたします。

 

 

まず、1点目の、みんなの賑わい交流拠点コンパスと現在の施設の今後について、伺います。

 

これまでの経緯とオープンへ向けた準備について、ですが、公民連携の事業なので、コンパスとはかたちが違うと思いますが、以前視察に行かせていただいた、岩手県紫波町のオガールプロジェクトは、図書館等を含む施設等全体として、年間100万人が訪れる施設にまで成長しました。

 

 

利用者数が唯一の指標ではないと思いますが、せっかく費用をかけてつくる施設ですので、多くの方々に利用される施設になった方がいいのではないかと考えます。

 

 

そこで、伺います。

 

コンパスでは、年間どれくらいの利用者数を目標としているのでしょうか。

 

 

宮﨑秀行経営企画部長

当施設の基本計画における想定値となりますが、年間で延べ約27万2千人の利用を見込んでいます。

 

この想定値に加え、千葉銀行や芝山農園が運営するカフェなど、別途、テナント事業者の利用者分が加わる旨想定しています。

 

かとう裕太

現在12月25日のオープンに向けて、いろいろな準備が進められているところだと思います。

 

 

現在の準備状況はどのようになっているのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

12月25日のオープンに向けた準備等の進捗状況といたしましては、まず、市が実施するものとして、現在、オープニングセレモニーの準備を進めています。また、今後、図書館の引っ越し作業や館内のフリーWi-Fiの設置工事を実施します。

 

次に、指定管理者の業務といたしましては、貸出施設等の予約方法に係る説明会の実施をはじめ、施設のホームページやパンフレット等の作成、オープニングイベントの調整、コンパスで従事する職員の募集・採用のほか、当該職員の研修などを進めております。

 

なお、その他テナント事業者につきましては、既に賃貸借契約を締結し、現在、内装工事や備品等の調達搬入などを進めている状況であります。

 

 

かとう裕太

10月13日から15日の日程で、貸出施設予約方法説明会が開催されたと思います。

 

予約方法については、以前総務企画常任委員会で質問した際に、インターネットからの予約も可能で、使用料の決済まで完結する、といったご答弁をいただいたと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

予約方法と使用料の支払いについて、これまでとどのような点が異なるのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

予約方法と使用料の支払いで、これまでの状況と異なる点といたしましては、窓口での利用申請等に加え、インターネット上で、利用申請とクレジットカードなどによる使用料の支払いができるようになります。

 

また、現在は、使用する日の5日前までの利用申請が必要ですが、コンパスでは、当日の申請が可能となります。

 

かとう裕太

インターネット上での予約と使用料の決済ができるようになるのはとても便利だと思います。

 

また、以前の一般質問でも市の施設の当日予約の実現について要望いたしましたが、コンパスで当日の利用申請ができるようになることで、利便性が大きく向上し、利用率にもいい影響があるのではないかと思いますので、今後他の施設での当日予約も検討していただければと思います。

 

 

 

次に、予約方法説明会の状況について、伺います。

 

説明会への参加状況はどのようになっているでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

説明会への参加状況につきましては、まず、当説明会は、指定管理者であるシダックス大新東ヒューマンサービス㈱が主体となり、10月13日から15日の3日間で、計5回の開催がなされ、述べ161人の参加があったところであります。

 

 

かとう裕太

貸出施設については、これまでの公民館とは形式が変わってしまい、不安だ、というご意見もいただいております。

 

これまで公民館等を利用されていた団体等の予約や利用が同様にできるのかといったことや、各施設の広さや部屋数、設備のこと、用具等の保管場所のことなど、いろいろなご意見があったのではないかと思います。

 

 

私としては、この施設について、公民連携の導入やテナント誘致など、いろいろな手法も組み合わせて、施設全体を充実させていくことが必要だと考えていましたので、議員の任期をいただいてから最初の一般質問でもそういったことを申し上げましたが、最終的には当初の計画よりも面積が約20%削減されてしまったということもあり、その中で全てうまくやっていくのは難しいところもあるのではないかと思います。

 

市民のみなさんのご意見を伺い、丁寧に説明をしながら、不安を解消していく必要があるのではないかと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

予約方法説明会に参加された方々からは、どういったご意見等があったでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

