かとう裕太の一般質問全文 令和6年3月香取市議会定例会−コンパス・農産物輸出・道路維持・伊藤友則市長の政治資金規正法違反

伊藤友則市長の政治資金規正法違反を追及令和6年3月香取市議会定例会かとう裕太の一般質問 かとう裕太

みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。

 

2024年3月6日、令和6年3月香取市議会定例会において、かとう裕太は全体の5番目で登壇して一般質問を行いました。

 

今回は、コンパス・農産物輸出・道路維持・市長の政治資金規正法違反について伺いました。

 

いつものように、かとう裕太の一般質問の全文を掲載いたします。

 

一般質問の録画はインターネットからも視聴可能です。

発言内容

 

  1. 令和6年3月香取市議会定例会一般質問
    1. かとう裕太
    2. 松田博明総合政策部長
    3. 平野靖生活経済部長
    4. 窪木彦文土木課長
    5. 渡邉勝選挙管理委員会書記長
    6. かとう裕太
    7. 松田博明総合政策部長
    8. かとう裕太
    9. 松田博明総合政策部長
    10. かとう裕太
    11. 松田博明総合政策部長
    12. かとう裕太
    13. 松田博明総合政策部長
    14. かとう裕太
    15. 平野靖生活経済部長
    16. かとう裕太
    17. 平野靖生活経済部長
    18. かとう裕太
    19. 平野靖生活経済部長
    20. かとう裕太
    21. 窪木彦文土木課長
    22. かとう裕太
    23. 窪木彦文土木課長
    24. かとう裕太
    25. 窪木彦文土木課長
    26. かとう裕太
    27. 窪木彦文土木課長
    28. かとう裕太
    29. 渡邉勝選挙管理委員会書記長
    30. かとう裕太
    31. 渡邉勝選挙管理委員会書記長
    32. かとう裕太
    33. 伊藤友則市長
    34. かとう裕太
    35. 伊藤友則市長
    36. かとう裕太
    37. 伊藤友則市長
    38. かとう裕太
    39. 伊藤友則市長
    40. かとう裕太
    41. 伊藤友則市長
    42. かとう裕太
    43. 伊藤友則市長
    44. かとう裕太
    45. 伊藤友則市長
    46. かとう裕太
    47. 伊藤友則市長
    48. かとう裕太
    49. 伊藤友則市長
    50. かとう裕太
    51. 伊藤友則市長
    52. かとう裕太
    53. 伊藤友則市長
    54. かとう裕太
    55. 伊藤友則市長
    56. かとう裕太
    57. 伊藤友則市長
    58. かとう裕太
    59. 伊藤友則市長
    60. かとう裕太
    61. 伊藤友則市長
    62. かとう裕太
    63. 伊藤友則市長
    64. かとう裕太
    65. 伊藤友則市長
    66. かとう裕太
    67. 伊藤友則市長
    68. かとう裕太
    69. 伊藤友則市長
    70. かとう裕太
    71. 伊藤友則市長
    72. かとう裕太
    73. 伊藤友則市長
    74. かとう裕太
    75. 伊藤友則市長
    76. かとう裕太
    77. 伊藤友則市長
    78. かとう裕太
    79. 伊藤友則市長
    80. かとう裕太
    81. 伊藤友則市長
    82. かとう裕太
    83. 伊藤友則市長
    84. かとう裕太
    85. 伊藤友則市長
    86. かとう裕太
    87. 伊藤友則市長
    88. かとう裕太
    89. 伊藤友則市長
    90. かとう裕太
    91. 伊藤友則市長
    92. かとう裕太
    93. 伊藤友則市長
    94. かとう裕太
    95. 伊藤友則市長
    96. かとう裕太
    97. 伊藤友則市長
    98. かとう裕太
    99. 伊藤友則市長
    100. かとう裕太
    101. 伊藤友則市長
    102. かとう裕太
    103. 伊藤友則市長
    104. かとう裕太
    105. 伊藤友則市長
    106. かとう裕太

令和6年3月香取市議会定例会一般質問

かとう裕太

こんにちは。

 

香取の未来の加藤裕太です。

 

香取市議会会議規則第62条1項、2項にもとづき、通告に従って一般質問をいたします。

 

今回は大きく分けて4つの項目について伺います。

 

1点目は、みんなの賑わい交流拠点コンパスについて、2点目は、農産物の輸出について、3点目は、安心安全な道路の整備・維持について、4点目は、政治活動と選挙運動について、です。

 

まず、1点目の、みんなの賑わい交流拠点コンパスについて、伺います。

 

いきいきひろばについて、ですが、多様な世代が集う拠点として、コンパスが整備され、オープンから1年、いろいろな方々に利用されてきたと思います。

 

施設の中にはお子さん方が遊べる施設もあり、休日になると楽しそうに遊んでいる姿を目にします。

 

その中でも2階のいきいきひろばには大型遊具やボールプール、ボルダリング等が整備されており、室内でもいろいろな遊びができる施設として、利用されているところだと思います。

 

そこで、伺います。

 

いきいきひろばのこれまでの利用状況について、伺います。

 

次に、2点目の、農産物の輸出について、伺います。

 

現在の状況について、ですが、農林水産省によると、2023年の農林水産物・食品の輸出額は、過去最高の1兆4,547億円となり、2022年比では2.9%増加し、金額でも407億円増加しているということです。

 

