かとう裕太新聞第20号令和4年9月香取市議会定例会報告号が完成しました 10月8日に折込予定

かとう裕太新聞第20号令和4年9月香取市議会定例会報告号1 かとう裕太後援会

みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。

 

かとう裕太新聞第20号令和4年9月香取市議会定例会報告号が完成しました。

 

かとう裕太新聞では一般質問の一部をご紹介していますが、一般質問の全文はブログの記事で公開していますので、ご覧ください。

かとう裕太の一般質問全文 令和4年9月香取市議会定例会−災害対策・新しい技術とDX・新型コロナウイルス感染症対策
2022年9月7日、令和4年9月香取市議会定例会において、かとう裕太は全体の4番目で登壇して一般質問を行いました。今回は、災害対策・安心安全なまちづくり、新しい技術の活用とDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、新型コロナウイルス感染症対策について伺いました。いつものように、かとう裕太の一般質問の全文を掲載いたします。一般質問の録画はインターネットからも視聴可能です。

 

いつも通り香取市内全域に新聞折込される予定ですので、お手にとっていただければ幸いです。

 

かとう裕太新聞第20号令和4年9月香取市議会定例会報告号

かとう裕太新聞第20号令和4年9月香取市議会定例会報告号1 かとう裕太新聞第20号令和4年9月香取市議会定例会報告号2

 

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かとう裕太新聞バックナンバー
かとう裕太新聞のバックナンバーはこちらからお読みいただけます。香取市議会議員のかとう裕太が政治や政策についてできる限りわかりやすくまとめてみた新聞です。佐原駅、大戸駅、香取駅、水郷駅、小見川駅、十二橋駅など、香取市内でお配りしています。

 

令和4年9月香取市議会定例会が2022年8月30日から9月27日までの日程で開催されました。

 

今定例会では12件の議案、12件の決算認定、2件の請願、3件の陳情について審議されました。

 

9月議会では香取市の令和3年度歳入歳出決算が審議され、昨年度どのように市のお金が使われたのか、その使われ方は適法・正当だったのかがチェックされました。

 

かとう裕太は前定例会に引き続き、本会議場で9月7日に一般質問を行いました。

 

また、総務企画常任委員会に副委員長として出席し、質疑を行いました。

 

その他、福祉教育常任委員会を傍聴し、各議案の詳細や事業の全体像の把握に努めました。

 

今回のかとう裕太新聞では9月議会の報告をいたします。

 

令和3年度香取市歳入歳出決算が認定

 

令和3年度香取市歳入歳出決算が認定されました。一般会計の歳入は396億7,538万5,939円で、前年度より41億2,362万909円、9.41%減、歳出は365億2,142万716円で、41億8,344万2,785円、10.28%減となりました。

 

歳入では市税が、固定資産税をコロナ禍での中小企業者等への負担軽減措置として減免したことにより7,710万9,329円の減となりました。

 

歳出では総務費が、1人あたり10万円が支給された特別定額給付金給付事業の終了により59億6,863万4,960円の減となりました。

 

引き続き財政の効率化を求めて参ります。

 

9月議会で決まったこと・これから変わること

香取小江戸マラソンが3年ぶり開催

 

12月11日に男女年代別20部門で開催されます。

 

申込締切は10月12日ですが、定員4,000人になり次第締切となります。

 

(株)成田香取エネルギーの決算状況

 

成田市と共同出資している(株)成田香取エネルギーの令和3年度決算は4,771万円の黒字となり、売電収入や電気料金削減で香取市には約5,653万円の効果がありました。

 

次期一般廃棄物処理施設整備事業の建設候補地決定を取下げ

 

候補地は伊地山地先に決定していましたが、その決定が取り下げられました。

 

今後新たな候補地を選定するため、完成時期に1年程度影響が出る可能性があります。

 

循環バスの時刻表等が10月1日改正

 

乗り継ぎ・買物利用等利便性が向上します。

 

みんなの賑わい交流拠点コンパス(KOMPAS)は12月25日オープン予定

旧清見屋跡地の複合公共施設は、9月30日工事が完了し、開館準備期間の後12月25日にオープン予定です。

 

貸出施設予約方法説明会が10月13日~15日に市役所で開催されます。

 

橘ふれあい公園パークゴルフ場がオープン

10月1日にパークゴルフ場がオープンしました。

 

10日には市民大会が開催される予定です。

 

飼料用米出荷奨励金が支給

国・県からの交付金等の減額状況を鑑み、飼料用米出荷奨励金が支給されます。

 

農業者・中小企業支援金の期限延長

物価高騰対策として1事業者につき3万円が支給される支援金の申請期限が12月28日まで延長されています。

 

Topics

香取郡市町議会議員研修大会に参加

 

8月19日に香取郡市町議会議員研修大会が開催されました。

 

研修大会の第1部は多古町コミュニティプラザ・文化ホールで、「成田空港のさらなる機能強化に合わせた成田空港周辺の地域づくりについて」というテーマの講演が行われました。

 

かとう裕太は香取市議会の成田国際空港対策特別委員会の委員でもありますので、千葉県の視点からのお話も伺うことができ、大変参考になりました。

 

