令和8年9月定例県議会・質問5日目 熊谷知事から豪雨災害への追加補正予算案の説明

補正予算 かとう裕太

 

みなさんこんばんは。千葉県議会議員(香取市・香取郡神崎町・香取郡多古町選出)の、かとう裕太(加藤裕太)です。

2026年9月16日は、令和8年9月定例県議会の質疑並びに一般質問5日目が行われました。

午前は立憲民主党の守屋貴子議員と公明党の仲村秀明議員、午後は平和の党の西尾憲一議員と自由民主党の田畑毅議員が一般質問を行いました。

防災対策や地域公共交通、高齢者福祉、食育、学校教育、河川整備、地域医療など、県民の皆様の暮らしに関わる幅広い課題について質問が行われました。

 

開会前に、熊谷知事から追加補正予算案の説明を受けました

朝の本会議開会前には、追加提案される予定の補正予算について、熊谷知事から説明を受けました。

今回の追加補正予算案は、令和8年8月千葉豪雨による被害への対応として、一般会計で73億9,600万円を増額するものです。9月18日に追加提案される予定で、当初提案分の382億1,800万円と合わせると、9月補正予算案は456億1,400万円となります。

主な内容は、次の4つです。

① 被災された方々の生活再建支援

住宅が全壊するなど大きな被害を受けたものの、被災者生活再建支援法による支援が受けられない世帯への県独自の支援に、1億5,000万円を計上する予定です。

また、住宅に住めなくなった方々の一時的な住まいを確保するため、民間賃貸住宅を活用した応急仮設住宅の借上げに1億円を計上。100戸の借上げ、最長2年間の入居を予定しています。

このほか、災害弔慰金・見舞金、生活再建に必要な資金の貸付けや住宅補修等の借入れに対する利子補給、消毒費用の負担、災害派遣医療・福祉チームの派遣費用、帰宅困難者の受入れに使用した備蓄物資の補充なども盛り込まれています。

② 農林水産業者・商工業者等の事業再開支援

被災した小規模事業者の施設修繕や機械装置の復旧などを支えるため、1億6,500万円を計上する予定です。補助率は対象経費の3分の2、補助額の上限は100万円とされています。

農業者・漁業者への融資については、利子補給の対象となる融資枠を、農業は10億円から15億円へ、漁業は1億円から2億円へ拡大する予定です。

また、被災した中小企業者等が利用するセーフティネット資金についても、融資額40億円以内を対象に利子の一部を補助し、事業再開に向けた負担を軽減する内容となっています。

③ 応急対策とインフラの復旧

道路や河川などの応急対策、被災施設の復旧に必要な予算が盛り込まれています。主な追加計上額は、以下のとおりです。

主な事業追加計上額内容
豪雨災害に係る応急対策等28億円道路の応急修繕、堤防補修、土砂撤去、河川の浸水状況調査など
公共土木施設の災害復旧28億6,000万円道路・橋りょう、河川・海岸、港湾の復旧
農林水産施設の災害復旧2億6,300万円農業用施設、林道、治山施設、漁港の復旧
県有施設の災害復旧1億6,780万円県立学校、文化会館、博物館の復旧

このほか、被災した警察用車両等の復旧も予定されています。一般会計とは別に、特別会計では、佐倉浄水場や八千代ポンプ場の設備復旧、下水道管路等の調査についても、翌年度以降の支出を含めた予算措置が盛り込まれています。

④ 都市型水害対策の推進

今回の豪雨による雨量や冠水箇所などを調べ、浸水のシミュレーションを通じて対策の効果を検証する事業に、2億円を計上する予定です。雨水を一時的にためる施設や、冠水時の交通規制、企業・住民による浸水対策などを検討します。

また、県が管理する道路のアンダーパス全24か所を対象に、冠水時に車両が進入することを物理的に防ぐ設備の設置を進めるため、3億6,000万円を計上する予定です。

財源には、国庫支出金23億8,000万円、県債35億1,600万円、繰入金15億円を充てる予定です。

さらに、被災地域の農林水産施設や社会福祉施設などの復旧支援、建物の浸水防止などについて、さらなる補正予算の計上も検討されるということです。

 

被災された皆様の生活や事業の再建を支えるとともに、次の災害に備えることが大切です。必要な支援が現場に届くよう、内容をしっかりと確認して参ります。

 

質疑並びに一般質問5日目の質問項目

この日の質問項目は、以下のとおりです。

守屋貴子議員(立憲民主党・市川市選出)

  1. 防災対策について
  2. 地域公共交通について
  3. 高齢者対策について
  4. フレイル予防について
  5. 受動喫煙対策について
  6. インフルエンザ予防接種と子ども医療費助成の状況について
  7. eスポーツの推進について
  8. 千葉の食について
    • (1)千葉県食育推進計画について
    • (2)千産千消について
    • (3)日本なしについて
  9. 食品ロスについて
  10. その他

仲村秀明議員(公明党・船橋市選出)

  1. 災害対応について
  2. 県民の福祉向上について
  3. 学校教育について
  4. 公共工事について
  5. 地域問題について
  6. その他

西尾憲一議員(平和の党・船橋市選出)

  1. 海外視察と本会議の質問について
  2. 体験格差解消について
  3. 受動喫煙対策について
  4. 県内酒造メーカーの保護と飲酒によるがん予防について
  5. 地中熱ポテンシャルマップについて
  6. 海老川調節地について
  7. 千葉県収用委員会について
  8. 千葉県競馬組合について
  9. その他

田畑毅議員(自由民主党・茂原市選出)

  1. 河川整備について
  2. 田んぼダムについて
  3. 道路問題について
  4. 地域公共交通の維持・確保について
  5. 県立長生の森公園の整備について
  6. 産業用地の確保について
  7. 新たな地域医療構想について
  8. 県立高校について
  9. 交番・駐在所の再編整備について
  10. その他

 

千葉県議会議員(香取市・神崎町・多古町選出) かとう裕太

1987年香取市佐原生まれ。

水郷保育所、佐原小、佐原中、八千代松陰高校(野球部)、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、石油元売会社入社。
退社後、佐原駅前の加藤瓦店。

京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。
加藤裕太行政書士事務所代表。
宅地建物取引士・基本情報技術者・国内旅行業務取扱管理者。

2012年、香取市総合計画(後期基本計画)審議会委員として香取市のグランドデザインづくりにかかわる。

佐原青年会議所での活動や行政書士の仕事を通じて、行政に若い世代の声を届ける必要性を痛感。

2018年12月の香取市議会議員選挙に立候補。
1930票をいただき、初当選。
2022年12月の香取市議会議員選挙では歴代最多の2411票で当選。
香取市議会議員(2期)。

2025年3月の千葉県議会議員補欠選挙(香取市・香取郡神崎町・香取郡多古町選挙区)に立候補し、初当選。

若い世代の意見を反映できるまちづくりを目指し活動中。

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