みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。
2024年9月24日、議会改革特別委員会が開催されました。
今後の議会改革の方向性などが話し合われました。
かとう裕太は今後改善を検討すべき点として、これまでも多数項目を提案してきましたが、今回は、児童及び乳幼児は、議会の傍聴席に入ることができない(ただし、議長の許可を得た場合は、この限りでない。)という香取市議会傍聴規則の規定について見直すべきだと提言いたしました。
全国のいろいろな議会の事例を学んでいると、方向性としては子育て世代にも議会や政治に参加してもらおう、興味を持ってもらおう、という方向で動いているのは間違いないのではないかと考えます。
先日視察させていただいた新しくなった千葉市議会さんでは、お子さんと一緒に議会を傍聴される方のために、個室の傍聴室を設け、ベビーベッドも置かれており、幅広い方々に議会を傍聴していただける環境を整えよう、という姿勢がよく伝わってきました。
その一方で、香取市議会のように児童及び乳幼児は議会の傍聴席に入ることができない(ただし、議長の許可を得た場合は、この限りでない。)という規定を目の当たりにすると、子育て世代の方が議会を傍聴するのを躊躇することにもつながりかねませんし、そもそもお子さん方の傍聴をする権利を侵害しかねない規定であるとも考えられます。
この規定は、全国市議会議長会等の標準傍聴規則等をもとに規則を制定したため残っているものだと推察いたしますし、実際にお子さんと一緒に傍聴にお越しになった際には議長が許可を出さないことはないのだと思いますが、こういった規定が議会に残っているままで、いくら子育てに力を入れているまちなんだとアピールしても、説得力がないのではないかと考えます。
議会での決め事を変えるには適正な手続きを経る必要がありますので、少し時間はかかりますが、この規定を1日でも早く削除できるよう、議論を進めて参ります。