2028年度末の供用開始を目指しているC滑走路の整備やB滑走路の延長、運用時間の変更などに加えて、圏央道や北千葉道路などの整備、国家戦略特区制度の活用など、成田国際空港の機能強化について、幅広く概要をご説明いただきました。

 

第2部では、成田市の新生成田市場、成田市公設地方卸売市場を視察させていただきました。

 

輸出手続きが市場内で完結できるワンストップ輸出エリアなど、特徴的な設備を見学させていただきました。

 

学んだことを活かし、自治体の枠を超えた地域の活性化につなげて参りたいと考えます。

 

かとう裕太の一般質問・意見

1.災害対策・安心安全なまちづくり

これまでの災害対応の経験を活かした備えを

東日本大震災や令和元年の台風などの災害対応にあたった際には、それぞれの災害による被害の状況は一様ではなく、初めて経験することも多くあったと思います。

 

そういった災害対応を経験し、後から振り返ってみると、市役所内でもいろいろな課題や改善点というものが見つかったと思います。

 

そういった課題や改善点を共有し、対策を講じ、次に同様の災害が発生した際には、確りと対応ができるように準備をしていく必要があると考えます。

 

Q1.非常用電源の確保について、発電機整備や事業者との災害協定、電気自動車活用について、進捗状況は?

A1.停電対策として、東京電力パワーグリッド成田支社との基本協定を締結。

 

このほか発電機や太陽光パネルのリースを要請できる災害協定を2件締結した。

 

また、災害時に給電可能なハイブリッド自動車を市の公用車として14台購入した。

 

 

Q2.令和元年の台風以降、避難所の収容人数の変化は?

A2.令和3年3月に指定緊急避難場所5カ所、指定避難所3カ所を新たに指定。

 

指定避難所については、新島中、山田小、水郷小見川青少年自然の家を指定し、3カ所の収容想定人数は392人。

 

 

Q3.災害時の民間事業者との連携の強化の状況は?

A3.市内のゴルフ場と避難所利用について、検討を重ねたが、営業時間外におけるトイレの利用等の課題があり、合意には至らず。

 

引き続き民間事業者との連携を模索し、避難所の確保に努めたい。

 

 

Q4.避難所での女性専用スペースの確保の状況は?

A4.職員向け避難所開設マニュアルに、標準的な避難所レイアウトを掲載し、その中で女性専用スペースの設置を示しており、パーティションを併せて使用することで、専用スペースを確保している。

 

 

 

災害時の情報発信の強化を

災害が激甚化していく中、これからの災害対策については、活用できるいろいろなものや技術を最大限活用して対応をしていくことが重要になってくると考えます。

 

もうすでに各自治体で災害対応にSNSが活用されていると思います。

 

香取市でも、2020年8月25日に、香取市防災情報のtwitterアカウントの運用が開始されましたが、情報発信がまだまだ少ない、もっと活用しては、といったご意見もいただいています。

Q5.災害時の情報発信の効果をあげるためには、平常時からの情報発信が肝要。今後のtwitterの運用方針は?

A5.平常時には、防災啓発に関する情報を発信することとしている。

 

今後、平常時の情報発信についても更なる充実を図るよう、取り組んでいきたい。

 

Q6.YouTubeなどの動画共有サイトでのライブ配信とtwitterなどのSNSを組み合わせて、災害時に市からの正確な情報を動画等で即時に市民のみなさんに届ける方法も考えられるが、検討状況は?

A6.動画共有サイトを活用した災害時の情報発信は、現在検討していない。

 

しかし、災害の規模、状況によっては、有効な情報伝達手段となることも考えられる。

 

先進事例等を参考に調査研究する。

 

 

2.新しい技術の活用とDX推進

DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を

行政が対応しなければならない事項については、年々複雑化、専門化していく傾向にあります。

 

香取市では、職員数が平成18年度の921人から減少してきており、職員さんの数はなかなか増えていかない状況にあって、少ない人数で多くの業務にあたっていかなければならないという傾向は今後も続くのではないかと思います。

 

そういった中でも行政を運営していくためには、新しい技術を活用して、DXを推進し、業務を効率化したり、自動化したりしていく必要があると考えます。

Q7.デジタル化に向けた方針は策定しないのか?

A7.厳しい行政運営が求められるなか、デジタル技術を活用した住民サービス向上、行政運営効率化の取り組みであるDX推進は重要な施策。

 

今後、DX推進方針を策定し、一層の推進を図る。

 

Q8.SNSを活用して、市民の方から道路や施設の破損箇所を情報提供していただくサービス導入の検討状況は?

A8.道路などの破損個所への対応については、各自治会から要望をいただいているものが多く、優先度、緊急度を考慮し、実施している状況。

 

この対応との調整など、運用面における課題もあることから、検討はしたが、導入するまでには至っていない。

 

引き続き、他自治体の事例等も参考にしながら、導入について、調査研究をしたい。

 

Q9.年度末までに手続きのオンライン化はどの程度進む?