その中でも農産物は9,064億円で対前年比2.3%の増加と、着実に輸出を伸ばしてきています。

 

現在はこのような状況ですが、コロナ禍ではなかなか輸出も難しい時期があったのではないかと思います。

 

そこで、伺います。

 

農産物の輸出への取り組みについて、香取市ではどういったことを行ってきたのでしょうか。

 

次に、3点目の、安心安全な道路の整備・維持について、伺います。

 

LINEによる道路異状の通報アプリについて、ですが、これまでの私の一般質問でも道路の破損箇所等をLINE等のSNSを活用して市民のみなさんから担当課に連絡できるようなシステムの導入をお願いしてきました。

 

香取市でも検討などしていただいていたとは思いますが、昨年から国土交通省が、LINEによる道路異状の通報アプリを導入し、千葉県で試行導入された後、関東甲信1都8県で利用できるようになっています。

 

そこで、伺います。

 

LINEによる道路異状の通報アプリの導入の経緯について伺います。

 

次に、4点目の、政治活動と選挙運動について、伺います。

 

政治活動と選挙運動については、私たち政治家はもちろん、よく理解していなければなりませんが、市民のみなさんにとっては分かりづらい部分も多いと思います。

 

市民のみなさんの中には、政治家の政治活動や選挙運動に積極的に関わる方々もいらっしゃいますし、そうでなくても何かしらのかたちで政治活動や選挙運動に関わることになる方々もいらっしゃると思いますので、色々と確認したいと思います。

 

そこで、伺います。

 

政治活動と選挙運動の違いについて、分かりやすく説明するとすれば、どのような説明になるでしょうか。

 

以上で壇上での質問を終わります。

 

よろしくお願いいたします。

 

松田博明総合政策部長

昨年1月から本年1月末まで13か月間のいきいきひろばの合計利用者数は、7,647人で、月の平均では637人となっております。利用者数は利用料をいただいた方で、付き添いの方などの人数等は把握しておりませんが、多くの方にご利用いただいております。

 

特に小学校の冬休みや夏休みの期間には、小学生の利用が多くなっており、指定管理者からは、「いきいきひろば」内を元気いっぱいに遊んでいる様子や、幼児と小学生が関わって遊ぶ状況から、異年齢児の交流の場となっているとの報告を受けております。

 

また、利用者からは「いきいきひろばがあり、安心してゆっくり子どもを見守ることができるから助かっている」との声を頂くなど、概ね好評なご意見が寄せられているほか、保護者同士の交流の場にもなっているとの報告を受けております。

 

引続き、利用者の安全を第一に適切な運営がなされると共に、更なる利用促進が図られるよう努めてまいります。

 

平野靖生活経済部長

国は、農林水産物食品の輸出額が堅調に推移していることから、2025年の輸出額の2兆円の目標数値を前倒しをするなどし、戦略的な輸出体制の整備、強化に取り組んでおります。県では、国の実行戦略や県内事業者の取り組み状況を踏まえ、千葉の強みを生かした輸出重点品目・有望品目を中心に県産農林水産物の海外市場への展開を図っており、平成24年から知事がトップセールスとなり「県産農林水産物・食品の輸出」という横断的・戦略的な項目を掲げており、官民一体となった取組みを進めております。

 

香取市における主な取り組みですが、平成25年に香取農業事務所管内の市町や関係農業団体で構成される「さつまいも産地強化部会」の活動の一環として、JAかとりが県の流通販売課の協力により、マレーシアへの輸出に取り組みました。

 

コロナ禍前(令和元年)までは順調に取り扱いを伸ばしておりましたが、コロナ禍の令和2年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で取り扱いが落ち込みました。

また、香取市農産物販売促進協議会においても、千葉県の農産物の輸入規制が撤廃された香港に向け、コロナ禍前の令和元年9月に3か年計画で市場調査を目的に「梨」、翌年1月に「さつまいも」を輸出しております。

現地では高い評価でしたが、輸送コストなどの課題も多く、コロナ禍の令和2年度以降は新型コロナ感染症の世界的拡大の影響から中止となりました。

コロナ禍後の現在は、輸出に向けて回復の兆しが見えてきたところでありますので、JA系統及び民間業者と千葉県を含め、昨年新たに組織した「香取市さつまいも産地強化推進協議会」にて、輸出に向けた新たな商品開発や販売促進について取り組んでいるところでございます。

 

窪木彦文土木課長

LINEによる通報アプリ導入の経緯についてお答えいたします。

 

国土交通省では道路利用者が道路の異状等を発見した場合、直接道路管理者に緊急通報できるようにするとともに、通報を受けた道路管理者が迅速に道路の異状への対応を図るため、電話での緊急通報ダイヤル♯9910を設置し運用しています。

 

それに合わせ、昨今のインターネットSNSの普及に伴い、利用者の利便性向上及び道路管理者の業務効率化を図るため、LINE アプリを作成し関東版、全国版の運用に向け準備を進めてまいりました。

 

昨年6月には、香取市においても通報受信用のメールアドレスを登録し、11月には関東版の運用がはじめられたところでございます。

 

渡邉勝選挙管理委員会書記長

政治活動は、一般的には政治上の目的をもって行われるすべての活動のことで、「政治上の主義、主張、施策を推進し、支持し、もしくは反対すること、又は候補者を推薦し、支持し、若しくは反対することを目的として行う一切の行為」とされています。

 

