みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。
かとう裕太の4年間の取り組みをまとめた、かとう裕太新聞第22号が完成しました。
安心安全なまちづくりのための災害対策の強化や、かとう裕太新聞・ブログ・SNSでの情報発信、新型コロナウイルス感染症対策やキャッシュレス決済の導入など、4年間で取り組んできたこと、実現できたことなどをまとめています。
かとう裕太新聞第22号は、香取市内の駅などでお配りする予定ですが、お電話をいただけましたら、お届けにあがります。
かとう裕太新聞第22号 かとう裕太の4年間の取り組み振り返り
2018年、香取市議会議員選挙に初当選させていただいてから、約4年が経過いたしました。
この4年間、最年少議員として、すべての議会で一般質問に立って参りました。
防災・災害対策の強化や、行財政改革、子育て支援・教育、新型コロナ対策などを中心に、議会で最多となる500以上の質問や要望、提案などを投げかけ、実現につなげてきました。
議会や市政の状況を報告するため市内全域に定期的に配布している、『かとう裕太新聞』の総発行部数は、470,000部を超えました。
また、かとう裕太の公式ブログの記事数は980、SNS投稿数は7,000を数え、市内外のたくさんの方々にご覧いただいています。
今回は、かとう裕太の4年間の取り組み等を振り返り、ご報告いたします。
安心安全なまちづくりのため災害対策を強化
「いくら他の施策を頑張っても、安心・安全が確保されていなければ、人々は集まってこない」と考え、安心安全なまちづくりのために災害対策や防災・減災に力を入れてきました。
一般質問では災害対策や防災・減災に関する質問が93問と最も多くなっています。
特に、香取市からの災害・防災情報の発信の強化や、停電対策として非常用電源の整備、避難所の環境整備など、多くの施策を提案し、実現につながりました。
2018年に任期をいただいてからすぐに災害対策の強化の必要性を訴え、2019年には令和元年の台風15号・19号や大雨災害の経験からさらに具体的な対策を提案して参りました。
今後も市民のみなさんの安心安全のために必要な施策の提案を継続します。
災害・防災情報発信の強化
香取市防災情報twitter開設
・令和元年の台風災害の際、香取市でもSNS等で不確実な情報が流れた。
・災害時に香取市からの正確な情報を迅速に届けるために、twitterアカウント運用の必要性を訴え、開設につながった。
停電対策の推進
非常用電源の整備が進む
・台風災害での停電の長期化の経験から、非常用電源の整備の必要性を主張。
・発電機の整備や非常用電源にもなるハイブリッド車の導入、発電機や太陽光パネルのリースを要請できる災害協定の締結などが実現。
避難所の環境整備
安心・安全な避難所の整備
・避難所の環境改善を要望。
・女性専用スペースの確保や、感染症対策が実施された避難所の整備、ペットと同行避難できる場所の確保、避難所収容人数の拡大等の施策が進んだ。
かとう裕太新聞やブログ・SNSでの情報発信
これまで香取市議会や市政の情報を得られる媒体としては、市のホームページや広報かとり、市議会だより等があったと思います。
しかし、各議員からの情報発信については、市政報告の配布等はあったと思いますが、私が見ていた限りではインターネット上にはほとんど市議会議員の情報がない、という状態でした。
その状況を変える必要があると思い、議会ごとに毎回かとう裕太新聞議会報告号を香取市内全域に配布するとともに、ブログやSNSでの情報発信を4年間継続して参りました。
台風災害の際には災害情報や避難情報、支援情報、停電情報を発信し、コロナ禍では毎日感染者数や感染症対策の情報の発信を継続しており、今後も情報発信を継続いたします。
かとう裕太新聞の発行
総発行部数470,000部以上
・4年間で、かとう裕太新聞を現時点で22号まで発行。
・総発行部数は470,000部を超えた。
・議会報告は毎議会終了後香取市内全域に新聞折込。
