かとう裕太新聞第27号令和5年12月香取市議会定例会報告号が完成しました 2月4日に折込予定

かとう裕太新聞第27号令和5年12月香取市議会定例会報告号 かとう裕太

みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。

 

かとう裕太新聞第27号令和5年12月香取市議会定例会報告号が完成しました。

 

かとう裕太新聞第27号では、12月定例会で審議されたことや、これからのこと、かとう裕太の一般質問などをまとめています。

 

かとう裕太新聞では一般質問の一部をご紹介していますが、一般質問の全文はブログの記事で公開していますので、ご覧ください。

かとう裕太の一般質問全文 令和5年12月香取市議会定例会−子育て支援・スマート農業・コンパス
2023年12月7日、令和5年12月香取市議会定例会において、かとう裕太は全体の8番目で登壇して一般質問を行いました。 今回は、子育て支援、スマート農業、コンパスについて伺いました。 いつものように、かとう裕太の一般質問の全文を掲載いたします。

 

かとう裕太新聞第27号令和5年12月香取市議会定例会報告号

 

かとう裕太新聞第27号令和5年12月香取市議会定例会報告号 かとう裕太新聞第27号令和5年12月香取市議会定例会報告号2

 

 

かとう裕太新聞第27号も、いつも通り香取市内全域に新聞折込される予定ですので、お手にとっていただければ幸いです。

 

新聞を購読されていらっしゃらない方は、ご連絡いただければ、お届けにあがります。

 

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かとう裕太新聞バックナンバー
かとう裕太新聞のバックナンバーはこちらからお読みいただけます。香取市議会議員のかとう裕太が政治や政策についてできる限りわかりやすくまとめてみた新聞です。佐原駅、大戸駅、香取駅、水郷駅、小見川駅、十二橋駅など、香取市内でお配りしています。

 

 

かとう裕太新聞27号令和5年12月定例会議会報告

令和5年12月香取市議会定例会が11月28日から12月15日までの日程で開催されました。

 

12月議会では、14件の議案、1件の発議案について審議されました。

 

かとう裕太は前定例会に引き続き、本会議場で12月7日に一般質問を行いました。

 

また、総務政策常任委員会に副委員長として出席し、質疑を行うほか、11月28日には市長に対して、香取市地域公共交通計画に対する申入れを行いました。

 

その他、生活経済建設常任委員会を傍聴し、議案の詳細や事業の把握に努めました。

 

今回のかとう裕太新聞では、12月定例会の報告をいたします。本年もよろしくお願いいたします。

 

物価高騰対策や各事業実施のための補正予算成立

国の交付金を活用した住民税非課税世帯等に1世帯あたり7万円の物価高騰対応重点支援給付金支給事業等、総額10億4,519万1千円を追加する補正予算成立で補正後の予算は385億3,932万5千円となりました。

 

その他の歳出の内容は、国の交付金を活用した交通事業者への支援金、業務効率化・高度化のための生成AIの導入、高齢者通院タクシー事業の利用者増加への対応、介護及び障害福祉サービス事業所の経営安定のための支援金、公園の遊具の修繕や撤去、橘ふれあい公園の地盤沈下対応、わらびが丘小学校の排水対策、千葉県誕生150周年記念のアートイベントの準備経費、ふるさと納税基金への積立などの事業のための補正となります。

 

引き続き財政の効率化を求めて参ります。

 

市長へ香取市地域公共交通計画に対する申入れ

11月28日、かとう裕太が副委員長を務める総務政策常任委員会から市長に対し香取市地域公共交通計画に対する申入れを行いました。

 

今回も申入れ案の起草や取りまとめなど、重要な役割を任せていただきました。

 

内容としては、委員会としても京都府京丹後市や兵庫県養父市への行政視察で学んできたライドシェアの導入や、現状の公共交通の抜本的な見直しと利用者への丁寧な対応、ドライバー確保策の実施、香取市デマンド交通(乗合タクシー)の全市展開、AIを活用したオンデマンド交通導入、移動困難解決のために活動するボランティア支援、MaaSや自動運転の活用などを申し入れました。

 

真に市民のためになる公共交通の実現のための施策を、積極的に行っていただきたいです。

 

12月議会で決まったこと・これからのこと

香取市の業務にChatGPT導入

一般質問で提案した生成AI導入について、業務効率化等のためChatGPTが導入されます。文書の草案作成や要約、アイディア出し等に活用される予定です。

 

市役所・支所の改修・修繕工事

本庁舎空調設備や小見川市民センターの空調や非常用電源等の改修・修繕が行われます。

 

マイナンバーカードがさらに便利に

自ら市役所窓口で印鑑登録証明の申請をする際に、マイナンバーカードを提示することで印鑑登録証の添付を省略できるようになります。

 

