9月24日に開催された第5回千葉県災害対策本部会議の資料と、県全体と香取市・神崎町・多古町の状況をまとめました。住家の被害に加え、地域の農作物や農業用設備の被害も明らかになってきています。
※2026年9月24日夜に確認した情報です。被害集計は同日17時30分発表・19時訂正版、農業被害は正午、道路規制一覧は7時時点。鉄道はJR東日本の同日23時31分現在の案内を反映しています。各数字は同じ時刻の集計ではありません。
県全体の被害:住家の損壊・浸水、停電などの影響が続いています
| 項目 | 第12報の発表内容 |
|---|---|
| 死者 | 7人 |
| 行方不明者 | 2人 |
| 負傷者 | 重傷0人、軽傷22人 |
| 住家の全壊 | 27棟 |
| 住家の半壊 | 39棟 |
| 住家の一部破損 | 39棟 |
| 床上浸水 | 517棟 |
| 床下浸水 | 367棟 |
| 停電 | 約18,060軒 |
人的・住家被害は暫定値で、死亡事案は災害との因果関係を精査中とされています。調査や報告の進展により数字が変わるため、前回からの増加が、そのまま新たに発生した被害の数を意味するものではありません。
24日12時時点では、医療機関39施設、社会福祉施設219施設で被害が報告されています。また、13時時点の県土整備部資料には、北印旛沼2か所・長門川1か所の堤防決壊や、土砂災害警戒区域内のがけ崩れ90か所が記載されています。
香取地域の農業関係では、水稲、サツマイモ、やまといも、ニンジン、ダイコン、大豆の被害があったほか、農業用機械、ビニールハウスやその付帯設備等に被害がありました。
被害額は調査中です。
私も地元を見て回らせていただいたのですが、道路冠水や倒木、土砂崩れなど、多数発生していました。
成田線・鹿島線の運行状況
JR東日本の9月24日23時31分現在の案内では、主な運行状況は次のとおりです。
| 路線・区間 | 運行状況・見通し |
|---|---|
| 成田線・成田~佐原 | 通常の8割程度で運転。代行輸送なし |
| 成田線・佐原~銚子 | 運転見合わせ。再開まで2週間程度の見込み。9月28日以降のバス代行輸送を検討中 |
| 成田線・新木~木下 | 9月25日始発から再開予定。再開後も朝は通常の6割程度、日中は8割程度の運転との案内 |
| 鹿島線 | 平常運転 |
再開時期は状況により変わる可能性があります。また、佐原~銚子の代行バスは検討段階で、運行開始が決まったわけではありません。利用前にJR東日本の最新情報をご確認ください。
農業や生活の復旧に向け、被害把握と支援が必要です
県の24日正午時点の発表では、農林水産業の被害は40市町村で確認されています。農地・農業用施設で約3,900万円、農作物等で約3,500万円、林地・林業用施設等で約1,300万円が報告されています。農業生産・流通施設等や水産施設等には被害額を調査中のものがあり、被害の全体像は確定していません。
県では、物資の提供や市町村への応援職員の派遣などが進められています。中小企業者の経営・金融相談についても、商工会・商工会議所などで相談対応を継続するとされています。
銚子地方気象台は、24日17時30分時点で、これまでの記録的な大雨により地盤の緩んでいる所があるとして、引き続き土砂災害への注意を呼びかけています。
川や用水路の様子を見に行かず、冠水した道路や崩れた斜面には近づかないでください。私も引き続き、地域の被害や困りごとの把握に努め、県や各市町の情報を確認しながら、復旧に必要な情報をお伝えしてまいります。