一方、選挙運動は、「特定の選挙において、特定の候補者を当選させるために、選挙人に働きかける行為」とされ、広い意味では、政治活動に含まれることになります。

 

しかしながら、公職選挙法では、政治活動と選挙運動を明確に区別されており、政治活動は、政治上の目的をもって行われるすべての行為の中から、選挙運動にわたる行為を除いた一切の行為とされています。

 

 

かとう裕太

ありがとうございます。

 

引き続き、一問一答にて質問をいたします。

 

1点目の、みんなの賑わい交流拠点コンパスについて、伺います。

 

いきいきひろばについて、ですが、たくさんの方々に利用され、いろいろな方々の交流の場になっているということで、今後もさらに多くの方々に利用していただけるような施設にしていっていただきたいと思います。

 

その一方で、たくさんのお子さん方に安心して利用していただくためには、施設の安全性の確保も重要になってくると考えます。

 

そこで、伺います。

 

オープンからの1年間で事故やトラブル等はなかったのか、伺います。

 

松田博明総合政策部長

「いきいきひろば」での事故は、昨年6月に金属窓枠に足をぶつけた小学生が出血を伴うけがをしたとの報告が1件あり、その対応として、クッション性のあるもので金属窓枠の下部を保護し、安全性を確保する対策を講じております。

このほか、専門業者による遊具の点検等の実施結果などを含め、大きなトラブル等の報告はありません。

 

 

かとう裕太

いろいろな年齢のお子さん方が利用する施設ですので、いろいろなケースを想定して安全対策を行っていただくとともに、想定外のことも発生する可能性もあると思いますので、対応を確りと行っていただいて、施設の安全性を確保していっていただきたいと思います。

 

施設を利用されている方々からよくいただくご意見として、年齢制限の下限をなくしてほしい、というものがあります。

 

現在は満3歳から小学2年生という年齢制限があります。

 

安全性の問題など、いろいろな理由があっての年齢制限だとは思いますが、柔軟に対応できる場面もあるのではないかと考えます。

 

そこで、伺います。

 

現在の年齢制限の理由や基準というものはどのようになっているのでしょうか。

 

松田博明総合政策部長

現在の「いきいきひろば」の対象年齢は、3歳から小学校2年生としており、他の類似施設を参考に、要求水準書で遊具等の対象年齢の目安を示し、これに基づき事業者の提案で設定したものであります。

体格差のある小学生と3歳未満の幼児が同じ空間内で遊ぶことは、衝突等でけがをする恐れがあり、利用するお子さんが安全に過ごせることを第一に考え、現在の年齢制限での運営を行っているものです。

 

かとう裕太

運営する立場からすると、安全性の面からそういった制限を設けるということも理解できます。

 

その一方で、利用する方々の立場からすると、例えば3歳以上でひろばを利用できるお子さんと、3歳未満で利用できないお子さんの2人を連れてお越しになった場合など、年齢制限を緩和していただきたいというご意見にも、実際に子育てをしている身として共感します。

 

そこで、伺います。

 

3歳以上のお子さんと3歳未満のお子さんがいらっしゃる方への対応はどのようになっているのでしょうか。

 

松田博明総合政策部長

遊具等の対象年齢が3歳以上としているため、保護者等へ安全面について説明を行い、3歳未満のお子さんのご利用はお断りしております。

3歳未満のお子さんには、1階の児童書架のわきにあります、無料で利用できる「集会室」や「遊戯室」を案内しているほか、有料となりますが、「一時預かり」に預けて頂くことも選択肢として検討いただけるよう説明対応しているとの報告を受けております。

 

かとう裕太

民間の施設も含めて、こういった施設については年齢制限の下限があるところはそれほどないように思いますが、年齢制限を柔軟にすることや、利用できる年齢と利用できない年齢のお子さんがいらっしゃる方への柔軟な対応は難しいのでしょうか。

 

松田博明総合政策部長

大型遊具等が設置された「いきいきひろば」につきましては、安全面を考慮し、現状、対象年齢を引き下げることは難しいと考えておりますが、今後の利用状況や利用者や市民の皆さんのご意見等を踏まえ、お子さんの安全を確保しながら、利用される皆様の利便性を高めていくため、施設を管理する指定管理者と協議を行い、改善を依頼してまいります。

 

かとう裕太

いきいきひろばを利用できるお子さんと利用できないお子さんがいらっしゃる場合、子ども2人に対して大人が2人以上いれば1階と2階に分かれることも可能なのかもしれませんが、そうではなく大人が1人というケースも多いと思います。

 

その場合には、お子さんの年齢にもよると思いますが、1階と2階という物理的距離があり、目が届かないかたちになってきますので、不安に思われる方も多いのではないかと考えます。

 

例えば利用できない年齢のお子さんでも同じ空間で待機できたり、なるべく近いところで遊べたりするようなスペースを確保するなどできれば、利用される方も安心感を持てるのではないかと思います。

 

色々な制約はあるかとは思いますが、対応を検討していただきたいと思います。

 

次に、2点目の、農産物の輸出について、伺います。

 

現在の状況について、ですが、香取市内の事業者さんでも農産物の輸出に力を入れていらっしゃるところもあるかと思います。

 

そこで、伺います。

 

香取市内の事業者さんの輸出への取り組み状況はどのようになっているのか、把握されているでしょうか。

 

