2019年10月1日から、千葉県の最低賃金が改正されました。
千葉県最低賃金
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千葉県の最低賃金は時給いくら?
2019年10月1日から、千葉県の最低賃金は、時間あたり923円となりました。
改正前の895円から28円引き上げられたことになります。
事業者の方はもちろん、働かれている方もルールが守られているか、チェックするようにしていただきたいと思います。
千葉県の業種ごとに決められている特定最低賃金は?
最低賃金とは別に設けられている特定最低賃金は、以下の通りです。
業種 | 改正額(時間額) | 改正前(時間額) | 引上げ額 |
---|---|---|---|
調味料製造業 | 923円 | 895円 | 28円 |
鉄鋼業 | 993円 | 965円 | 28円 |
はん用機械器具、生産用機械器具製造業 | 923円 | 922円 | 1円 |
電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業 | 951円 | 928円 | 23円 |
計量器・測定器・分析機器・試験機・測量機械器具・理化学機械器具製造業、医療用機械器具・医療用品製造業、光学機械器具・レンズ製造業、時計・同部分品製造業、眼鏡製造業 | 923円 | 895円 | 28円 |
各種商品小売業 | 923円 | 895円 | 28円 |
自動車(新車)小売業 | 923円 | 922円 | 1円 |
香取市内の雇用状況は?
香取市内の雇用情勢を見てみると、ひとりの求職者に対して仕事の求人がいくつあるかという有効求人倍率という数値が1を超えています。
この状況は、仕事を探す人がひとりいたら何かしらの仕事はあるという、どちらかと言えば人手不足になりつつあると言えます。
人手不足倒産という言葉が出てきているように、全国的に人手不足によって売上げが減少したり、人件費が増加したりして、事業がうまくいかなくなって倒産してしまうという企業の数が過去最多になっています。
「人手不足倒産」が4割増で過去最高に、企業努力ではもう止められない
有効求人倍率が44年ぶりの高水準を記録するなど労働需給がひっ迫する中、従業員の離職や採用難など人手不足による収益悪化で倒産する企業が全国で急増している。2018年上半期は前年同期比4割増のハイペースで、慢性的な人手不足が続く道路貨物運送や介護、木造建築工事などの業種を中心に倒産ラッシュの様相を示した。地方の急激な人口減少や雇用のミスマッチもあり、人手不足に回復の気配は見えない。関西大社会安全学部の亀井克之教授(リスクマネジメント論)は「現状の打開は中小企業だけでは難しい。社会を挙げて対策を講じるしか解決策はない」とみている。
香取市でもこうした事態が起こらないように、求人の広報の改善や、企業と働きたい人をうまくマッチングできるような仕組みづくりをしていかなければならないと考えます。