・市内の全ての駅に立って、かとう裕太新聞を配布。
SNS7,000・ブログ980投稿
ネットを活用した情報発信
・これまで香取市ではほとんどの議員が活用してこなかった、インターネットを活用して香取市や議会、市政について情報発信を継続。
・SNSの投稿数は延べ7,000以上、公式ブログでは980以上の投稿を行っている。
災害情報・防災情報の発信
安心・安全のための情報提供
・令和元年の台風の際、台風情報や被害状況、被災された方々に役立つ情報をまとめて発信。
・避難勧告発令時、避難情報や利根川の水位、避難所の情報などを、深夜に避難勧告が解除されるまで発信した。
新型コロナ関連情報の発信
感染状況や対策情報を発信
・毎日感染者数等の情報をブログやSNSで発信するとともに、感染症対策の情報などをお知らせ中。
・国や千葉県、香取市からの各種支援策や申請手続きの情報などもまとめて発信。
テイクアウトメニューのまとめ
飲食店の情報をまとめて紹介
・佐原商工会議所さん、佐原商工会議所青年部さんが(株)NIPPONIA SAWARAさんの協力の元作成した、佐原周辺テイクアウトマップの店舗情報やテイクアウトメニューをまとめ、外出自粛中の多くの方々にご活用いただいた。
新型コロナ対策の要望書をまとめ、香取市に提出
新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、緊急事態宣言下だった2020年4月30日に、新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書をまとめあげ、会派を超えてご賛同いただき、香取市議会議員有志15名の連名で香取市に対して提出いたしました。
要望書の内容としては、
・感染症に関する情報公開の強化
・差別や人権侵害を発生させないための配慮
・医療機関への支援
・生活困窮者への支援
・飲食店をはじめとする中小企業への支援
・お子さん方のケアや子育て世代への支援
・市税等の納税の猶予
・市役所や支所での感染症対策の徹底
・来庁せずに手続きを進められるようにすること
・災害時避難所での感染症対策の実施
などを求め、その多くが実施されました。
中小企業への支援策
香取市独自の支援策が実施
・新型コロナウイルス感染症の影響で売上が大きく減少した市内の飲食・宿泊事業者をはじめとする中小企業へ最大30万円の支援金の給付。
・消費活性化のため、30%のプレミアム付き商品券発行事業が実施。
子育て世代への支援策
応援給付金が支給
・感染症の影響で負担が増えていた子育て世代に対し、子ども1人につき最大2万円の支給、妊産婦1人につき2万円の支給と不織布マスクの配布、ひとり親家庭に児童1人につき3万円の応援給付金が支給された。
避難所等の感染症対策
感染症対策に必要な物資購入
・新型コロナウイルス感染症の感染拡大時に災害が発生した場合に備えて、避難所へパーティション(間仕切り)や簡易ベッド、非接触型体温計などが購入された。
・公共施設の感染症対策物資の購入を実施。
市役所や市内でのキャッシュレス決済の導入・推進
香取市の市役所や支所の窓口での手数料の支払いに、キャッシュレス決済を導入することを提案し、2022年3月1日より導入されました。
市税のキャッシュレス決済での納付については、クレジットカードのみ対応していましたが、決済方法の拡大を要望し、スマートフォンのアプリから手続きができ、手数料がかからずに市税が納付できる決済方法が導入されました。
また、市内でのキャッシュレス決済普及について、キャッシュレス決済を導入する飲食店や店舗をはじめとする企業に対する支援を要望していました。
その後、感染症対策の必要性も高まったこともあって、キャッシュレス決済を前提とした販売促進キャンペーン実施に対する補助金が実施されました。
キャッシュレス決済の導入
市役所・支所の窓口が便利に
・一般質問で市役所や支所の窓口でのキャッシュレス決済の必要性を訴え、導入を要望。