平野靖生活経済部長

市内事業者の農産物輸出状況につきましては、「JAかとり」がマレーシアを皮切りに、現在はシンガポール、タイ王国・台湾を加えた4か国に「さつまいも」を輸出しており、各国の市場で高い評価を受けております。

当初は、船便による約2週間の輸送時に温度管理などの問題で「多くの痛み」が生じておりましたが、出荷資材や保管方法などの改善によりロスを減らし、輸出量の拡大を図ってきました。

その他、「さつまいも」や「焼き芋」、「いちご」などを東南アジア全般やドバイ首長国に輸出している市内事業者もございます。

「さつまいも」の販売方法としては、現地のスーパーなどに焼き芋機を設置し、消費者に直接PRしており、国内では需要が少なかった「小ぶりなサイズ」の販路を確立させ、海外での供給実績を積み重ねています。

このほか主食用米につきましては、市内米穀業者と水稲農家が連携し、輸出していることを把握しております。

 

 

 

かとう裕太

色々な取り組みが行われ、それぞれ実績を積み重ねていらっしゃるのだなと思います。

 

次に、今後の展開について、ですが、この地域での農産物の輸出を考える際には、成田空港が重要な役割を担ってくると思います。

 

成田空港に近い香取市の立地を生かして、新鮮な農産物や加工品を輸出することができますので、大きなアドバンテージになると考えます。

 

また、2022年1月20日には、市場の中だけで加工から海外へ輸出するために必要な各種証明書の受け取りや検疫、爆発物検査、通関などの手続きが一貫して行える、ワンストップ輸出拠点機能を持つ、新生成田市場が開場し、さらに農産物を鮮度の高いまま輸出することができる体制が整ってきました。

 

そこで、伺います。

 

新生成田市場の開場は、地域の農産物の輸出にどのような影響をもたらすと考えられているでしょうか。

 

平野靖生活経済部長

成田空港隣接地に設置された新生成田市場は香取市からも成田空港の手前側でアクセスが良く、輸送費をおさえた輸出強化につながると考えております。

また、これまで空港内で行われていた検疫や通関、コンテナへの積み込みといった一連のプロセスを市場内で行うことで、大幅に時間を短縮できるため、香取市内の朝獲り生鮮食品を輸出できることから、新たな海外販路の開拓や販売促進にもつながるものと期待しております。

現在、香取市産のさつまいもを焼き芋に加工し、新生成田市場から輸出している市内業者もあり、今後、インバウンドによる訪日外国人の増加が期待されることから、農水産物・食文化の情報発信拠点として、香取市産農産物のPRにも活用できるものと考えます。

 

かとう裕太

私たちも以前新生成田市場を視察させていただいたのですが、ワンストップで輸出できるようになったということは大きな利点だなと感じました。

 

また、これから令和8年には集客施設棟が整備される予定だということですので、輸出はもちろん、香取市のPRにもつながるように活用していっていただきたいと思います。

 

政府も輸出に力を入れてきていますし、周りの環境も整ってきています。

 

そういった中で、今後香取市としては、農産物の輸出について、どのような取り組みを行っていこうとお考えでしょうか。

 

平野靖生活経済部長

国は、需要拡大が期待される作物への転換を進めるために、輸出用米等の生産者へ10aあたり最大40,000円を交付するコメ新市場開拓等促進事業を実施しています。

香取市としても水稲生産者及び米穀業者と本事業を推進し、米輸出量の拡大を図っていきたいと考えております。

一方、園芸や畜産につきましても、千葉県の輸出担当である流通販売課やジェトロを通じて輸出による販路拡大を図りたいと考えます。

特に市内の特産品であるさつまいもについては「香取市さつまいも産地強化推進協議会」の構成団体等と協議を行い「輸出量の拡大」を図ってまいります。

現在、さつまいもの国内相場は上昇を続けておりますが、北海道など振興産地での増産や九州など主要産地でのサツマイモ基腐病からの回復状況を見ますと、今後市場への供給が増えることが予想され、相場への影響も懸念されることから、多角的な販売戦略の一つとして、香取市では千葉県とともに輸出を見据えた産地強化に取り組んでまいります。

 

かとう裕太

農林水産省の2023年の農産物の輸出額のデータを見ますと、米は前年より27.5%、さつまいもは3.9%、畜産品は4.2%と、それぞれ輸出が伸びています。

 

香取市のおいしい農産物を、世界の人々にさらにたくさん届けられるように、色々な方々とタッグを組んで取り組んでいっていただきたいと思います。

 

次に、3点目の、安心安全な道路の整備・維持について、伺います。

 

LINEによる道路異状の通報アプリについて、ですが、香取市内におけるLINEによる道路異状の通報アプリの利用状況はどのようになっているのでしょうか。

 

窪木彦文土木課長

LINE通報アプリは、令和5年11月1日正午より関東版の運用がはじまりましたが、市への通報は今のところございません。

 

かとう裕太

アプリの周知も香取市では始まったばかりだと思いますので、これから活用される方も増えてくるのではないかと考えます。

 

便利な点などが伝わっていけば、そのスピードも速くなってくるのだと思います。

 

そこで、伺います。

 

LINEによる道路異状の通報アプリによる通報には、どういったメリットがあるのでしょうか。

 

窪木彦文土木課長

電話を利用した通報では、場所や道路の破損状況が伝わりにくいですが、このLINEを利用した通報では、位置情報の特定や写真の投稿が可能になります。そのため、現場の状況が目に見えて確認することができるほか、利用者は24時間通報が可能な面がメリットだと思っております。

