みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。
2024年11月19日、令和6年12月香取市議会定例会に向けて議会運営委員会と全員協議会が開催されました。
議会運営委員会では、12月議会の運営について話し合いました。
全員協議会では、産科クリニック誘致の現状と香取おみがわ医療センターの運営状況について説明がありました。
市役所に隣接した土地への産科クリニック誘致については、これまで色々とご心配いただいていた方も多いので現状をご報告します。
当初の予定では既に開院している予定でしたが、2022年の香取市長選挙やその前後の香取市議会での一部議員の一般質問等で、既に決定していた市役所隣接地の開院予定地での開院に否定的な意見もあったためか、なかなか行程が進まず、その間に急激な物価高騰、労務単価の高騰などが発生し、設計の見直しやその後の建物の構造の再検討などが行われることとなってしまいました。
本日報告を受けた説明では、建物の構造を変更し、現在設計を行っている、ということでした。
産科クリニックの話は無くなってしまったの?とご心配をいただきますが、時間はかかっていますが、進んでいます、というのが現状のご説明となります。
そういった説明が香取市の方からあったのですが、それを受けて久保木宗一議員、坂部勝義議員から産科クリニック誘致について否定的な発言があった一方、平野和伯議員からは香取市に産科クリニックが必要だという発言がありました。
香取おみがわ医療センターの運営状況については、人件費や材料費の高騰や償還債務の増加等により、事業運営に必要な資金不足が生じたため、12月議会に補正予算が提案される予定との説明を受けました。
地方独立行政法人化したことで、常勤医師の確保が進み、患者数や手術件数の増加によって医業収益が改善されたものの、人件費や材料費、償還債務等の費用が上回っているのが現状だということです。
香取おみがわ医療センターも経営改善のための努力はしていますが、今後も香取市として対応していく必要が出てくると思いますので、確りと審議をして参りたいと思います。