説明会における参加者からの主なご意見等につきましては、

・予約受付や利用者登録など、書類の手続きや書き方に関するもの。

 

・複数の団体等で予約希望が重なった場合の調整方法に関するもの。

 

・レンタル倉庫の利用希望が多かった場合の対応方法に関するもの。

 

・各諸室に備え付けの備品に関するもの。

 

等について、ご質問がありました。

 

かとう裕太

そのご意見に対して、どういったご説明をされているのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

書類の手続きなどに関することにつきましては、配布した提出書類の様式により、記載方法の概略を説明するとともに、説明会の後、11月1日まで佐原中央公民館に臨時窓口を設置し、直接の問合せに対応することを説明しておりました。

 

また、予約希望が重なった場合の調整方法につきましては、最初から機械的な抽選を行うのではなく、部屋の変更や、予約希望の回数が多い団体には、回数を減らして頂くなど、諸々の調整を行う旨の説明がありました。

 

レンタル倉庫につきましては、限られた区画数に対し、希望が多くなった場合は、抽選を実施することの説明がありました。

 

各諸室に備え付けの備品につきましては、それぞれの諸室の具体的な備品の設置状況等の説明をしておりました。

 

かとう裕太

ご意見を受けて、今後、何か対応はしていく予定でしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

備品等について、一部、用意のない備品の設置要望等があり、今後、利用状況に応じて、備品の追加等を検討する旨の回答をしております。

 

また、施設は、開館後の実態に即した対応が特に重要となります。

 

つきましては、利用状況の動向や利用者からの具体的な要望など、円滑な運営を続ける中で対応が必要なものについては、確かなモニタリングを通じ、適切な対応ができるよう努めてまいりたいと考えます。

 

かとう裕太

これまでと変わることも多いと思いますので、利用される方々にとっては不安なこともあると思いますし、最初は混乱などが生じる可能性もあるかと思います。

 

例えば、駐車場の料金については、施設利用者は3時間以内無料、となっていると思いますが、そういったところがうまく伝わっていないのか、「なぜこれまでと違って有料なのか」といったお問い合わせを何件かいただいています。

 

施設を利用される方は3時間以内無料です、ということをお伝えすると、「そうなのか、知らなかった。ゲートがあるから有料だと思った」といった反応をいただくことが多いと感じています。

 

新しい施設になることで変わることについては、先日生涯学習課のtwitterアカウントでの図書館移転のお知らせの投稿でも触れられていました。

 

その他の変わることについても、変わる、ということ自体についての拒否反応を減らしていくためには、大変だとは思いますが、丁寧に説明していくことが重要になってくるのではないかと感じています。

 

 

そこで、伺います。

 

今後はこういった予約方法や利用方法などの説明会は開催されるのでしょうか。

 

 

宮﨑秀行経営企画部長

今後の説明会開催の予定はありませんが、指定管理者において、12月1日から12月24日まで、佐原中央公民館に臨時窓口を設置し、問合せ等の対応を行うほか、随時、電話による対応を行います。

 

また、図書館の利用説明会を12月14日に佐原中央公民館で開催する予定であるほか、12月25日午後から28日までの間、指定管理者において、一般の方が施設の様子を自由にご覧いただける内覧会の開催を企画しております。

 

かとう裕太

お問い合わせについては、色々とあるとは思いますが、丁寧な対応と情報提供をお願いいたします。

 

 

次に、オープンの日について、12月25日のオープンの日には、記念式典や記念イベントが予定されていると思います。

 

 

記念式典や記念イベントはどういった内容のものになる予定でしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

12月25日の午前中は、市の主催により、関係者によるオープニングセレモニーを予定しています。

 

同日、午後から一般への開放を予定しており、12月28日までの間は、指定管理者において、施設の内覧会や小野川ホールを活用したイベントの開催などを検討しております。

 

かとう裕太

12月25日はオープンの記念の日になると思いますので、市民のみなさんや地域のみなさんを巻き込んで、式典やイベントをつくりあげていっていただきたいと思います。

 

 

次に、コンパスの災害時の利用について、コンパスは、頑丈で、ある程度の高さのある建物になりますので、災害発生時に避難できる場所として活用してはどうか、という声もいただいております。