 

かとう裕太

通報する側にとっては、24時間いつでも簡単に写真などで状況や場所をわかりやすく通報できるようになりますし、通報を受ける側にとっても現地調査に行く前に状況も確認でき、準備などがしやすいなどのメリットもあるのかなと考えます。

 

それでは、LINEによる道路異状の通報アプリによる通報があった場合、担当課としてはどのように対応されていくのでしょうか。

 

窪木彦文土木課長

LINEでの通報により利用者が容易に匿名で通報することが可能となったことから、より多種多様な通報が集まることを想定しています。また、24時間通報が可能なことから、千葉県の方針と同様に受信した内容に対しては、開庁日の開庁時間に対応することといたしました。

なお、緊急を要するものについては、従来どおり電話での通報や警察への通報をお願いしたいと考えております。

 

かとう裕太

24時間通報ができるからといって、24時間即時対応可能にする、ということは難しいと思いますので、運用ルールを確りと決めて、そのルールも周知して対応していっていただきたいと思います。

 

次に、アプリの周知について、ですが、試行導入が始まった際に担当課窓口にお話を伺いにいったところ、本格導入された際には周知も行っていきます、というお話でした。

 

他の自治体では、ホームページ等でLINEによる道路異状の通報アプリの紹介を行っているところもありますが、香取市としては、どのように周知を行っていくのでしょうか。

 

窪木彦文土木課長

市民への周知として、すでに市ホームページに掲載をしております。今後は広報かとりや自治会回覧等により周知を行い、多くの市民に利用していただき、安心安全な道路管理に努めてまいりたいと考えております。

 

かとう裕太

市のホームページについては、3月1日に掲載されているのを確認いたしました。

 

私もブログやSNSでお知らせしようと思いますので、いろいろな方法で周知していただければと思います。

 

次に、4点目の、政治活動と選挙運動について、伺います。

 

政治活動と選挙運動について、ご説明いただきましたが、説明を聞いただけではあまり違いがうまくイメージできない、というところもあるのではないかと思います。

 

そこで、伺います。

 

政治活動について、具体的にはどういったことができるのでしょうか。

 

渡邉勝選挙管理委員会書記長

政治活動の具体例としては、政治活動用事務所の立札・看板の掲示、政治活動報告書の頒布、政治上の主義・主張をするための演説、政治活動用ポスターの掲示、ウエブサイト上の政治活動等があります。これらは、いずれも規制は少なく、原則として自由に行うことができます。

 

かとう裕太

それでは選挙運動について、具体的にはどういったことができるのでしょうか。

 

渡邉勝選挙管理委員会書記長

選挙運動の具体例としては、選挙事務所の設置、選挙運動用自動車の使用、選挙運動用葉書の頒布、選挙運動用ビラの頒布、選挙公報、新聞広告、街頭演説、個人演説会の開催、選挙運動用ポスターの掲示、ウェブサイト等の利用等があります。これらは、公職選挙法で期間や方法について規制されており、政治活動よりも制限されます。

 

かとう裕太

特に公職選挙法ではいろいろな規制がかけられていて、それらについてご説明すると、「そんなルールがあるんだ」とか、「そんなに細かいところまで決まってるんだね」といった驚きの反応をされることが多いと感じています。

 

必要なところは法改正等を進めていっていただきたいと思いますが、政治活動や選挙運動に関わる方々には、公職選挙法等の規制に気をつけていただきたいと思います。

 

次に、市長の政治活動と選挙運動について、伺います。

 

市長は市議会議員時代から、いろいろな活動を行われてきたと思います。

 

市長に就任されると、政治活動としてできることも以前とは変わってくるのではないかと思います。

 

市長就任後、政治活動としてはどのようなことを行っていらっしゃるのでしょうか。

 

伊藤友則市長

市長としての主な情報発信としては、ホームページのweb市長室にて、活動報告、メッセージ、プロフィールなどの情報を発信しています。

 

かとう裕太

活動報告や政策のビラの配布やSNSの投稿などは行われているのでしょうか。

 

伊藤友則市長

個人で使用しているSNSではFacebookやInstagramがありますが、主に個人的なつながりのある方に対して、個人的な情報を配信しています。

 

チラシやビラなどは特に発行していません。

 

かとう裕太

SNSでの発信について、今定例会の提案理由説明で、市長自身もソーシャルメディア等を活用して情報を発信していく、というお話があったと思います。

 

私もこれまで市長個人からの情報発信がもっとあると市民のみなさんに香取市や市政のことが伝わるのではないか、と思うことが多かったので、是非積極的に発信していただきたいと思います。

 

次に、活動報告や政策のビラの配布について、伺います。

 

こちらも市長のお考えや現在の市政の情報などを記載したビラの作成、配布をしていただくと、より市政のことが市民のみなさんにとって分かりやすいものとなると考えますので、公務等もお忙しいとは思いますが、是非作成していただきたいと思います。

 

政策のビラについては、令和4年4月の市長選挙の前には、政治活動としてビラを作成して、新聞折込等で配布されていたと思います。

 

たくさん種類があったと思いますが、いつ頃からいつ頃まで、何種類ほどビラを作成して、何回くらい新聞折込をされたでしょうか。

 

大まかな数字で結構ですので、伺います。

 

伊藤友則市長

あの当時は2月から4月くらいまでに、政策分野ごとに4つ以上はやったかなと記憶しているところでございます。

 

