市議会議員の平均年齢についてまとめた、かとう裕太新聞第3号が完成しました!

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かとう裕太新聞第3号が完成しました!

今回は市議会議員の平均年齢についてまとめてみました。

前回までのかとう裕太新聞はこちらからご覧ください。

かとう裕太新聞 第1号

かとう裕太新聞 第2号

かとう裕太新聞 第4号

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全国的に地方議会議員の平均年齢は60歳を超えているのですが、香取市議会では特に高く、平均年齢が68.18歳となっています。

もちろん、年齢ですべてを判断するわけではありませんが、今の香取市議会には20代、30代の議員だけでなく、40代の議員もひとりもいないという状況になっています。

若い世代の意見が本当に市議会に、そして香取市の行政に届いているのか、不安に思ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

また、先輩世代の後継者がいないという状況も、香取市の未来を考えた際に、大きな問題となります。

 

いつものように画像と本文を掲載しますので、お読みいただけましたら幸いです。

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0.この討議資料の目的

この討議資料は、普段なかなか情報が入ってこない地方の行政や地方議会について、興味を持っていただくきっかけとなればいいなと思って作っています。
わからないこと、難しいと思うことがありましたら、お気軽に聞いていただければ幸いです。

1.全国の地方議会議員の平均年齢

全国に32,000人以上いる都道府県議会や市議会、町村議会の地方議会議員ですが、ここでも高齢化が進んでいる傾向にあるようです。

全国の地方議会議員の平均年齢は、総務省資料にある平成28年度の調査によると、60.16歳となっています。人口の多い政令指定都市では平均54.91歳と若い傾向にありますが、人口の少ない自治体の議会だと63歳くらいが平均になっているようです。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000536848.pdf

2.平均年齢の低い地方議会

地方議会議員の平均年齢が60.16歳となっている中、全国には議員の平均年齢が低い地方議会もあります。

2015年の毎日新聞の調査では、神奈川県の逗子市議会が平均47.44歳で、全国で最も平均年齢の低い議会となっていたようです。

自治はどこへ:【若手議会】首都圏ばかり トップの神奈川・逗子市議会、タブレット駆使 | 毎日新聞
若い議員が多いほど政策条例の制定に積極的で議会が活性化していることが、毎日新聞の全国調査で明確になった。平均年齢が低い議会のトップ10は神奈川県逗子市議会の47・4歳を筆頭に、11自治体のうち8自治体が首都圏に集中。逆に高い議会のトップ10はすべて町村議会で、人口減の著しい北海道や四国の自治体が並

逗子市議会では議会が主導して議会の資料のペーパーレス化が行われ議員も市長も、市の職員もタブレット端末を持って議会に臨んでいます。初めは市側が導入に慎重だったようですが、手間が省け、資源も無駄にせず、節約でき、資料のやりとりに費やしていた時間を議論に割ける、ということで導入後年間20万枚の紙の資料を削減できたということです。

こういった改革を市議会主導でできたのも、議会に若い議員が多かったことが関係しているように思えます。

 

3.平均年齢の高い地方議会

それとは反対に、2015年の調査で議員平均年齢が一番高かった議会は、北海道の上ノ国町議会で、平均72歳となっていました。上ノ国町議会が特別高いわけでもなく、上位100くらいの議会が平均66歳以上でずっと並んでいます。

全体的に平均年齢が高いのは人口の少ない町村議会が多く、こういったところでは、いつも同じような方々が議員をやっていて、議員のなり手が少なく、後継者不足に悩まされているのではないかと推察されます。

 

4.香取市議会の平均年齢は?

身近なところで香取市議会議員の平均年齢を計算したところ、平成30年10月1日時点で平均68.18歳となっていました。市議会としては全国でもトップクラスの平均年齢の高さです。

香取市議会議員の年齢を調べていて驚いたのですが、香取市議会には20代、30代の議員がいないうえに、40代の議員もひとりもいないという状況になっており、近隣ではあまり見ない年齢構成の議会になってしまっています。

議員の誕生日までは調べられなかったので正確ではないかもしれませんが、成田市議会は平均59.77歳、佐倉市議会は平均60.29歳、銚子市議会では平均61.58歳、となっているのを見ると、香取市議会の平均年齢の高さが際立ってしまいます。

 

自治体等平均年齢
香取市68.18
成田市59.77
銚子市61.58
旭市63.25
佐倉市60.29
全国平均(H28)60.16
人口3万超え10万以下(H28)60.57

 

5.市議会はその役割を果たせるか

市議会は、市民と行政の間をつないで、市民の意見を行政に反映するという役割を担っていかなければなりません。もちろん、年齢だけですべて判断するつもりは全くありませんが、現在の香取市議会の年齢構成を見たときに、若い世代の声や意見が本当に香取市議会やその先の行政に届いているのか、反映されているのか、不安に思う方も少なくないのではないでしょうか。

議会が役割を果たせているのか、住民であるわたしたちがしっかりとチェックしていく必要があります。

香取市議会の傍聴やインターネット中継での視聴もできますので、是非チェックをしていただきたいと思います。

香取市議会議員 かとう裕太

1987年香取市佐原生まれ。

水郷保育所、佐原小、佐原中、八千代松陰高校(野球部)、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、石油元売会社入社。
退社後、佐原駅前の加藤瓦店。

京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。
加藤裕太行政書士事務所代表。
宅地建物取引士・基本情報技術者・国内旅行業務取扱管理者。

2012年、香取市総合計画(後期基本計画)審議会委員として香取市のグランドデザインづくりにかかわる。

佐原青年会議所での活動や行政書士の仕事を通じて、行政に若い世代の声を届ける必要性を痛感。

2018年12月の香取市議会議員選挙に立候補。
1930票をいただき、初当選。
2022年12月の香取市議会議員選挙では歴代最多の2411票で当選。
香取市議会議員(2期)。

若い世代の意見を反映できるまちづくりを目指し活動中。

成田国際空港対策特別委員会委員長・総務政策常任委員会副委員長。

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