 

 

そこで、伺います。

 

災害発生時に、コンパスを避難する場所として利用することは可能となるのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

コンパスは指定避難所ではありませんので、災害により身の危険を感じ、指定避難場所へ移動することがかえって危険な場合などには、「近隣の安全な場所」の一つとして、避難場所としての利用は可能と考えております。

 

かとう裕太

避難場所として利用する場合、どれくらいの人数を収容できるのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

40人程度の受入れに対応できるよう設計しています。

 

かとう裕太

市民のみなさんが避難された場合に、どのような運営がされるようになるのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

原則として、指定管理者が定める緊急対策マニュアルに基づき運営されます。

 

具体的には、避難者へ開放する場所は、3階の研修室、和室、メディアスペースを想定しており、当該諸室は、48時間の非常用電源により、停電時の対応も可能となっています。

 

また、施設内の備蓄倉庫には、40人程度の避難者の受入れに対する3日分の水、食糧などの災害用備蓄品を常備し、必要に応じて提供することとしております。

 

かとう裕太

コンパスを安全な場所として避難できるケースでは、柔軟に活用して行っていただきたいと思います。

 

 

 

次に、現在の図書館・公民館の現状と今後の活用について、伺います。

 

 

コンパスがオープンすることになると、現在の図書館・公民館は廃止されることになると思います。

 

廃止されてもすぐに建物がなくなるわけではないと思いますので、今後どのようにしていくのか、色々と検討していく必要があると考えます。

 

そのために、現在の状況を確認したいと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

直近の図書館・公民館の利用実績はどのようになっているのでしょうか

 

宇井正志教育次長

各施設の直近の利用実績につきましては、令和4年4月から9月末の6ヶ月では、佐原中央公民館は、20,533人、月平均約3,420人、佐原中央図書館は、13,588人、月平均約2,260人となっており、いずれも新型コロナウイルス感染症の影響による利用者減少からは回復傾向にあります。

 

かとう裕太

それでは、図書館・公民館の土地・建物の権利関係・契約関係はどのようになっているのでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

現在の佐原中央図書館・佐原中央公民館の建物は市の所有となります。

 

また、当該土地の所有者は、主に千葉県であり、敷地内にある旧赤道・青道部分については、国所有の状況となっております。

 

市は、国からは有償で、千葉県からは無償で土地を借り受ける契約を締結し、現在、使用しております。

 

かとう裕太

土地の所有者とは、今後の方向性について、話し合いなどはされているでしょうか

 

宮﨑秀行経営企画部長

無償で土地を借り受けている、千葉県との土地の使用貸借契約については、現在、利用目的の中に、図書館、公民館を規定しています。

 

したがいまして、コンパスへ当該機能を移転するに当たり、契約の一部変更が必要となるため、コンパスの建設が本格化した昨年度から、当該土地の継続的な借り受けついて、千葉県と具体的な協議を行っているところであります。

 

かとう裕太

香取市としては、現在のところ、廃止される図書館・公民館の利用や解体等の方向性について、どのように検討されているのでしょうか

 

宇井正志教育次長

現在の図書館及び公民館の利用につきましては、施設の老朽化が進んでおり、市民等の利用は難しいものと考えております。

 

また、それらの建物は、同敷地内にある文化会館及び市民体育館と消防設備や給水設備等が一体管理する構造となっていることなどから、利用の方向性については、当面、設備の管理棟や防災倉庫等とすることを検討しております。

 

かとう裕太

では、施設の維持費について、他の用途で活用せずにそのままにした場合、土地と建物や管理費で年間どれくらいのコストがかかってくるのでしょうか

 

宇井正志教育次長

現在の公民館と図書館の施設に係る維持管理費につきましては、同敷地内の4館を一体管理しているため個別の算出は難しいところがありますが、用途廃止後の施設を使用しない場合、現在のところ、機械警備費(セコム)が2館で年間約47万円の他、それらに係る電気料等が必要になると考えております。

 

かとう裕太

便利な場所にあると思いますので、土地や建物を何か活用できれば、と思うところだと思います。

 

土地は千葉県所有になると思いますが、土地や建物を借りたい、という方が現れた場合、貸し出すことは可能なのでしょうか

 