 

かとう裕太

市長の公式ウェブサイトには第6弾までビラが掲載されていました。

 

そのビラの作成や配布はビラに記載の通り、市長が代表を務める政治団体である伊藤友則後援会で行われていると思います。

 

ビラの印刷や折込にはお金がかかっていると思いますので、その費用等は政治資金収支報告書に記載する必要があります。

 

千葉県のホームページから政治団体の政治資金収支報告書を閲覧することができます。

 

香取市長選挙があった令和4年の伊藤友則後援会の収支報告書を見ると、支出は0円となっています。

 

令和3年、令和2年も同様に0円です。

 

政治資金収支報告書にビラの作成や折込の費用、その他の費用等は記載されなかったのでしょうか。

 

伊藤友則市長

はい、もう一つの団体もありましたり、あるいは支払いが翌年になってしまったこともありましたので、随時載せていくところでございます。

 

かとう裕太

支払いが翌年、もう一つの団体というのは、確認団体として使っていた新生かとりの会、そちらも0円でした。 そして、2月から4月にビラを配布して、支払いが翌年になるというのは、商売慣習上あり得るのかなと思うんですが、それは本当でしょうか。

 

伊藤友則市長

はい、遅れましたが支払っております。

 

かとう裕太

では来年の収支報告書にちゃんと載るということでよろしいですかね。 ちょっとビジネスの感覚としては全く分からないですし、建設、何かビルを建てるんでしたら支払いがそれだけ後になるというのは3回に分けてとかは分かるんですが、 4月までに終わっていることが次の年、そこはちょっと分からないなと思います。 そういうことでしたら、来年ちゃんと載せていただきたいと思います。本当かな。

また、収支報告書の収入を見ますと、伊藤友則後援会の令和4年の収入は、政治団体からの寄附が合計6万円記載されていますが、個人からの寄附など収入はゼロとなっています。 個人からの寄附は全く受けていないということなんでしょうか。それとも市長個人で寄附を受けたから記載はしていないということなんでしょうか。

 

伊藤友則市長

選挙の終わった後の報告書の方にも入っておりますし、特段あそこに書いてある程度のものだったんじゃないかなと思います。

 

かとう裕太

選挙の収支報告書ということですね。あれは基本的には選挙期間中にいただいたものを記載するので、その前後というのは政治団体の方に書かないといけないと私は思っているのですが、そこの認識はいかがでしょうか。

 

伊藤友則市長

はい。おっしゃられるようだと思います。

 

かとう裕太

その認識があってなぜそうやって記載されないのか、なぜそこにまとめてしまったのか、何か理由など何かあるのですか。

 

伊藤友則市長

特にその期間中であったのでそのように記載したんじゃないかなと思います。

 

かとう裕太

では選挙期間以外のその前とか後には寄附は一切個人からは受けていないということでよろしいんでしょうか。

 

伊藤友則市長

手元にあるのはあまり覚えていないので今話ができない、出ないです。

 

かとう裕太

手元に、そうですよね、受け取った何もないということですかね。ちょっと考えられないと思います。 少なくとも私のところでも収支報告書を見ますとその政治活動期間中ですね、選挙以外のところには42万5千円だったと思います。 それだけご寄附をいただきました。そして収支報告書に載せています。

市議会議員選挙まだ2期目のこういったものに対してもそれだけたくさん寄附をいただいたわけです。 市長選挙2回目しかも市議会5期ですか議長も経験されました。 そういった方が前後に受け取っていないというのはちょっと納得できないというかそんなことがあるのかと思ってしまうんですが、全くお一人も寄附いただいた方の顔は思い浮かばないんですか。

 

伊藤友則市長

ちょっと整理したいと思いますし、その時の情報や履歴に残っているかも精査したいと思いますので。

 

かとう裕太

ちょっと驚きなんですが、ご寄附をいただいた方の顔とかその時の状況って一つ一つ覚えていらっしゃらないですか。 それぞれお一人お一人のお気持ちだとか、選挙頑張ってくれとか、まあ選挙前とか後ですけど選挙お疲れ様、当選してよかったねっていう、そういうお祝いの気持ちなどは受け取っていらっしゃらないんですか。そういった気持ちは。 でしたら覚えていらっしゃるはずです。いかがなんですかそこは。

 

伊藤友則市長

親戚筋とか友人とか覚えています。

 

かとう裕太

それ以外の方もたくさんあったと思います。大きな選挙ですからね。市長選挙っていうのは。 親戚筋でもそういった方々でもいただいたら政治資金収集報告書に載せなければならないと思うんですが、そこのご認識はいかがでしょうか。

 

伊藤友則市長

はい、その通りだと思います。

 

かとう裕太

政治資金収集報告書に記載しなかった場合、罰則があるっていうのはご存知ですか。

 

伊藤友則市長

はい、存じ上げております。

 

かとう裕太

認識があって載せなかったということですか。

 

伊藤友則市長

あのその認識がありましたけれども、当時をよく調べてみたいと思います。

 

かとう裕太

ちょっと矛盾してますよね。いただいたんですから載せなきゃいけない、当時のことを調べて、最低限、今おっしゃった答弁、親戚筋からというところはいただいているんですから、載せなきゃいけないはずで、 しかもそれを認識されていて載せないというのは、一体何があったんでしょうか。 その時、何を思われて記載されなかったんでしょうか。