A9.現在、児童手当関係や選挙の不在者投票等投票用紙等の請求の業務など、6業務について、国のサイトを活用したオンライン手続きを受け付けている。

 

その他の業務についても、可能な手続きについては、オンライン化の拡大を順次検討する。

 

 

自動運転技術の活用で公共交通の問題解消を

移動手段の確保や利便性の向上によって、移動の困難や不便を解消するなど、私たちの住む地域の公共交通の問題への対策の一つとなりうる自動運転の活用については、令和元年9月定例会の私の一般質問で導入を要望した際、導入の検討はしていない、ということでした。

 

しかし、市長は4月の香取市長選挙での選挙公報に、自動運転バスの導入を掲げて当選されました。

 

選挙公報に掲載されている、ということは自動運転の活用は非常に重要な事項だと考えられている、ということだと思いますので、自動運転の導入、活用が進むのだろうと、大変期待をしています。

Q10.香取市でも今後導入を検討していく予定は?

A10.香取市として、その安全性に関する検証を十分に確認できていないほか、循環バス路線は、比較的幅員の狭い道路を運行しているため、自動運転技術が問題なく対応できるかという点、加えて、コスト面の優位性、給電設備の設置など、具体的な導入には、引き続き、十分な調査・研究が必要。

 

自動運転の導入に向け、まずは、他の自治体における活用例の実態把握や当該運行事業者との情報交換及び協議等を行うなど、その是非を含め、計画的な調査・研究に努める。

 

Q11.自動運転活用に対する国補助金への応募予定は?

A11.安全性や技術、コストなどについて調査、研究し、導入に値する十分な要因が確認できた場合等、必要に応じ、応募の是非を含め、検討する。

 

マイナンバーカードの普及促進を

政府や自治体のDXを推進し、国民のみなさんにとって便利な行政を実現していくためには、これから進んでいくオンラインでの行政サービスを受けるために必要な、マイナンバーカードの普及が重要になってくると思います。

Q12.直近の香取市でのマイナンバーカードの交付率は?
Q13.交付率をどのように評価されているか?

A12・13.令和4年8月末現在の交付枚数は29,027枚となっており、同日時点での人口に対する交付率は40.2%となる(同時期の全国平均45.9%)。

 

都市部に比べ、香取市を含む近隣市町も低い傾向にあるが、オンライン行政を進めて行くためには、交付率の向上が重要なため、マイナポイント第2弾の周知や各種支援の拡充が必要。

 

 

3.新型コロナウイルス感染症対策

新型コロナワクチンの接種体制整備を

新型コロナウイルス感染症対策として依然重要なのは、ワクチンの接種だと思います。

 

香取市では、若い世代のワクチン接種を進めるため、若年層を対象とした臨時の集団接種を8月21日に実施したところだと思います。

Q14.臨時の集団接種を利用された方の数は?

A14.45名の方が接種をされた。

 

Q15.今後もこういった集団接種を行う予定は?

A15.今後の接種の状況等を勘案し、必要に応じて、今後もこのような集団接種を計画したい。

 

Q16.オミクロン対応ワクチンの接種スケジュールは?

A16.国から10月半ば以降実施を想定して準備を進める旨、対応方針が示されていたが、9月からワクチン輸入の一部前倒しの情報もあるため、国からの最新情報を注視し、接種体制を整える。

 

 

かとう裕太の意見

新しい技術の活用で便利な香取市の実現を

今回は災害対策・安心安全なまちづくり、新しい技術の活用やDXの推進、感染症対策について伺いました。

 

災害対策については、これまでたくさん質問や提案をしてきました。

 

要望して実現した防災情報のtwitterアカウントの運用については、災害時だけでなく、平常時からの情報発信の継続が、いざという時に効果を発揮することにつながります。

 

さらなる情報発信の充実のために提案を続けて参ります。

 

自動運転の活用については、令和元年9月定例会の私の一般質問で導入を要望いたしました。

 

その際の答弁では香取市では検討していない、ということでしたが、今年4月の香取市長選挙で、市長は選挙公報に自動運転バスの導入を掲げて当選されました。

 

今回の答弁は、安全性や技術、コストの面など、これから調査研究していく、といったものでしたが、選挙公報に掲げた政策ですので、実現に向けて進んでいっていただきたいと思います。

 

もちろん調査研究も必要だとは思いますが、すでに2020年に自動運転バスを実用化した茨城県境町は、2019年11月に町長がネットで自動運転の記事を見つけ、1ヶ月後には自動運転バスの運営会社の社長さんと会って、そのすぐ後の2020年1月には議会で自動運転バス導入に向けた予算が成立、同じ年の11月、ネット記事を見つけてから1年後には公道でのサービス提供が始まった、という事例もあります。

 

すでに実用化している自治体もありますので、安全性や技術、コスト面での情報も蓄積されており、香取市でも導入は可能と考えます。

 

新しい技術やDXについては、市長も選挙公報や選挙戦等で触れられていましたので、調査、研究で終わるのではなく、必要なもの、実現可能なものは是非導入までつなげていっていただきたいと思います。

 

「香取市が変わったな」と市民のみなさんに思っていただけるような施策の実施をお願いいたします。

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