議会改革特別委員会が開催 児童及び乳幼児が議会の傍聴席に入れない規則は削除すべきと指摘

全国若手議員の会30周年記念式典202408052 かとう裕太

みなさんこんばんは。香取市議会議員の、かとう裕太です。

 

2024年9月24日、議会改革特別委員会が開催されました。

 

今後の議会改革の方向性などが話し合われました。

 

かとう裕太は今後改善を検討すべき点として、これまでも多数項目を提案してきましたが、今回は、児童及び乳幼児は、議会の傍聴席に入ることができない(ただし、議長の許可を得た場合は、この限りでない。)という香取市議会傍聴規則の規定について見直すべきだと提言いたしました。

 

全国のいろいろな議会の事例を学んでいると、方向性としては子育て世代にも議会や政治に参加してもらおう、興味を持ってもらおう、という方向で動いているのは間違いないのではないかと考えます。

 

先日視察させていただいた新しくなった千葉市議会さんでは、お子さんと一緒に議会を傍聴される方のために、個室の傍聴室を設け、ベビーベッドも置かれており、幅広い方々に議会を傍聴していただける環境を整えよう、という姿勢がよく伝わってきました。

全国若手議員の会30周年記念式典202408052

 

その一方で、香取市議会のように児童及び乳幼児は議会の傍聴席に入ることができない(ただし、議長の許可を得た場合は、この限りでない。)という規定を目の当たりにすると、子育て世代の方が議会を傍聴するのを躊躇することにもつながりかねませんし、そもそもお子さん方の傍聴をする権利を侵害しかねない規定であるとも考えられます。

 

この規定は、全国市議会議長会等の標準傍聴規則等をもとに規則を制定したため残っているものだと推察いたしますし、実際にお子さんと一緒に傍聴にお越しになった際には議長が許可を出さないことはないのだと思いますが、こういった規定が議会に残っているままで、いくら子育てに力を入れているまちなんだとアピールしても、説得力がないのではないかと考えます。

 

議会での決め事を変えるには適正な手続きを経る必要がありますので、少し時間はかかりますが、この規定を1日でも早く削除できるよう、議論を進めて参ります。

香取市議会議員 かとう裕太

1987年香取市佐原生まれ。

水郷保育所、佐原小、佐原中、八千代松陰高校(野球部)、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、石油元売会社入社。
退社後、佐原駅前の加藤瓦店。

京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。
加藤裕太行政書士事務所代表。
宅地建物取引士・基本情報技術者・国内旅行業務取扱管理者。

2012年、香取市総合計画(後期基本計画)審議会委員として香取市のグランドデザインづくりにかかわる。

佐原青年会議所での活動や行政書士の仕事を通じて、行政に若い世代の声を届ける必要性を痛感。

2018年12月の香取市議会議員選挙に立候補。
1930票をいただき、初当選。
2022年12月の香取市議会議員選挙では歴代最多の2411票で当選。
香取市議会議員(2期)。

若い世代の意見を反映できるまちづくりを目指し活動中。

成田国際空港対策特別委員会委員長・総務政策常任委員会副委員長。

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