出産等に係る被保険者の国保税減額

国民健康保険の被保険者で出産等に係る方は、被保険者所得割額と被保険者均等割額が減額されます。

キャッシュレス決済で最大30%還元

市内対象店舗で対象キャッシュレス決済を利用した方に最大30%ポイントが還元されます(第2弾)。期間は2月1日から2月29日ですが、還元額が上限に達した場合は終了となります。

auPay、d払い、PayPay、楽天Edyが対象です。

 

竟成小学校に放課後児童クラブ開設

竟成小学校内に新たに放課後児童クラブが開設されます。

 

市営住宅入居時の連帯保証人が不要に

公営住宅の設置目的を踏まえ不要となります。

 

県誕生150周年記念アートイベント

千葉県誕生150周年記念として、市の文化・芸術に親しむ機会を提供し、市の魅力を市内外に発信するため、重要伝統的建造物群保存地区を中心としたアートイベントが計画中です。

 

 

Topics

千葉日報ふるさと重大ニュース選出

2023年12月24日の千葉日報さんの中の、香取市の2023ふるさと重大ニュースとして、香取市地元のもので乾杯を推進する条例の制定と、一般質問で提案した、香取市オリジナル婚姻届の配布等が取り上げられました。

 

乾杯条例は、「香取市の産業をなんとか盛り上げたい」という思いで、かとう裕太が提出者、会派香取の未来の成毛議員、藤木議員、井上議員が賛成者として議員提案し、全会一致で可決・制定された条例です。

条例制定を受け、個人的にもいろいろな場面でお知らせをしていますし、市も広報香取や、インスタグラムの「#香取に乾杯」キャンペーンを行ってくれましたので、少しずつ認知され始めているのかなと、思います。

 

1期目の4年間の経験から、議会からのアプローチで地域を活性化していこう、という動きはこれまで多くなかったように感じますので、乾杯条例が契機となって、議会からの政策提言が活発化するよう、継続して取り組みを行うとともに、引き続き一般質問等で積極的に提案や提言を行って参ります。

 

かとう裕太の一般質問・意見

1.子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちづくり

結婚新生活支援事業

この事業は、夫婦ともに39歳以下の新婚世帯へ住居費の一部を補助する事業で、香取市でも以前実施しており、平成29年度で一度廃止になりましたが、現在改めて事業が行われています。

 

Q1.以前の事業と変わったところは?

A1.所得要件が世帯の所得金額で340万円未満から500万円未満へ変更となり、補助金額の上限が、1世帯当たり24万円から夫婦ともに39歳以下の場合には30万円、夫婦ともに29歳以下の場合には、60万円へ増額となった。

 

Q2.現在の実績は?

A2.11月末現在、交付申請件数は3件。制度に対する問合せや相談が7件あるので、今後も申請件数は、増えるものと予想している。

 

不妊治療費助成

2022年4月から不妊治療の保険適用の範囲が拡大されました。これにより、これまでの助成事業が廃止されているところも多いと思います。

しかし、場合によっては保険適用外の検査や治療を受けるケースもありますし、保険適用の範囲が拡大されても、状況によってはかえって負担が大きくなるケースもあるようです。そういったケースに対応するために、可能な限り助成を継続していくことは重要なことだと考えますし、現在の所得制限等要件見直しも必要だと考えます。

 

Q3.香取市独自の助成の現状は?

A3.千葉県は令和5年9月30日をもって、千葉県特定不妊治療費助成事業を終了した。

香取市では、不妊治療を受けている夫婦の経済的負担軽減を図ることを目的に、現在まで不妊治療に係る保険診療適用外の検査及び治療費について、自己負担の7割相当額分、年間30万円を限度額として2年間を助成している。

 

Q4.所得制限の現状は?

A4.夫婦の前年所得の合計額が450万円未満。

 

佐原グレイスこども園

佐原グレイスこども園の新しい園舎が2023年10月30日にオープンしました。新しくきれいな設備が整備され、園児のみなさんも通えるのが楽しみだったと思います。園児のみなさんや保護者のみなさんがスムーズにこども園に馴染めるように、配慮が必要なところもあると思います。

 

Q5.開園直後の園児や保護者の反応は?

A5.新園舎は、園児の安全面や保育の質向上に配慮した設備となっており、毎日通うのが楽しみだという保護者・園児の声を聞いている。

 

Q6.開園直後にトラブルなどはなかったのか?

A6.敷地出入口付近で保護者の送迎車と歩行者のすれ違いが危険、とのご意見があった。現在は登降園時間帯に職員を配置し、安全確保を図っている。その他トラブル等は聞いていない。

 

Q7.来年度の園児募集について、応募状況は?

A7.11月30日時点、在園児童で継続入所を希望する児童106名、新規入所希望児童47名、他園からの異動希望児童9名となっている。

 

2.スマート農業の活用

これまでの取り組みとこれからの展開

人手不足が深刻化する中、スマート農業推進によって、省力化、人手確保、負担軽減を進めていく必要があります。スマート農業の活用場面としては、作業自動化や農業技術等の情報共有簡易化、データ活用による農業経営高度化などがあります。活用を進めていくためには、思い切った補助政策の実施も必要だと考えます。

 

Q8.どのような場面で活用できると分析するか?

