総合企画企業常任委員会が開催 企業版ふるさと納税について質問 令和8年6月定例県議会

令和8年2月定例県議会総合企画企業常任委員会 かとう裕太

みなさんこんばんは。千葉県議会議員(香取市・香取郡神崎町・香取郡多古町選出)の、かとう裕太(加藤裕太)です。

 

本日、令和8年6月定例県議会の総合企画企業常任委員会が開催されました。

今回の委員会では、総合企画部及び企業局関係の議案審査並びに諸般の報告が行われ、私からは、企業版ふるさと納税について質問いたしました。

 

総合企画部関係の議案・報告について

総合企画部関係では、議案第2号「千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の説明がありました。

 

この議案は、市町村からの要望等を踏まえ、騒特法に基づく防止特別地区における建築の許可等の事務について、空港周辺4市町へ移譲している事務の範囲を拡大するものです。

 

また、県民の利便性向上を図るため、旅券事務を東金市及び芝山町に移譲する内容も含まれています。

諸般の報告としては、

・地域産業成長プランの策定について
・いすみ鉄道に係る検討会議について

の2点について説明がありました。

 

地域産業成長プランについては、国が進める「戦略産業クラスター計画」に関連して、千葉県においても、成田空港とその周辺地域における航空宇宙分野など、5つの分野について原案を取りまとめ、今後、国への提出を目指しているとのことでした。

 

いすみ鉄道については、令和6年10月の脱線事故以降、運休が続いており、復旧費用や継続的な安全運行に必要なコストなどが課題となっています。

 

県として、沿線地域の将来を見据えたいすみ鉄道のあり方について、関係市町と連携しながら丁寧に議論を進めていくとの報告がありました。

 

企業局関係の議案・報告について

企業局関係では、予算案はなく、条例案として、議案第5号「千葉県水道事業等及び造成土地管理事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の説明がありました。

 

この議案は、成田空港周辺など県経済をけん引することが期待される地域において、県による直接整備が適当と判断した地区について、企業局が産業用地の整備を行うことができるよう、所要の改正を行うものです。

 

成田空港の更なる機能強化や、県内経済の活性化を見据える中で、企業立地の受け皿となる産業用地の確保は重要な課題です。

 

香取市、神崎町、多古町を含む成田空港周辺地域においても、地域の特性を活かしながら、産業振興や雇用創出につながる取組が進むよう、今後の事業展開を注視してまいります。

 

また、企業局の諸般の報告としては、

・市川市南行徳地先における漏水について
・企業局新庁舎の供用開始について
・水道用水供給事業の開始について
・千葉県営水道事業中期経営計画の策定について

の4点について報告がありました。

 

市川市南行徳地先の漏水については、工業用水道管の局所的な腐食により漏水が発生し、受水企業への一時的な給水停止や交通規制が生じたものの、復旧工事を行い、給水を再開したとの報告がありました。

 

企業局新庁舎については、業務の効率化や災害発生時の迅速・円滑な危機管理対応を図ることを目的に整備され、供用が開始されました。

 

九十九里地域及び南房総地域の水道用水供給事業については、国からの認可を受け、企業局の事業として新たに開始されたとの説明がありました。

 

さらに、千葉県営水道事業中期経営計画については、今後5年間に県営水道として取り組むべき施策を定めたもので、安全で安定した水の供給を将来にわたり確保するための計画として策定されたものです。

 

水道事業や産業用地整備は、県民生活と県内経済を支える重要な基盤であり、今後の取組をしっかりと確認してまいります。

 

企業版ふるさと納税について質問しました

今回の委員会では、私から企業版ふるさと納税について質問しました。

 

企業版ふるさと納税は、企業が地方公共団体の地方創生事業へ寄附を行った場合に、税制上の優遇措置を受けられる制度です。

 

地方自治体にとっては、地域課題の解決や地方創生の取組を進めるための重要な財源の一つであり、企業にとっても、社会貢献やSDGsの取組の発信、自治体との関係づくりにつながる制度であると考えています。

 

質疑では、

・千葉県への企業版ふるさと納税のこれまでの実績
・寄附企業にとってのメリット
・いただいた寄附をどのような事業に活用しているのか
・今後どのように制度を活用していくのか
・寄附をいただいた企業の取組をどのように周知していくのか

について、県の考え方を伺いました。

 

企業版ふるさと納税は、単なる財源確保にとどまらず、企業と自治体が連携して地域課題の解決に取り組む仕組みでもあります。

 

県として、寄附を待つだけではなく、千葉県が進める施策や地域課題、寄附によって実現したい事業を分かりやすく発信し、より多くの企業から共感と応援をいただけるよう取り組むことが重要です。

 

また、寄附をいただいた企業については、制度上、経済的な利益を提供することはできませんが、企業の地域貢献を適切に周知することは、企業側にとっても意義があり、さらなる寄附の促進にもつながると考えます。

 

今後も、企業版ふるさと納税が千葉県の地方創生により効果的に活用されるよう、県の取組を確認してまいります。

 

県民生活と地域経済を支える施策を前へ

今回の総合企画企業常任委員会では、成田空港周辺をはじめとする地域産業の成長、産業用地の整備、水道事業の安定運営など、県民生活と地域経済に関わる重要な議題について議論が行われました。

成田空港の更なる機能強化を契機として、周辺地域の発展や雇用創出につなげていくことは、香取地域にとっても大変重要です。

引き続き、県民の皆様の安全・安心な暮らしと、千葉県の持続的な発展に向けて、総合企画企業常任委員会の場でもしっかりと議論を重ねてまいります。

千葉県議会議員(香取市・神崎町・多古町選出) かとう裕太

1987年香取市佐原生まれ。

水郷保育所、佐原小、佐原中、八千代松陰高校(野球部)、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、石油元売会社入社。
退社後、佐原駅前の加藤瓦店。

京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。
加藤裕太行政書士事務所代表。
宅地建物取引士・基本情報技術者・国内旅行業務取扱管理者。

2012年、香取市総合計画(後期基本計画)審議会委員として香取市のグランドデザインづくりにかかわる。

佐原青年会議所での活動や行政書士の仕事を通じて、行政に若い世代の声を届ける必要性を痛感。

2018年12月の香取市議会議員選挙に立候補。
1930票をいただき、初当選。
2022年12月の香取市議会議員選挙では歴代最多の2411票で当選。
香取市議会議員(2期)。

2025年3月の千葉県議会議員補欠選挙(香取市・香取郡神崎町・香取郡多古町選挙区)に立候補し、初当選。

若い世代の意見を反映できるまちづくりを目指し活動中。

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