 

伊藤友則市長

当時の事柄をよく精査していますので、記載を忘れていたのかもしれないですし、 私自身が一緒に受け取っていない、その場にいなくて事務方が受け取ったとか、 そういう方もあったんじゃないかなと思います。

 

かとう裕太

それは報告を受けるような体制にはなっていないんですか。 他の方が受け取った、それを市長に報告するという体制にはなっていないんでしょうか。

 

伊藤友則市長

一応事務所は、その時はちゃんと事務方はいましたが、すぐ皆さんそれぞれの仕事に戻ってしまったので、 その時の情報を整理したいと思います。

 

かとう裕太

いただいたこともあるんですよね、市長本人が。 それをなぜ載せなかったのか、「当時を整理してみます。」という回答ってあるんでしょうか。 覚えているんだったら、載せなきゃいけない。 なぜ載せていないのかと聞いても、当時を整理する。 当時を整理しても時間も経っていますので、 やっぱり現在から見た過去っていうのは、自分に都合のいいように変えられているかもしれないですし、 その時の記憶も薄らいでいくわけです。今覚えていらっしゃる範囲で、その時どうして載せなかったのかって思い当たることはあるんでしょうか。

 

伊藤友則市長

まず、事務所を急いで返却したり、 手伝っていただいた方もそれぞれがお仕事を持っていて、 すぐ解散してしまったようなイメージでございましたので、 そのような整理の仕方になってしまったんじゃないかなと思います。

 

かとう裕太

整理されていないじゃないですか。整理したことにはなっていないので。 でも、事務所を終えた後も、 寄附をいただくことってやっぱりあるじゃないですか。 おめでとうございます。遅くなっちゃいました、ということで。 そういったことも記憶にないんですか。

 

伊藤友則市長

何件かは記憶しておりますが、 何件かは記憶しておりますが、自分もすぐ仕事に入ってしまったので。

 

かとう裕太

記憶していたなら、なぜそこで載せなかったのか、 選挙事務所をたたむのが忙しかったからって前はおっしゃってましたから。 たたみ終わった後、仕事だったから。 でも、その間にやらなきゃいけないことですし、 やっぱり毎年毎年、我々は政治資金収支報告書を書いて、 作って提出しているわけです。 それを毎年どこかで振り返るタイミングって、 絶対この1月から3月ですかね、あるじゃないですか。 そういうタイミングは、これまでなかったっていうことなんでしょうか。

 

伊藤友則市長

そのタイミングを落としていたのであれば、 しっかり精査して対応してみたいと思います。

 

かとう裕太

政治資金収支報告書、伊藤友則後援会でしたり、 新生かとりの会というのは、どなたが作成されているんでしょうか。

 

伊藤友則市長

私と、あとは親戚筋の事務方をやっている方でやっているイメージです。

 

かとう裕太

では、市長も作成に携わっているというか、もちろんそうですよね。 国会議員の団体だったら、秘書さんとかいらっしゃると思いますけど。 市長が携わっていて、報告書も提出もされているわけです。 3月20何日でしたかね、その令和4年に関しては。 その提出するときに、市長はご自身で作成されて提出されたんでしょうか。

 

伊藤友則市長

主に事務方があの数字などを記載して提出したと思います。

 

かとう裕太

そういうこともあると思いますが、市長はご確認されなかったんでしょうか。

 

伊藤友則市長

どこまで見たかは記憶しておりませんが、一通りは私、見たんじゃないかなと思います。

 

かとう裕太

もちろんどこまで見たかは分からないということですが、収入政治団体6万円、支出ゼロ。 その報告書を見て、あれ、これおかしくないですかっていうのは、思わなかったんですか。

 

伊藤友則市長

その時は、そのように感じなかったので、落ちていたと思いますので、後で精査したいと思います。

 

かとう裕太

その時はそう感じなかった、どこかで聞きましたね。 その時はそう思っていた、ですね、以前のは。 でも、その時気づくじゃないですか、ゼロっていうの。 お一人お一人の顔が浮かんだじゃないですか。 政治資金、寄附をいただいた。ありがたい寄附じゃないですか。 そういうことは全く思い浮かばなかったんですか。

 

伊藤友則市長

お会いした方と顔は思い出しておりますが しっかりと精査して対応したいと思います。

 

かとう裕太

思い出されてそのとき、なぜ終始報告書に記載されなかったんでしょうか 何回も聞いて申し訳ないですが、何か理由はあるんでしょうか。

 

伊藤友則市長

私も事務方も落としていたところがあるかもしれませんので精査したいと思います

 

かとう裕太

ちょっと変えて、政治資金収支報告書に不記載の場合の罰則、先ほどご存知だとおっしゃってましたよね。罰則ってどういった内容のものか、ご存知でしょうか。今条文ないとは思いますので、どれぐらいのものかとかは分かりますでしょうか。

 

伊藤友則市長

申し訳ございません。条文とかは今分かりません。

 

かとう裕太

こういうときにタブレットとか議会で導入されていたらすぐ見れるんですが、不記載の罰則ですね。私が調べた範囲ですので、法律の専門家に聞いていただきたいと思いますが、政治資金規正法の25条第1項2号で、政治資金収支報告書の不記載は、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金で、しかも28条で公民権の停止まであり得るという、とても重い、とても重いです。そういったことは3月の終始報告書をつけているときに、全く頭に浮かばなかったでしょうか。

 