・証明書の発行手数料について、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済が利用可能に。
市税のキャッシュレス決済
市税の便利な納付方法が拡大
・当時、市税納付の際のキャッシュレス決済は、当時クレジットカードのみ対応で決済手数料がかかってしまう状況。
・決済方法の拡大を求め、現在ではLINE Payや、PayPay、PayBから手数料がかからず納付可能となっている。
キャッシュレス決済の推進
販売促進キャンペーンに補助金
・市内でのキャッシュレス決済の普及促進について支援を要望。
・その後、感染症対策で接触機会の低減が求められるようになり、キャッシュレス決済を前提とした販売促進キャンペーンへの補助が実施された。
その他様々な課題への取り組み
これまで16回全ての定例会で行った、一般質問に加え、常任委員会や特別委員会での質疑や提案、要望等の他、議会の内外での活動によって、様々な課題に取り組んで参りました。
一部をご紹介すると、香取市議会の会議での電子機器利用ルールの策定、移住・定住施策の推進、企業版ふるさと納税の活用や証明書のコンビニ交付の充実、給食費の無償化や、学校の教育環境の充実、香取おみがわ医療センター附属看護専門学校の閉校ストップや、新型コロナワクチンの接種情報の公開などに取り組んで参りました。
今後も香取市が住みやすいまちになるような施策の実現に向けて、提案や要望を継続して参ります。
企業版ふるさと納税の活用
市外の企業との関係構築
・市外の企業からの寄附により、企業との関係構築と新たな財源の確保にもつながる、企業版ふるさと納税の活用について一般質問で提案。
・令和3年度に7件、令和4年度に4件の寄附を受けた。
移住・定住施策の推進
テレワーク等移住者に奨励金
・感染症の影響でテレワークが普及し、地方への移住に関心が高まっていたことから、テレワーク支援や移住定住支援を一般質問で要望。
・単身5万円、2人以上の世帯で10万円のテレワーク活用移住者奨励金が実現した。
会議での電子機器利用
デジタル化へ向けて議論
・これまで市議会では電子機器の利用はほとんどなかったため、利用のルールさえない状態。
・かとう裕太がタブレット端末等を継続的に利用していることから、議会でも電子機器の利用のルールが策定された。
コロナワクチンの情報公開
接種率等の情報公開が進む
・新型コロナワクチン接種率等のデータも含め、行政が持つデータ活用の提案を継続。
・定期的にワクチンの接種実績等の情報を香取市ホームページやtwitterで公開する体制ができ、情報公開が進んだ。
看護専門学校の閉校撤回
委員会の議論等を経て存続へ
・閉校方針が示された香取おみがわ医療センター附属看護専門学校について、あり方を検討するため議会で設置した特別委員会の副委員長として、事項の調整や議論の方向づけにあたり、最終的に閉校方針は撤回された。
教育環境の充実
GIGAスクール構想の体制整備
・1人1台端末とネットワーク整備を基礎とするGIGAスクール構想の早期の体制整備を求め、児童生徒や教員のみなさんの負担軽減や教育環境の充実について提案。
・オンライン授業や端末持ち帰りによる学習が進む。
給食費の無償化
一部無償化が実現
・子育てしやすいまちの実現と、移住・定住促進の観点等から、給食費をはじめとする、子育てにかかる負担軽減策の実施を求めた。
・給食費について、中学3年生、小学6年生、第3子以降の給食費無償化が決定。
証明書のコンビニ交付の充実
戸籍関連証明書も対応予定
・各種証明書がコンビニのコピー機で簡単に取得できるコンビニ交付について、香取市では対応していなかった戸籍関連の証明書の交付への対応を要望。
・現在対応が進められ、今後取得できるようになる予定。
地域おこし協力隊の活用推進
香取市の魅力を隊員目線でPR
・都市地域から香取市に住民票を異動し、地域おこしや地域協力活動を行いながら地域への定住・定着を図る地域おこし協力隊の積極的な活用を提案。
・観光振興、移住・定住、農業分野で6人の隊員が活躍。