宇井正志教育次長

これまで答弁させていただいているように、土地は千葉県等の所有であること、建物は老朽化していること等から、貸し出すことは難しいと考えます。

 

 

かとう裕太

貸し出すのは難しい、ということですので、市として有効活用する方法を考えていかなければならないと思いますが、中央公民館を避難所として活用することはできるのでしょうか。

 

浅野仙一総務部長

現在、香取市の佐原中央公民館周辺の指定避難所としては、隣接する香取市民体育館を指定しているところです。

 

今後につきましても、香取市民体育館を指定避難所として運用していく方針であり、佐原中央公民館については、施設の老朽化が進んでいることから、指定避難所としての使用については、現在のところ想定しておりません。

 

かとう裕太

現在の中央公民館と図書館のある場所は、比較的利便性の高いところだと思いますので、今後の活用について、既存建物の活用はもちろんのこと、実現性はそう高くはないと思いますが、建物の売却・解体・再建築等、他のあらゆる活用方法も検討していただければと思います。

 

少し時間をかけてでも、市民のみなさんのためになるように、慎重に検討を進めていっていただくよう、お願いいたします。

 

 

 

次に、2点目の橘ふれあい公園について、伺います。

 

パークゴルフ場について、ですが、パークゴルフ場は10月1日にオープンし、これまでも市民のみなさんへの無料開放や、市民大会が行われ、現在では通常の営業がされているところだと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

これまでの利用者はどれくらいになっているのでしょうか。

 

無料開放期間、通常営業時に分けて伺います。

 

 

吉田博之建設水道部長

10月1日から9日までの無料開放期間中の利用者は 1,105人、10月11日の通常営業開始後、10月23日までの利用者は338人でした。

 

かとう裕太

パークゴルフ場は、大会等の誘致も見込んで、36ホールのコースを整備してきた経緯があったと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

現在のところ、大会等の予約の状況などはどのようになっているのでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

去る10月28日に有名パークゴルフメーカーが協賛する大会が開催されました。

 

同じく有名メーカーが協賛する大会が11月に2回、12月に1回開催される予定となっています。

 

そのうち、12月に開催される大会には、韓国からの選手団も参加する予定であり、国際大会として開催されるとのことです。

 

また、月例の大会が11月から毎月開催される予定となっています。

 

かとう裕太

いろいろな大会の予約も入っており、国際大会も開催されるということで、たくさんの方々に香取市のことを知っていただけるチャンスになり、香取市内の経済活動へのいい影響も出てくると思いますので、そういった場面での香取市のPRも積極的にしていっていただきたいと思います。

 

 

現在はオープンしたてということで、いろいろな大会の予約が入っているということもあるのかな、と思いますが、今後継続的に大会の誘致を行っていくためには、誘致活動も重要になってくると考えます。

 

 

そこで、伺います。

 

橘ふれあい公園パークゴルフ場の情報については、パークゴルフの専門誌への掲載などもあったと思いますが、大会の誘致はどのように行っていくのでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

管理運営事業者は、日本パークゴルフ協会の理事であり、自らも長年にわたりパークゴルフ場の経営を行うとともに、全国のパークゴルフ場の設計や運営などのコンサルタント業務を行っています。

 

その経験や多くの関係者との関係性を活かし、自主事業として、大きな大会などを実施していく予定となっています。

 

かとう裕太

大きな大会を誘致できれば、日本全国や世界からもたくさんの方がお越しになりますので、香取市内での宿泊や飲食、観光などにもつながり、市内経済の活性化にも結びついていく可能性もあるのではないかと思います。

 

今後も継続的な大会の誘致と、お越しになった方々が市内での消費をできるような導線の確保をお願いいたします。

 

 

 

次に、10月10日に開催された市民大会について伺います。

 

市民大会には私も参加させていただき、36ホールのコースを楽しませていただきました。

 

他にも多くの方々が参加され、みなさんそれぞれに楽しんでいらっしゃったのではないかと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

今回の市民大会には何人の方々が参加されたのでしょうか。

 

吉田博之建設水道部長

10月10日に開催した市民大会は、天候にも恵まれ、 134人の方の参加がありました。

 

