みなさんこんばんは。千葉県議会議員(香取市・香取郡神崎町・香取郡多古町選出)の、かとう裕太(加藤裕太)です。
10月30日、千葉県議会の決算審査特別委員会が開催され、病院局、教育庁、監査委員事務局の審査が行われました。
私からは、令和7年度決算を踏まえ、病院局関係では県立佐原病院の地域医療機能と経営改善、病院情報システムの更新について、教育庁関係では教職員の働き方改革について質問・要望しました。
決算審査では、予算がどのように使われ、県民のみなさんの暮らしにどのような成果をもたらしたのかを確認し、今後の改善につなげていくことが大切だと考えています。
【県立佐原病院の診療機能を確保し、経営改善へ】
県立佐原病院は、香取地域の医療を支える大切な病院です。
令和7年度は、新入院患者数が前年度より29人増えた一方、延べ入院患者数は1,570人、延べ外来患者数は2,197人減少し、病床利用率は78.4%から76.5%に低下しています。
こうした変化の要因をどのように分析し、地域の医療需要に応じた診療体制や経営改善につなげていくのかを伺いました。
また、県立佐原病院を対象とする地域包括ケア病棟の体制見直し業務について、委託調査でどのような課題や改善提案が示され、今後の改善にどう生かすのかを質問しました。
患者さんの安全を確保しながら、必要な人材の確保や業務のタスクシフトを進め、医師や看護師のみなさんが専門性を発揮できる体制づくりを求めました。
経営改善にあたっても、地域に必要な診療機能を維持することが大切です。令和7年度に把握した課題と対応を伺うとともに、地域の医療機関や介護施設との連携を深め、必要なときに必要な医療を受けられる体制を確保するよう要望しました。
【病院情報システムの更新 費用と効果、安全な運用を確認】
病院情報システムについては、日々の診療を支える重要な設備であり、システム更新の目的・内容・導入時期に加え、保守費用や随意契約とした理由を伺いました。
さらに、循環器病センターのシステム更新で期待される業務効率化の効果と、システム障害やサイバー攻撃が発生した場合の対応についても質問しました。
新しい機能が現場で十分に活用されているか、実際に負担軽減につながっているかを確認することが重要です。患者さんの大切な情報を守り、診療への影響をできる限り抑えるため、データのバックアップ、保守事業者との連携、職員の訓練、速やかに復旧できる体制の確保を求めました。
【教職員が子供たちと向き合う時間を確保するために】
教育庁関係では、教職員の働き方改革について、3つの観点から質問しました。
一つ目は、支援人材の配置です。
スクール・サポート・スタッフと副校長・教頭マネジメント支援員について、令和7年度の配置校数・人数・勤務時間などの実績と当初計画との関係、人件費に不用額が生じた理由を伺いました。
あわせて、配置による負担軽減の効果や、配置を希望しても実現しなかった学校、配置が遅れた学校の状況と改善策を質問し、必要な支援が届くよう、人材の確保と配置を求めました。
二つ目は、DXなどによる業務改善です。
業務改善DXアドバイザーと教育庁統一ダイヤルについて、業務時間の短縮や負担軽減の効果を伺いました。また、十分な効果が得られなかった取組や運用上の課題を、翌年度の配置・委託内容にどう反映したのかも質問しました。
対応件数だけでなく、職員が負担の軽減を実感できているかを把握することや、改善のための準備・手続そのものが負担にならないようにすることを求めました。
三つ目は、学校に求める業務そのものの見直しです。
調査・報告、会議・研修、各種資料の作成について、令和7年度に廃止・統合・簡素化をどのように進め、どのような効果があったのかを伺いました。
一つ一つは小さな業務でも、積み重なれば大きな負担になります。学校現場の声をどのように把握し、翌年度の見直しに反映したのかを確認するとともに、見直し後に本当に負担が減ったのかまで確かめるよう求めました。
教職員のみなさんが心身ともに健康に働き、子供たち一人一人に向き合う時間を確保できるよう、支援人材の確保、DXによる効率化、業務そのものの削減をあわせて進めていただきたいと考えています。
地域の医療と子供たちの学びを支える現場の声を大切にしながら、今後も決算審査を通じて、県の事業の改善につなげてまいります。