伊藤友則市長

落としていたところがあると思うので、しっかり精査したいと思います。

 

かとう裕太

先ほどから落としていたというのは、何を落としていたんでしょうか。目的語をしっかりした方がいいと思いますので。何を落としていたんでしょうか。

 

伊藤友則市長

情報を落としていたんだと思いますし、記載すべきところを落としていたんではないかと思うので精査したいと思います。

 

かとう裕太

では普段から情報だったり、そういったものを寄附いただいたものとか、メモはつけていないんですか。

 

伊藤友則市長

はい。自分はつけていないかなと思います。

 

かとう裕太

では事務方の方は付けていらっしゃるでしょうか。

 

伊藤友則市長

事務方はメモ書き付けていたのではないかなとも思います。

 

かとう裕太

では、そのメモ書きって、収支報告書を作るときに必ず見るじゃないですか。そういったものは見なかったんでしょうか。

 

伊藤友則市長

落としていたものがあるかもしれませんので、これも精査したいと思います。

 

かとう裕太

落としていたものというか、全部落ちてるじゃないですか。何も記載されてないんですから。それはちょっと。今回何を聞いてもその落としていた、落としていたになってしまうと思いますが、本当に、本当に、その時何もなかったんですか、認識は。これをちゃんと作らなければ罰則もある、しかもそれぞれご寄附いただいた大切な方々のその寄附を、こういう言葉は僕は好きではないですが、今メディア等で普通に使われている、「裏金」にしてしまうということなんですよ。そういった認識は全くなかったんですか。

 

伊藤友則市長

そういった認識ではなく、その当時にしっかりと対応していなかった、と思われますので、しっかりと精査して参ります。

 

かとう裕太

なんと申し上げたらいいか、わからないのですけれども。罰則があるのもわかっていて、しかもそれぞれの方々のお顔も思い浮かんでいて記載しないというのはちょっと考えられない。 なぜそんなことが起きたのか、もう一回だけ聞きますが、その時の何か記憶だったり、理由だったり、隠さなきゃいけない何かだったり、あったんでしょうか。

 

伊藤友則市長

隠さなきゃいけない理由はございませんので、しっかりと事務方と精査して対応していきたいと思います。

 

かとう裕太

大体いくらくらい政治活動期間ですか、政治資金収支報告書に載せなければならない個人からの献金というのは、大体どれくらいいただいたというのは、それも覚えていらっしゃらないですか。

 

伊藤友則市長

何人からいくらとかちょっと記憶していないので、しっかりと精査したいと思います。

 

かとう裕太

いただいた方々にありがとうございましたとか、直接受け取ってない場合ですよ。後からご連絡したりとか、何かそういったことはされてないでしょうか。

 

伊藤友則市長

私はその後、さほど礼状を出したりとかしていないので、対応していないと思います。

 

かとう裕太

礼状など出すと、また公職選挙法に引っかかる可能性もあると思いますので、そこはご注意いただきたいんですが、いくらかはわからない。 でもいただいているのはなんとなく覚えている。全体の金額はわかりませんが、金額いただいたんですから、政治資金収支報告書に載せなかった場合、確定申告等必要になってくると思いますが、そこには載せていらっしゃるでしょうか。

 

伊藤友則市長

確定申告には対応していなかったのかもしれないので、これも精査したいと思います。

 

かとう裕太

そちらにも載っていないとなると、政治資金規正法上、個人の献金としていただいたものであれば、税金がかからないという、それで頑張ってくださいという、本当にありがたい制度なんですが、 ではそこに載っていないお金というのは、今問題にもなっていますが、確定申告だったり、そういった何かの手続きが必要だと思います。 それもやっていないとなると、それは脱税ということになりかねないです。 本当にこれはすごい重要なことなんですよ。重大なことで。これだけ大きな市の予算、預かっている立場として、そういう会計の報告、まあ報告になってないですけども、それでよろしいとお思いですか。

 

伊藤友則市長

しっかりとした報告、収集報告がなされなければならないと思いますので、反省しながらしっかりと精査したいと思います。

 

かとう裕太

ちゃんと報告されない方に600億とか、それだけ大きなお金を預けるっていうのは、とっても不安で仕方ないです。本当にちゃんと、財政課長、総合政策部長には申し訳ないですけど、本当ちゃんと市の予算がちゃんと計上されているのかとか、もちろんしっかりやっていただいているのは前提として、でも市の行政のトップがそういった形でやってしまうと、本当にちゃんとこの市の行政が動いているのかっていう、疑念を持たれてしまいかねないということだと思います。

それはとても残念なことです。市長もいろいろ頑張ってらっしゃるでしょうから。そういったことがないように、もちろんご存知だと思いますが、法律による行政の原理、行政が活動するには、法律に則ってやらなきゃいけない。その行政のトップである市長が、法律に則って活動していないのであれば、それは大変な問題だと、やっぱり皆さん思うわけですよ。私も思いますし。

そこはしっかりやっていただきたいですし、これから説明責任を果たしていかなければならない、ということだと思います。刑罰もあります、公民権停止もされてしまう可能性もある、重大な、重大な違法行為です。そういったことをちゃんと認識されて、ちゃんと報告書を作って報告して、ということを必ずやっていただきたい。もうやってしまったことですけど。その責任はこれからもしっかり追及していきますし、皆さんで追及していかなければいけない、ということを申し上げまして一般質問を終わります。ありがとうございました。

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