議員の皆様にもご参加いただきありがとうございました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

かとう裕太

今回の市民大会をどのように評価されているでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

今回の大会には、初心者や比較的若い方の参加も多くありました。

 

そのため、パークゴルフというスポーツを知ってもらう良い機会であったと考えています。

 

かとう裕太

今後継続して市民大会を開催していくのでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

多くの市民の方々に参加いただけるよう、来年度以降も継続して開催していきます。

 

かとう裕太

市民大会は市民のみなさんの交流の場にもなると思いますし、せっかく36ホールのコースを整備しましたので、市民のみなさんにもパークゴルフを知っていただき、たくさん使っていただけるように、市民大会を継続していっていただきたいと思います。

 

次に、キャンプ場とバーベキュー広場について、伺います。

 

 

現在、2023年の春のオープンに向けて、キャンプ場とバーベキュー広場の整備が進められているところだと思います。

 

個人的にキャンプが好きで、以前はいろいろなキャンプ場に行っていたので、香取市でも新しいキャンプ場ができるのをとても楽しみにしています。

 

それと同時に、数年前くらいからキャンプがブームになっており、全国各地でキャンプ場の整備が進められてきましたので、施設のハード面と運営のソフト面の両方で、来ていただいた方々に満足していただけるようなキャンプ場を整備していかないと、ブームが去った後に利用されない施設になってしまう可能性もあると思いますので、確りと施設の整備と運営を進めていっていただきたいと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

キャンプ場とバーベキュー広場は、どういった施設になるのでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

キャンプ場は、電源と水道を備え、区画内に車両の駐車が可能なオートキャンプサイトが20区画、電源と水道のない通常のキャンプサイトが40区画,バーベキュー棟が1棟となっております。

 

バーベキュー棟は、雨天でも利用ができるように、屋根付きとしています。

 

かとう裕太

工事の現在の状況と、今後の予定はどのようになっているでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

9月末現在の工事進捗率は50.1%で、現在は造成工事が完了し、バーベキュー棟の建築を進めているところです。

 

今年度中にはキャンプ場の全ての工事が完了し、令和5年4月1日から供用を開始する予定です。

 

かとう裕太

キャンプ場とバーベキュー棟の予約方法について、インターネット上から予約できれば、利用者にとってはとても便利になると思います。

 

予約方法はどのようになる予定でしょうか。

 

吉田博之建設水道部長

キャンプ場やバーベキュー棟の予約方法については、事業者と調整中であるため具体的には申し上げられませんが、事業者側はインターネットを活用した予約やキャッシュレス決済など、社会ニーズに応じた仕組みを検討しているとのことです。

 

かとう裕太

是非利便性の高い予約方法や決済方法をとっていただければと思います。

 

 

次に、キャンプ場の魅力の向上について、キャンプ場によっては、いろいろなアクテビティが体験できるところもあります。

 

以前行ったキャンプ場では、湖でカヌーやウインドサーフィン、SUPなどが楽しめたり、スラックラインやサイクリング、釣りなどが楽しめるようになっていました。

 

橘ふれあい公園のキャンプ場ではそういったものは予定されているでしょうか。

 

吉田博之建設水道部長

生涯学習課の所管となりますが、現在、公園の整備と合わせ、艇庫の建替えが進められています。

 

完成後は、橘堰や艇庫と、公園を一体的に活用していく計画としており、将来的には水上スポーツをアクティビティに取込む事も検討しています。

 

 

かとう裕太

周囲にあるものや自然を活用できれば、魅力的なキャンプ場になると思いますので、是非いろいろなアクテビティの導入を検討していただければと思います。

 

キャンプ場に宿泊される方の中には、お風呂やシャワーなどの入浴施設を求める方もいらっしゃると思いますが、そういったものは整備される予定でしょうか

 

吉田博之建設水道部長

キャンプ場には、入浴施設の整備は予定していません。

 

シャワーは、体験学習施設にシャワー室を備えていますので、休館日を除き、21時まで利用することができます。

 

かとう裕太

公園内に入浴施設が整備されないとすれば、市内の施設などとの連携が必要になってくるかと思いますが、そういったことは検討されているのでしょうか

 