A8.さつまいも農場での実演会では、つる切りの作業時間を54%削減できるものや、収穫量をデータ化するもの等が実証成果として報告された。

 

また、香取市は、水田面積7,730haで、県の10%以上を占める穀倉地帯のため、農地を集約しやすい大規模稲作農家が、自動水管理システムや自動運転のスマート農業機械導入により、作業負担軽減や生産性向上が図れると考える。

 

Q9.スマート農業導入への課題は?

A9.スマート農業に取り組む農業者は徐々に増加しているが、スマート農業技術の導入効果についてはメーカーや大学が圃場で行った実証実験を検証している段階であり、導入コスト低減やスマート農業機械を十分に使いこなすノウハウ習得等の課題にも、対応していく必要がある。

 

Q10.補助やサポート、環境整備への市の考えは?

A10.農業者が導入効果や必要なコストについて、十分な情報を得られる環境づくりが重要。今後は、農業者が自らの経営に合ったスマート農業を導入できるよう、関連技術等の情報発信をするとともに、農業普及員の指導のもと国・県と連携しながら、スマート農業機械・圃場整備などの総合的な支援をすることが重要と考える。

 

3.みんなの賑わい交流拠点コンパス

オープンからの利用状況

コンパスは2022年12月25日のオープンから、1年を迎えます。これまでの運営を振り返ります。

 

Q10.来館者数の推移は?

A10.本年10月末まで約10か月間の合計来館者数は約48万6千人で、月平均は約4万8千人。毎月大変多くの方に施設へ足を運んで頂いた。最多の月は佐原の大祭秋祭り期間を含む10月の7万1,055人。最少月は1月の3万9,442人。

 

Q11.貸出施設の利用者登録数は?

A11.10月末時点で団体が382団体、個人180人。

 

Q12.公民館の時と利用者や団体に変化は?

A13.コロナ禍前の平成27年度から29年度の旧佐原中央公民館の月平均利用者数は約5,800人、団体数は約290団体であるのに対し、コンパス貸出施設の月平均利用者数は約7,800人、団体数は約440団体となっており、個人、団体数ともに増加している。変化の特徴としては、学生の学習利用や民間企業の利活用が多く見られる。

 

Q13.図書館の図書の貸出冊数や貸出人数は?

A12.本年1月から8月までは貸出冊数が月平均10,000冊前後、貸出者数が2,600人前後で推移。9月は台風に伴う落雷の影響で、図書館システムに障害が発生したこと、10月は蔵書点検のための休館があり開館日数が少なかったことなどにより、やや減少。昨年との比較では、昨年4月から10月までの平均貸出冊数が約7,800冊、同貸出者数が約2,300人に対し、令和5年同時期の貸出冊数が月平均約9,800冊、同貸出者数は約2,600人とそれぞれ約8%程度、増加した。

 

Q14.利用状況や意見を受けて今後の運営は?

A14.ご意見・ご要望を真摯に受け止め、施設運営に反映できるよう、市としても定期的なモニタリング等を通じ、指定管理者に対し随時適切な対応を求めるとともに、市民や地域にとって利用しやすい施設となるよう努める。

 

かとう裕太の意見

色々な角度から子ども政策の充実を

以前の一般質問で再開を要望した結婚新生活支援事業については、対象範囲拡大と補助金額の増額というかたちで再開されました。

 

調査では、理想のこども数を持たない理由として、子育てや教育にお金がかかりすぎるから、という理由の割合が大きくなっています。

 

本事業のような支援策を継続して行っていただくことを求めます。

 

不妊治療費助成については、これまで、保険適用の範囲が拡大されてからも市独自の助成を継続していただくよう要望して参りました。

 

保険適用の範囲が拡大されたことを受けて助成事業を終了する自治体もある中、香取市では独自の助成事業が継続されています。ただ、助成を受けるための要件が時勢に即していないところもあるので、要件の見直しを行いながら、不妊治療を受ける機会が確保できるよう、事業を継続していただきたいと考えます。

 

佐原グレイスこども園について、今回は民設民営ということで、市直営に比べると市の負担はかなり小さいということになります。

 

その分、利用者のみなさんが受けられるサービスを向上できるように事業者さんと協力していっていただくとともに、佐原グレイスこども園だけでなく、市営・民営も全て含めて市全域の、お子さん方や子育て世代のみなさんが利用される施設等へのサポートをさらに充実させていただきたいと思います。

 

子どもに関する施策については、何か1つだけ行えばいい、ということはないと考えますので、いろいろな施策を思い切って行っていっていただき、香取市は子どもを産みやすく、育てやすく、暮らしやすいまちだなとたくさんの方々に思ってもらえるようにしていただきたいと思います。

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