吉田博之建設水道部長

事業者の自主事業として、事業者が運営している温浴施設を活用することが提案されておりますので、キャンプ場利用者は入浴に際して,体験学習施設のシャワー室、または、当該温浴施設の利用を選択することができます。

 

かとう裕太

キャンプと一緒に温泉やサウナが楽しめる、というのは大きな魅力だと思いますので、そういったところもアピールポイントになるのではないかなと思います。

 

温浴施設までは少し距離があるかなと思いますので、輸送の面なども含めて、検討を進めていっていただきたいと思います。

 

次に、3点目の新型コロナウイルス感染症対策について、伺います。

 

現在の感染状況の把握について、ですが、全数届出の見直しによって、感染状況の把握などもこれまでとは大きく変わってきたと思います。

 

そこで、伺います。

 

全数届出見直し後、香取市として把握できる情報について、これまでとどのような変化があったのでしょうか。

 

増田正記福祉健康部長

これまで、新たな感染者の発生状況については、医療機関から各保健所へ届けられた発生届を県が集計し、毎日、公表されてきました。

 

感染確認者については一人ひとりが把握されており、9月26日発表分までは、年代、性別、居住市町村、検査確定日、集団発生の状況等が公表されてきました。

 

感染者の全数把握が見直された9月26日以降の新規発生情報については、千葉県全体での年代別発生数、集団発生の状況のみが公表され、市町村ごとの発生情報については、1週間分の合計発生数及び療養状況のみが提供されており、これまでのような日別、個人単位での把握はできない状況となっております。

 

かとう裕太

香取市として、自宅療養者の方への配食支援など、感染された方への支援を行っていると思いますが、そういったところも含めて全数届出の見直しによる影響等はないでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

自宅療養者の情報について、個人を特定できるような情報の提供が得られないことは、これまでと変更はありません。

 

市で実施する事業等においては、これまでも感染者本人の申し出に基づき支援を実施してきているため、特段、影響等は見られない状況です。

 

かとう裕太

次に、感染症対策について、伺います。

 

 

9月定例会の一般質問でも伺った、オミクロン対応ワクチンですが、いろいろなところで接種が始まっています。

 

 

香取市での接種状況はどのようになっているのでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

オミクロン株対応ワクチンの接種につきましては、9月20日に国の関係法令が施行となり、香取市におきましても、10月上旬から、市内の個別接種実施医療機関において、接種が始まっております。

 

香取市における接種状況といたしましては、10月26日時点で、接種対象者62,011人のうち、2,105人が接種を受け、接種率にして3.39%の方が、オミクロン株対応ワクチンの接種をされております。

 

かとう裕太

オミクロン対応ワクチンの接種はこれから本格化、というところだと思いますので、確りと接種を進めていっていただきたいと思います。

 

 

この冬に懸念される新型コロナウイルス感染症の感染拡大のいわゆる第8波については、インフルエンザとの同時流行の可能性もあると指摘されています。

 

政府は、新型コロナウイルス感染症が一日当たり45万人、インフルエンザが一日当たり30万人の規模で同時に流行し、ピーク時には一日75万人の患者が発生する可能性を想定して対策を進めるようです。

 

 

そこで、伺います。

 

香取市としては、どういった対策をとっていく予定でしょうか

 

増田正記福祉健康部長

新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザにつきましては、どちらもウイルスを含んだ飛沫等を吸入したり、ウイルスが付着したものに触れ、目や鼻、口などを触ることにより感染が広まるものとされております。

 

どちらの感染症につきましても感染拡大を予防する対策としては、会話時のマスク着用、こまめな手洗い・うがい、換気など、これまでも注意喚起してまいりました感染予防対策の徹底が、引き続き効果的な対策と考えております。

 

また、オミクロン株の流行が続く中、重症化予防はもとより、感染や発症を予防する目的で、ワクチンの追加接種が推奨されていることから、インフルエンザワクチンと併せて更なる予防接種の推進を図ってまいります。

 

かとう裕太

基本的な対策は変わらないと思いますので、対策を徹底できるようにしていただきたいと思います。

 

 

次に、4点目の、HPVワクチンの接種について、伺います。

 

 

キャッチアップ接種の状況と周知について、ですが、キャッチアップ接種の対象となる方は、市内でどれくらいいらっしゃるのでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

キャッチアップ接種の対象は、積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した平成9年度から平成17年度生まれまでの方となりますが、この年代の令和4年4月1日時点の市内在住者の総数は2,488人となります。

 

かとう裕太

キャッチアップ接種の状況はどのようになっているのでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

今年度4月から9月までの状況としまして、1回目終了が149人、2回目終了が90人、3回目終了が10人で、半年間合計249回の接種となっています。

 

かとう裕太

キャッチアップ接種の周知方法については、どのように行っているのでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

キャッチアップ接種対象者への周知方法については、定期接種が積極的勧奨になったこともあり、定期接種対象者への周知と併せて同様な方法により、対象者全員へ個別通知を送付するほか、市の広報誌やホームページ、SNS等で広く接種機会の周知を図っております。

 

かとう裕太

キャッチアップ接種が公費でできるのは、令和4年4月から令和7年3月までの3年間、となっていると思いますので、接種の機会を確保できるよう、周知の継続をよろしくお願いいたします。

 

 

次に、副反応等の報告状況について、伺います。

 

 

積極的勧奨が差し控えられた理由のひとつとして、ワクチン接種後の副反応等の報告があったことがあると思います。

 

現在では、専門家の会議において、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、積極的勧奨が再開されていますが、積極的勧奨の差し控えの影響を弱めていくためにも、副反応等については今後も状況を把握していく必要があると考えます。

 

 

そこで、伺います。

 

これまでの副反応等の報告の状況はどのようになっているのでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

ワクチン接種による副反応等の健康被害が発生した場合には、医療機関は「予防接種後副反応疑い報告書」を国の定める機関に報告することになり、そこから県を通じて、市に報告がなされます。

 

また市へ直接、医療機関や接種を受けた方から第一報という形での報告もあります。

 

現時点で、香取市では、このような報告は1件もありません。

 

かとう裕太

1件もない、ということですが、こういった情報を継続的に発信していくことで、接種を迷われている方へ安心感を提供できると思いますので、情報の継続的な発信をお願いいたします。

 

次に、5点目の、多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、伺います。

 

学校給食費無償化について、ですが、今回の給食費の一部無償化については、対象期間が2023年1月から3月、となっていたと思います。

 

 

そこで、伺います。

 

その後の4月からはどのようになる予定でしょうか。

 

 

伊藤友則市長

今回の一部免除を行う上では、継続的で安定的な実施を念頭に置いております。

 

その後におきましても、財源の継続的、安定的な確保に努めることとし、状況に応じ、段階的な対象範囲の拡大を検討するなど、最終的には全学年での給食費の免除を目指し、取り組んで参りたいと存じます。

 

かとう裕太

継続的で安定的な実施が念頭に置かれているということで、4月からも継続される、ということだと理解いたします。

 

継続していっていただいた上で、さらに対象を広げた上での給食費無償化について、早期に実現していただきたいと思いますが、現在の検討状況はどのようになっているのでしょうか

 

宇井正志教育次長

さらに免除の対象範囲を拡大させることについては、まず今回の対象範囲で実施した上で、今後検討して参ります。

 

かとう裕太

給食費完全無償化の実現に向けて課題となるもののひとつに財源の確保があると思いますが、現在の検討状況はどのようになっているのでしょうか

 

宇井正志教育次長

免除の対象範囲の拡大にかかる財源につきましては、過疎債の活用を含め、現時点での想定にはなりますが、ふるさと香取応援基金からの繰入金の増額相当分のほか、第3子以降の給食費の免除に係る県補助金が考えられます。

 

かとう裕太

それでは、対象を広げた上での給食費無償化について、今後のスケジュールはどのようになっていく予定でしょうか

 

宇井正志教育次長

先ほどの市長答弁にございましたように、財源の継続的な確保や予算の状況を見ながら、給食費免除の対象範囲を拡大させて参りたいと考えております。

 

かとう裕太

財源の確保が課題になってくると思いますが、早期の実現をお願いいたします。

 

 

次に、教育の充実について、伺います。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響で働き方が変わったことで、お子さん方にとってより良い教育環境を求めて移住をする、教育移住が注目されるようになってきています。

 

お子さん方にいろいろな環境を経験してもらうために、豊かな自然環境等を活用して、都市部では体験できない教育環境を提供する自治体も出てきています。

 

 

そこで、伺います。

 

香取市としては、教育移住について、どのように認識されているでしょうか

 

宇井正志教育次長

教育移住とは、子どものためにより良い教育環境の整った地域に移住することであり、これまでは、英語教育や国際感覚を育むことを目的とする海外移住を指すことでした。

 

近年、豊かな自然環境やより先進的・特徴的な教育環境を求め、またコロナ禍の多様な働き方により、特に地方へ移住を検討する方が増えているということは認識しております。

 

教育委員会としては、香取市ではここ数年、毎年児童生徒全体で100人から150人減っており、教育移住に限らず、児童生徒が増えることは、教育活動を進める上で、多様な価値観に触れる機会が増えたり、複式学級が解消されたりするなど、よいことだと考えております。

 

かとう裕太

香取市にも豊かな自然環境があり、教育移住先として魅力ある教育環境を提供できる素養はあると考えますが、香取市としてはどのように考えているでしょうか

 

宇井正志教育次長

各小中学校では、これまでも各学校の地域の伝統・文化・環境に対する理解と豊かな情操を育む教育を推進しており、各校のホームページで様々な情報を発信しております。

 

教育移住については、様々な事業等が関連してきますが、教育委員会として調査・研究していきたいと考えております。

 

かとう裕太

子育て世代やお子さん方に香取市を選んでいただくためには、子育て支援の充実とともに、教育を充実させていくことも大変重要だと考えます。

 

学校教育はもちろんのこと、幼児教育や生涯学習、その他の分野も含めて、香取市の教育を充実させることができるように、引き続き取り組んでいっていただきたいと思います。

 

 

次に、子どもや子育て世代の負担軽減について、伺います。

 

 

今定例会で提案されている給食費一部無償化の補正予算が成立した場合、お子さん方や子育て世代にかかる負担が軽減されることになります。

 

 

そこで、伺います。

 

今後、さらなる負担軽減のために、検討されていることはあるでしょうか。

 

あるとすれば、現在の検討状況はどのようになっているでしょうか

 

増田正記福祉健康部長

子育てしやすく、子どもに愛されるまちづくりに取り組むうえで、子育て世代の負担軽減となる新たな子育て支援が必要であることは認識しておりますので、近隣自治体や先進自治体を参考に検討して参りたいと考えております。

 

かとう裕太

子育て世代の負担軽減策の実施を検討する上で、課題となるのは財源だと思います。

 

例えば医療費を無料化する、となると、以前のご答弁では、予算ベースで約3,000万円、ということだったと思います。

 

そういった部分の財源を確保するのは大変なことだと思いますが、例えば、お子さん方の市の施設の利用料等を無料化するということであれば、利用料収入は少し減ってしまうかも知れませんが、比較的財源の確保はしやすいのではないかと考えます。

 

いろいろな方法を検討して、子育て世代の負担軽減を実現していただきたいと思います。

 

今回は、みんなの賑わい交流拠点コンパスと現在の施設の今後について、橘ふれあい公園について、新型コロナウイルス感染症対策について、HPVワクチンの接種について、多様性を前提とした上で、子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくりについて、の5つについて伺いました。

 

 

新しい施設については、オープン当初はいろいろな課題が出てくると思いますが、そういったものを確りと把握して、対策をし、指定管理者のみなさんや関係者のみなさんと協力体制を築いて、安定的な運営ができるようにしていっていただきたいと思います。

 

 

HPVワクチンの接種については、今後も正確な情報を継続して発信していくとともに、接種体制を確りと整備していっていただきたいと思います。

 

 

子育て支援や教育の充実については、そのまちが子育てに優しいまちかどうか、子育て世代のみなさんは情報をよく集め、よく見ていますので、香取市は子育て支援に積極的で、しかも教育環境が充実している、という体制を整えて、アピールしていくことで、香取市で子どもを育てたい、という方が増えてきて、香取市を選んでいただけるようになるのではないかと思います。

 

 

香取市が選ばれるまちになる施策の実施をお願いいたしまして、私の一般質問を終えます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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